いよいよ引きこもりです。
ご無沙汰しております。ルビーです。
ちょっとブログから離れている間に世の中が大きく変わっていました。
ここインドでも昨日は試験的に1日外出禁止令が出て、そのまま勢いで3月末まで外出禁止!というなんとも豪快な措置がとられています。
幸い食品とか生活必需品の買い物には行けるのでなんとかなりそうです。
我が家もだいぶ日本食の在庫が乏しくなってきたので、インド食を増やしていく予定です。
といってもそんなにインド料理は作れないので役に立つのがレトルトカレー。
日本へお土産に持って行ったりするものの、なかなか自分では食べる機会がなかったのですが、これを機に試してみるとかなりイケます!
ITCのKitchens of Indiaのものがスパイスの香りが効いていて美味しいです。冷凍パラタもフライパンで焼くだけなので手軽で助かります。
特に右上のチキンチェティナードは黒胡椒の粒がこれでもかと入っていて、かなり攻めた味で好きです^^
さて外出ができない。
こんな時みなさんはどう過ごしているのでしょうか。
私は黒豆を煮てみました。
なぜか無性に黒豆が食べなくなり、時間がある今だからこそ10時間近くかけて、コトコト作ってみました。
豆は日本のものでしたが、インドの豆で作るなら黒大豆が良いみたいです。
一瞬失敗したかと思いきや、時間が経つと味も馴染んで美味しくなりました。かなり遅れてきた束の間の日本のお正月気分を楽しんでいます。
次は納豆作りにチャレンジする予定です。
ここまで強制的に外出禁止!と言われると、こちらとしても諦めがつくのでむしろ良いです(笑)
普段できないことを小っちゃくチャレンジしていきたいと思います。
交通量が少ないせいか、空気がキレイで遠くまで見渡せます。
しかし今年の初めにはこんなことになるなんて想像もしていなかった… まるでパニック映画を見ているようです。
こんなに穏やかなのに地上の人間たちだけがこんなに大騒ぎしているなんて、もしかしたら全て幻想だったりして…と考えたくもなります。
とりあえずインドに居られる1日を無駄にしないよう大事に生きていきたいと思います。
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ハイデラバード ビリヤニ天国!
ハイデラバードに行ったら必ず行きたいお店があった。
それが、ビリヤニの聖地で圧倒的な人気を誇るこの老舗
以前主人が出張のお土産で買ってきたビリヤニが美味しかったのでいつか本場で食べてみたかったのだ。
ハイデラバードだけでも17店舗ある。
宿泊したホテルの横にもあったのでそちらに行ってみると、お客さんが順番待ちをするほどの盛況ぶり。本当に人気なんだなぁ。
来た来た!すごい量!
やっぱりおいしい!!勢いよく食べ進める。
が、半分程度でヒーヒー言ってギブアップ。
辛い。
始めはそれほどでもないのだが、だんだんとボディーブローのように効いてきて、
もうラッシーしか口が受け付けない…
当方辛い物には結構自信があったのだが完全にお手上げだ。
地元の方々は余裕の様子。子供でさえ美味しそうに食べている。
それにしてもさすがハイデラバードは街の至るとこにビリヤニ屋があった。次回は他のお店も試してみたいと思う。
さて、ハイデラバードで行きたいところと言えばもう一つ。
チャールミナール
「4つの塔」という名の通り、4本の塔があるとても美しい建築だ。
そしてその周りのマーケットがまた面白い。
活気があって生活臭に溢れている。
チャールミナールのすぐそばにあるメッカ・マスジットも大変美しい。
ハイデラバードのように「~バード」とつくのはイスラム教徒がつくった街に多い。
ここも狭い地域にモスクが立ち並び、時々聞こえるアザーンにイスラムを強く感じた。
実は今回ハイデラバードは予定して訪れたわけではなかった。
デリー発の便が濃霧のため3時間遅れて、ハイデラバードからの乗継便(ハンピ往き)に間に合わなかったのだ。
それぞれ違う航空会社を使用したため保証は一切受けられず、泣く泣く2便目のチケットを買い直すことに。さらにハンピに行く便は1日1便しかないので次の日まで待たなくてはいけない。
というわけでやむなくハイデラバードに滞在することになったのだが、これが意外と良かった。
気になっていたお店にも行けたし、チャールミナールのような下町と、IT都市と謳われる近代的な都市部とのギャップも見ることができた。
しかし飛行機に乗り遅れるなんて体験はもうしたくない。
冬のインド旅行、濃霧の時期は特に注意です。
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インドのIKEAに行ってみた
2018年8月にインド1号店としてオープンしたハイデラバードにあるIKEAに行ってきました。
久しぶりに見るあのロゴに心が躍る!
オートリキシャを使用したが、入口脇にリキシャやタクシー専用の乗降所がありとてもスムーズに行くことができた。
中に入ると、まさにIKEAだ!本物だ!!
日本と同じように広い店内を歩きながらインテリアを見て、疲れたころに食堂があって、下の階にキッチン雑貨や倉庫があるというスタイル。
インドらしいものと言えば、インド料理でよく使われるテンパリング用のタルカパンやチャパティを焼くフライパンが充実している。籠やリネンなどMade in Indiaの製品も多い。


南部の女性はサリー着用率が高いので、客層が華やかなのが印象的だった。
IKEAという欧米のすっきりしたモダンな空間に、インドのカラフルな伝統的衣装というコントラストがとても興味深い。
そして、インド人のくつろぎっぷりが凄い。
彼らは大抵大家族で、おじいちゃんおばあちゃんから孫にいたるまで大人数でやってきて、一斉にダイニングテーブルを囲んだりソファーでスマホをいじりながら談笑したりするから、そこがもうお店ではなく誰かの家みたいな状況になっている。
ブースを覗くたびに、誰かが住んでいる部屋を見ているような感じで面白かった。
レストランは、お馴染みのミートボールがベジボールやチキンボール(牛肉を食べないため)になっている。パニールやチキンのカレーも。


サモサはなんと1つ10ルピー(約15円)
スパイスは控えめでほっくりした優しい味だった。
このIKEA、出店当初はかなり話題となり、お客さんが殺到して大変だとか、2025年までにインド国内で25店舗に増やす!とか、相当勢いのある様子を見せていた。
しかし実際はムンバイでオンラインショップがオープンしただけで店舗も増えず、噂になることもなく、もうブームは去ってしまったのではないかと勝手に心配していた。
がその心配とは裏腹に、店内はお客さんで溢れかえっていた。
インドの平均収入を考えるとIKEAはかなり高級価格帯なのに、人々が本当に楽しそうに買い物をしている姿を見て、地元の人々からも支持されているのを感じた。
きっとインドもこれからシンプルなデザインが好まれるようになっていくのだろうなぁ
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街の謎スポット チベタン衣料マーケットでお買い物
グルガオンに去年オープンしたばかりのArdee Mall。
の、横にある謎のカラフルなテントに覆われた地区を見たことがあるでしょうか。
私はサーカス小屋みたいだなと思いながらいつも気になっていたので、先日思い切って行ってみました。
看板にはBuddhist Winter Woolen Market とある。
どうやら冬物衣料を売っているようだ。
中に入ると、広場の真ん中に櫓のようなものがあり、まるで盆踊り会場のよう。その周りをぐるりと囲むようにお店が並んでいる。
店員さんたちもみなチベット系なので日本人に近い顔。親近感がわく。
ある店員さんにどこから来たのか聞いてみるとアルナーチャル プラデーシュだという。
まさに本物のチベットだ。
セーターやアウター、毛布等冬物がびっしり。
あまりおしゃれと思えるものは少なかったが、私は暖かいひざ掛けが欲しかったので、ストールを扱うお店をのぞいてみる。
値段はどこも定額制で、割引はきかないけれど十分安い。
ストールは数百ルピーからあるし、刺繍入りの手の込んだものでも1000ルピーちょっとだった。
ラダックでも似たようなお店があったが、こちらの方が買いやすい気がする。
私も1つ買ってみた。
100%ヤクウールの大判ストールがなんと350ルピー(約550円)!!
ヤクと言えば、標高3000m以上のチベットに生息するウシ科の動物で、その毛はカシミアとも並ぶ保温性や軽さが自慢の高級天然繊維ですよ??
こんなに安くて良いのだろうか。
家に帰り、早速その暖かさに驚く。
なんて暖かいんだ!素材そのものが生きて熱を発しているかのようだ。
例えば丸めて太ももの上に置いておくと、その部分だけとっても暖かくて、もう膝の上に猫ちゃんが乗っているような幸せ感。
はぁ…癒される。丸まったストールを撫で続けてしまう。
この子のお陰でもう少し続くインドの冬も暖かく過ごせそうだ。
ちなみにこのマーケットは毎年10月~2月の冬限定で開かれているそう。
15分程度で周りきれるほどの小さめのマーケットではあるが、掘りだしものもあるし
何よりチベットの雰囲気が感じられて楽しい。
外にはチベタンキッチンという食堂があったが、狭くて暗くてローカルすぎたのでちょっと断念。
Chime Yangsan Pemakod Buddhist Winter Woolen Market
定休日なし 9:00~21:00 (Google情報による)
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ナヤーサールムバーラクホー!新年のご挨拶
遅くなりましたが
あけましておめでとうございます!
2020年がスタートしましたが、いかがお過ごしでしょうか。
ここ北インドでは記録的な寒波に襲われました。
今週はだいぶ温かくなりましたが、先週の12月30日は最高気温が9.4℃と、なんと過去119年の観測史上において最も寒い日となりました。(最高気温ベースで)
実際去年の12月は殆ど太陽を見ることができませんでした。冬の日本海のような寒々し曇り空や濃霧が続き、雪でも降るのではないかと思った程です。
そんな極寒の年明けでしたが、大晦日のインドの人々の熱気はなかなかだったと思います。
あちこちで爆音で音楽を掛けながら踊り狂っていました。
マンションの向かいでは花火も!
相変わらず花火の高度が低い…
早いものでこのブログも3年目を迎えます。
私のインド生活も佳境に入りますが、まだまだやりたいことがたくさんあります。急ピッチで進めなくては。
インド占星術的には、今年は世の中的にも激動の1年になるそうで、早くもその兆しが感じられますが…
ただ今年を頑張った人のみ、来年はより高みに行けると言われていますので今年も頑張って切り抜けたいと思います。
皆さまにも幸運で素敵な1年が訪れますように…
本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
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クリスマスは銭湯で
今週のお題「クリスマス」
皆さまクリスマスはどうお過ごしでしたか。
サンタさんにお願いするような欲しいものは特にありません。
でもただひとつ願いが叶うなら…
温かいお風呂に入りたい!!
ということで、今日はロマンチックにインドの銭湯に行ってきた。
インドで大浴場と言えば、もうここしか思い浮かばない。
ダイヤパークプレミアムホテル
グルガオンにある日系4つ星ホテル内には、日本式の大浴場があるのだ。
バスタオル、ボディタオル、ドライヤーも完備。


お風呂自体の写真は撮れなかったが、女性の方は洗い場が4つ、湯舟が畳2枚分くらいだろうか。男性はその1.5倍くらいのサイズらしい。シャンプー、コンディショナー、ボディーソープも備付られている。
もちろん温泉ではないのだが、それでも温かいお湯に足を延ばして全身で浸かれる贅沢といったらない。
なにせ普段は10分程しかお湯が出ないシャワーで必死で全身を洗うのでゆっくり温まる暇もないのだ。
バスタブがあっても圧倒的にお湯が足りないので入れず、中には桶や、凄い人だと衣装ケースの中にお湯を入れて入るという強者もいると聞く…
ということで寒い北インドの冬にはお風呂のありがたさが身に染みる。
欲を言うと、浴室に窓があればもっと明るくて気持ちがいいのになぁ… と思ってみたりもするが。
でも久しぶりのお風呂で身体もぽかぽか。帰りの車、自分たちの熱気で窓が曇るのが何だか嬉しかった。
【嬉しいお知らせ】
1月7日(火)まで通常料金500ルピーが半額です!
【お知らせ】年末年始期間 大浴場半額解放!|ニュース|インドニューデリー近郊のビジネスホテル ダイヤパークプレミア(Dia Park Premier)
ちなみにインドでもクリスマスは盛り上がりを見せており、このホテルにも大きなツリーが飾られている。
サンタクロース発見!!
やけに線の細い、こちらが応援したくなるような控えめなサンタさんだった。
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街の謎スポット 魚市場に行ってみた
グルガオンのシカンダプール駅と言えば、デリーメトロ・イエローラインとラピッドメトロの乗換駅で、車も多く、かなりの混雑地帯である。
オシャレ共有オフィスweworkやオシャレカフェBlue Tokaiが入るPlatina Towerというビルがどーんと立ちはだかり、それなりに都会の様相を呈しているのだが、その横にひっそりとたたずむ謎のエリアがある。
それが魚市場
ブルーシートで覆われた掘っ立て小屋のような建物が続く、かなりローカル色が強いエリアで、私のような外国人にはなかなか近づけない雰囲気なのだが、その近くを通ると夕方はいつも人で賑わっているのでずっと気になっていた。
そこである11月の日曜日、空いてそうな時間帯を見計らいついに足を踏み入れた。
すごい!この辺の人はあまり魚を食べないと思っていたが、こんなに魚が溢れているとは!
この日は日曜なので種類は少ないそうだが、海水魚や淡水魚、日によってはマグロやサバなども売られているそう。
海老や貝類も豊富。なまず系もある。まだ生きている魚もいて、タライの中でぴちゃぴちゃと跳ねたりしている。
なんとこのマーケット、コルカタやオディシャ、アーンドラプラデーシュといったベンガル湾沿いと、マハーラーシュトラ、グジャラートといったアラビア海に面した地域から毎日新鮮な魚が届けられているというから驚きだ。
若者が慣れた手つきで鱗を取り、垂直に伸びた包丁を使って器用に捌いていく。
実は、南インドやコルカタ等から仕事を求めてグルガオンに移住してくる人々の増加に伴い、グルガオンでも魚の需要が高まってきているそうだ。
スパイスや野菜も豊富。
そして、鶏やマトン(といっても実はヤギ)もその場で捌いているので非常に新鮮!!だけど、ちょっと見ていられない…


あまり広くないので1周するのに10分もかからないが、もう気持ちはいっぱいいっぱいで、結局買い物はできなかった。
しかし経済発展著しいグルガオンで、こうしたスポットも未だ健在なのはインドらしい。
貧富の差が激しいインドではみんながスーパーマーケットで買い物できるわけではないのだ。そのため、新鮮な魚介類が安く買えるこの野外マーケットは地元の人には欠かせない存在ということがわかった。
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