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Pocke Paddle miniの接点を改造

こないだ作ったPocke Paddle mini、どうも打鍵ミスが多い。私が下手ってこともあるけど、なんだかチャタリングが多いみたいというか。パドルを離したときにもう一度接触してしまうような感じ。

考えてみるに、接点の可動側が普通のビスを使っているので、「先端」というものがない。真っ平らでもなく、「輪」のように見える。そのため、パドルを離したときにちょっとした傾き(ガタ)でもう一度接触してしまうのではなかろうか?そうであれば、先端が尖ったビスを使えば改善するはず。

ということで、探してみたけれど、先端が尖ったナベビスって見つからない。普通にネジとして考えれば先端が尖っている必要はないので、なくて当然か。タッピングビスの類なら尖っているものがあるけど、これには使えない。

結局たどり着いたのがイモネジ。これなら先端が尖っている。と思ったのだけど、尖っているものだけではなくて、いろんな形状のものがあるみたい。例えば、ネジクルというサイトの説明によれば、くぼみ先、平先、棒先、トガリ先、ダブルポイント、丸先というのがある。

今回の目的に合うのは「トガリ先」だろう。

余談ながら、イモネジにはいろんな別名があり、その一つにホーローセットという呼び名があることを知った。最初、この文字を見たときは「琺瑯とどんな関係があるんだろう?」と思ったけど、全然関係なくて、英語での呼び名のhollow set (screw) が訛ったものらしい。これはTwitterで教えてもらった

ということで、トガリ先のイモネジ(M3x10)を入手。

右が元々のナベビス。左が今回入手したイモネジ。頭(?)は六角レンチ対応。

Pocke Paddle miniに取り付けた様子が下の写真。

拡大すると磁石の周りの接着剤が汚い…。なお、本来は、磁石は奥側に取り付ける(これは間違った例)。

肝心の打鍵に関しては、目論見通りにミスが減った気がする。あくまで個人の感想だけど。

購入したイモネジはこれ。

Amazonで買ったのだけど、今見たら楽天の方が安い…。楽天ポイントで貰えばよかった。ま、Amazonなら翌日届くというメリットはあるのだけど。

コメント

  1. JA3VXH より:

    自作のパドルの接点にはリレーのジャンクから取った接点を使っていました。金鋸の歯にハンダするのに手こずりました。