フランス在住の孫っ子が今度はバレーボールを始めた
特に好きだからとか選手になりたいからとかではない
学校の体育授業が日本ほど意図的には行われていないからだ
週1回程度の体育授業は普段着で行う遊びのような感じ
彼女は体を動かすことが大好きだからこれでは不十分
日本に体験入学していた時は体育と給食が大好きだった
教育システムを日本を標準に考えるとおかしく見えるが
体育や音楽や図工といったスポーツ芸術系は重視しない
それらは各家庭で好みに応じて放課後や休日に行うことに
もっとも日本の習い事のようにべらぼうな金銭負担はない
地域には多様なスポーツ施設や組織が整っていることが多い
要するに学校が教育課程に組み込んで重視しないだけのこと
その分だけ語学(フランス語)やテーマ学習等に時間を費すようだ
因みに将来個性的な主張やプレゼンができるのもこの教育の成果
義務化された幼稚園を含む8年間の初等教育の目的は次のとおり
頭で考えていることを
相手に正確にわかりやすく説明する
コミュニケーション能力を身につける
そんなわけで孫っ子もここで鍛えられているようだが
「わたし お勉強 すきじゃない」と言って憚らない彼女だから
学校を離れたら絶対やりたいのがスポーツなのだ
そこで始めたのがバレーボールということになったわけだ
学校が休みの水曜日と週末の土曜日に通うことになったという
同じクラスの男の子も既に入会していて遊びと運動を兼ねている
以前のオルレアンでもスケート等できたが此処ニースはさらに広い
先ずはバレーボールで楽しみ始めたが今後がどうなるかは不透明
彼女にとっては体を動かしコミュミニケーションするのが目的だから
-S.S-