郷土教育全国協議会(郷土全協)

“土着の思想と行動を!”をキャッチフレーズにした「郷土教育」の今を伝えます。

孫っ子との日常−78(体育は家庭で)

2021年09月22日 | 日記

フランス在住の孫っ子が今度はバレーボールを始めた

特に好きだからとか選手になりたいからとかではない

学校の体育授業が日本ほど意図的には行われていないからだ

 

週1回程度の体育授業は普段着で行う遊びのような感じ

彼女は体を動かすことが大好きだからこれでは不十分

日本に体験入学していた時は体育と給食が大好きだった

 

教育システムを日本を標準に考えるとおかしく見えるが

体育や音楽や図工といったスポーツ芸術系は重視しない

それらは各家庭で好みに応じて放課後や休日に行うことに

 

もっとも日本の習い事のようにべらぼうな金銭負担はない

地域には多様なスポーツ施設や組織が整っていることが多い

要するに学校が教育課程に組み込んで重視しないだけのこと

 

その分だけ語学(フランス語)やテーマ学習等に時間を費すようだ

因みに将来個性的な主張やプレゼンができるのもこの教育の成果

義務化された幼稚園を含む8年間の初等教育の目的は次のとおり

 

頭で考えていることを

      相手に正確にわかりやすく説明する

            コミュニケーション能力を身につける

 

そんなわけで孫っ子もここで鍛えられているようだが

「わたし お勉強 すきじゃない」と言って憚らない彼女だから

学校を離れたら絶対やりたいのがスポーツなのだ

 

そこで始めたのがバレーボールということになったわけだ

学校が休みの水曜日と週末の土曜日に通うことになったという

同じクラスの男の子も既に入会していて遊びと運動を兼ねている

 

以前のオルレアンでもスケート等できたが此処ニースはさらに広い

先ずはバレーボールで楽しみ始めたが今後がどうなるかは不透明

彼女にとっては体を動かしコミュミニケーションするのが目的だから

 

 

 

-S.S-

 


コメント    この記事についてブログを書く
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 文科省の責任は? | トップ | 総選挙をひかえて »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

日記」カテゴリの最新記事