こんにちは、、まるぞーです。
いきなりですが、今日は私のポートフォリオのアセットアロケーション変更のお知らせです。
私はずっとオルカン(全世界株式)に投資してきましたが、ここへ来て、またしてもやっぱりS&P500の方が良かったんじゃないかと、また疑問がわいてきました。
というのも、やはりリターンを見ると一目瞭然で、S&P500の方がオルカンよりいいです。
過去10年間の推移を見ても、その差は明らかです。そしてその差はここ最近、益々拡大しています。
米国株は今あまりにも高値水準にあるので、この先数年はオルカンのリターンの方がいいという専門家もいて、私は自分がオルカン派だから、そうなってほしいという希望的観測から、それを信じて今日まで投資をしてきました。
ここ2年間の株価の上昇はすさまじく、オルカンでも十分な利益は上げられているのですが、それでもS&P500と比べてしまうと、やはり見劣りしてしまい、強欲な私はやっぱりS&P500の方が良かったかとか、この先もS&P500の方が良いのではと思い、ここへ来て再び投資方針に迷いが生じてきました。
それで数日迷った挙句、やはりS&P500に投資した方が、もっと大きな利回りを得られるのではないかと思い、さりとて今持っている投信を全部売って乗り換えるわけにもいかず、そこで考えた結果、S&P500の割合を増やしてみようという考えに至りました。
そもそも私はオルカン一択ではなく、まだオルカンという商品がなかった時代から、アセットアロケーションを自分で考えて組んで、それでインデックス投資を始めました。
はじめは山崎元さんの影響を強く受けて、日本株:先進国株=4:6で始めましたが、これには新興国は入っていないので、新興国株も加え、はじめは債券も入れていましたが、やはり債券はリターンが極めて低いので持つ必要はないという山崎さんの意見に従い、債券は辞めて、代わりに債券も少し入っている8資産バランスも持つようにしました。
それで組んだアセットアロケーションでしたが、しばらくやっていくうちに、先進国株の上昇に対して、日本株のリターンがあまりにも低いので、だんだんと山崎さんを疑うようになり、世界株の割合を増やし、日本株の割合を減らすと言ったように、少しずつアセットアロケーションに変更を加えていきました。
そしてたどり着いたのが、先進国株:日本株:新興国株:8資産バランス:S&P500=6:1:1:1:1でした。
そしてこれなら何もそれぞれの商品を買うよりも、オルカン1本でいいやと思い、信託報酬を考えてもオルカン1本の方が絶対に得なので、これからはオルカンだけを買っていくことにしました。
ところがまだそれぞれのファンドもたくさん残っていて、その割合を今回見直して修正することにしました。
まだ修正途中ですが、新たなアセットアロケーションを、先進国株:日本株:新興国株:8資産バランス:S&P500=6:1:1:1:2にしました。
合計が10になりませんが、別にかまいません。
要は他のところはいじらないで、S&P500だけを今の2倍持つようにしました。
これでS&P500だけがどんどん上がり続ける今の相場が続いたとしても、今より少しは多くその恩恵を享受できるというわけです。
もちろんS&P500だけに100%投資するのに比べたら、だいぶリターンは落ちますが、やはり私は慎重派で、どうしても米国一国だけに投資するというのが、どうも落ち着きません。
私はもうこの先長くはないので、私が生きている間なら、アメリカの独り勝ちが崩れることはまずないとは思いますが、それでも万が一のことを考えると、やはり全世界に分散しておいた方が、精神的に落ち着きます。
それで多少儲けが少なかったとしても、そこはそれでよしとしましょう。
もし全世界株のリターンがS&P500より良い時が来るとしたら、それはアメリカ経済がとんでもなく悪い状態になったということで、全世界株だって、アメリカ株が60%ですから、リターンはかなりのマイナスになるだろうと思います。
要は下落した時の被害の大きさが少なくて済むのではないかということです。
しかし過去の実績では、暴落時でも、S&P500の方が全世界株よりも下落幅が小さく、リターンは大きいのに、リスクは全世界株より低いという実績がありますから、実際はわかりません。
それでも私は日本株が上がっても、新興国株が上がっても喜べる、全世界株に投資したいです。
世界中に分散投資していると思うと、なんだかとっても安心できるように思います。
とにかく小さな変更ですが、それにしてもやっぱり私はどこまでも欲が深いなあと思いました。
今でも十分なリターンが得られているのに、まだもっと多く儲けたいと思うんですから。
まあ結果は未来になってみないとわかりませんが、さすがにアセットアロケーションの変更はこれで最後にしようと思っています。
いよいよトランプ政権が始まります。
いったいアメリカはどうなっていくのでしょうか。
株価の値動きを見ながら、アメリカの今後を見守っていきたいと思います。
それではまた。