消化管の免疫とは?

 

■ 胃腸で大規模な免疫戦争が起こらないのは何故か?

 

食べ物と一緒に、胃の中には大量の微生物が入っていきます。消化器はそれらの異物をどのように処理しているのでしょうか?

 

 

●粘液というシャワーでいつもキレイに

 

消化管は食物や細菌、ウィルスなどの異物と常に接触しています。体内にありながら、環境は外界と同じ。そのため、全長3mに及ぶ消化管の壁には、B細胞という免疫細胞が大量に分布。異物の侵入に備えています。

しかし、それらが微生物や食物にいちいち反応し、活動をはじめたらどうなるでしょう。炎症が起きたり膿がでたり、熱がでたり……とんでもない免疫戦争が勃発しかねません。それを避けるために、消化管は巧妙な免疫システムを用意しています。

まず、消化管は粘膜におおわれ、表面にはたえず粘液が流れています。これで微生物や有害な化学物質を洗い流して、接着や侵入を防ぐのです。

粘液のなかにはIgAという抗体が大量に含まれています。抗体は、異物を退治するための武器のようなもの。消化管の壁(厳密には粘膜上皮の下)に分布する大量のB細胞が、大量のIgA抗体をつくり、微生物を殺菌しています。

ただしそこで大規模な反応が起こらないのは、活動したあとのIgA抗体はすぐに消化、吸収されるようになっているからです。

 

 

消化器系には特殊な免疫システムが備わっている

 

 

●炎症を起こさないための特別なしくみ

 

さらにIgA抗体には重要な性質があります。異物と反応しても、炎症を起こさないのです。

抗体には5つの種類があります。たとえば、IgEはアレルギーに関与する抗体。スギ花粉症のくしゃみ、かゆみなどは、IgE抗体が引き金になって起きる炎症反応です。もしIgAが同じような性質をもつ抗体だったら、消化管のなかは炎症だらけ。とても食事を楽しむことなどできません。

消化管はこのように、反応しても炎症を起こさず、しかも活動後に消化されるIgA抗体という最適な武器を使うことで、異物の侵入を防いでいるのです。

さらに昨日のブログで述べたように、免疫システムは口から入る異物に対して寛容です。消化管粘膜の下には、T細胞という免疫細胞が分布。これが経口摂取した異物への免疫反応を抑制しているのではないか、と考えられています。

消化管免疫は不明な部分が多いのですが、それが解明されると、現在増えている食物アレルギーの予防・改善に役立つに違いありません。

さて、消化管以外にも粘膜におおわれている部分はいくつかあります。目、鼻、口、のど、気管、気管支、生殖器などです。どこも異物と接触する機会が多い部位なので、消化管と同じような特殊な防御機構が備わっています


 

 

消化管の免疫とは?

 

 

 

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※ 末期癌や病気と闘うためには免疫力や自然治癒力を高める必要があり、もし現在不幸にして癌や病気と闘っておられるのであれば、可及的速やかにそれを満たすべきであるのは言うまでもありません。積極的に「免疫力(マクロファージ、NK細胞、T細胞、B細胞など)」の活性化を計り、バランスの取れた栄養素や酵素を取り入れて身体が正しく機能するようにし、ホルモンバランスを正しく保ち、腸内環境も積極的に改善させるようになさって下さい。

 

 

 

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