平日運行なしの江ノ電バスF35系統に乗車@湘南

海沿いの絶景を見ながら遠回りで・・・。

今年になって実家に帰省する機会が増えております。湘南エリアでバスとなると中央部、北部までを走る神奈川中央交通バス、京急沿線メインの京浜急行バス、そして湘南エリア限定ともいうべきの江ノ電バスという3路線がメインになりましょうか。

今回乗車は実家周辺エリアを走る江ノ電バスの「幻のバス路線」的、めったに走らないF35系統。平日運行はなく(土)(日)(祝)だけに1日往復だけ走ります。

乗車したのは「鵠沼プールガーデン」バス停、ここのプール(通称「くげプー」)自体は2000年に営業は終了していますがバス停名だけが残っています。強い日差しでバス停の表示が色あせしております。

ちょうど右の駐車場のさらに右の方に奥が昔「くげプー」があった場所。

辻堂、茅ヶ崎方面の景色。

江ノ島方面はこんな景色。

ところで、合戦の多かった鎌倉があるためか湘南エリアも怪談が多い場所ですが、画像のちょうどR134のこの場所を渡ったところに毎年2月22日、2時22分に幽霊が出るという噂を聞いたことがあります(語呂合わせからしてガセっぽいのですが)昔友人と見に行くか?と話題になったのですが、2時22分は午前なのか?まさか真っ昼間の午後なのか?はたまた実際は明けて2月23日なんじゃないか?とか紛糾して行かずじまいに(笑)

話を戻しますに・・・バス停で見たら別のバスが。年に一回海の日にだけ走るバスが神奈中から出てますね、これぞ真の「幻のバス路線」

以前はここを経由して国道134号線をずっと鎌倉まで行く路線があったのですが。現在走るのはこの系統だけ。おそらくは路線維持が目的なんじゃ?

路線は一度廃止すると国の認可や住民との調整などをやり直す必要もあり再開のハードルは高い、そのため将来復活に望みを託した路線ということでしょうか?

江ノ島を右手に見ながら。

料理レシピ動画でバズった方が働いていらしたという店の系列店も右にあります。

バスは江ノ島の中には入らず桟橋前を通りR134を左折、こちらは江ノ島東浜、海の家も多いエリア、逆サイドは休日なので人もたくさん。

ノーマスクがものすごく多いのに驚き、国際通りの1/10ぐらいしかマスクしてる人を見なかったのですけど(わたし調べw)

R134を辻堂始発で江ノ島入り口経由で藤沢、途中、有名な龍口寺前の江ノ電が道路を走る併用軌道区間(レア列車の撮影の際に写り込んだ方がいて有名になった区間)もあります。折しも電車が来るところに遭遇、ドライバーさんが列車の通過をアナウンス。

ここは屈指の渋滞区間を走る路線です。しかも運行は(土)(日)(祝)もっとも14:00すぎと最も渋滞する時間帯は避けていますが(逆方向は朝方に一本)でも、この日も少し遅延していました。その点では平日に走らせてほしいとも思います。

運賃は普通なら200円程度のところを300円、営業キロ数も倍、その分絶景を楽しめました。

「R134BUS」このような実証実験も行われたとか。素敵な車窓の眺めを長時間存分に、と逆に渋滞を楽しんじゃうという企画。車内にトイレ付きならビール飲みつつ高いビューポイントから海岸沿いの絶景見物も魅力かと思います。