引退後のオープン大会でまさかの上位入賞

2019.8.24(土)

 

前回のブログ日記の続きになります。

 

ジュニア選手権大会で3回戦敗退。
翌日は県外のオープンな中学生卓球大会に出場する、というところまで書いていました。

 

と、本題に入る前にTwitterについて少し書きます。
もうね。最近つくづく思うのですよ。なんでもっと早くからTwitterを活用しなかったのかと。
(アカウント自体はずいぶん前から持っていたのですが、本格的に活用し始めたのはここ2〜3ヶ月位。)

 

今は毎日暇さえあればTwitterばかり眺めています。
卓球関連のお役立ち情報もとても多くて、非常に役に立っています。
あと一年くらいTwitterを活用するのが早かったら、ボウズの卓球ももっとレベルアップしていたのは間違いないです。

 

また、今頃になって気づいたのですが「リツイート」という機能がTwitterの素晴らしいところですね。
人様のアップしたツイートを堂々と自分の記事にできるという、スゴ技。しかももともとそういう仕様なので誰にも責められない。
お役立ちのツイート(特に卓球系)や、面白ツイートを厳選してはガンガンリツイートしていますので、
Twitterユーザーの方は是非私をフォローしてみてください。絶対に損はさせませんよ。もちろん、時々自身のツイートもアップしています。
https://twitter.com/mantensamurai

 

中学3年生も出場できるという大きなオープン大会の情報もTwitter経由だった

記事の冒頭でなぜTwitterの話題を出したのか。答えはこうである。
8月17日(土)のオープン大会の情報も、Twitterをチェックしていなければ知り得なかったからです。
しかも、この大会の情報を知ったのは申し込み締め切り日ギリギリになってから。
他の卓球部員も何人か誘いたかったですが、返事待ちしている時間などなく、慌てて申込書にボウズ一人の名前を書いてエントリーしてメール送信。

 

今回は、卓球塾でもなく、部活からでもなく、個人での申し込み(中学校名はもちろん記入していますが実際には個人参加。)そんなことができるのか?と少々不安になりましたが、
無事、卓球センターから受付の返信があって参加権獲得。
当日は監督やコーチの同行はないので、私タクタツが監督の代わりに引率しました。

 

完全アウェイのボッチ出場の中での快進撃

当日、朝早くから県外の市民体育館に到着し、次々と中学生選手が集まってきて各自練習している中、ボウズはタクタツと二人で観覧席で暇つぶし。
おまえだけ一人ボッチやねw という話しをしていましたところ、なんと、福岡方面からももう一組の親子がボッチ出場で来ているのを発見しました。
かなり強い選手です。ホープス時代に全国行っているほどの実力者。トーナメントを順調に進むとベスト4決定戦で必ず当たる配置にいます。

 

卓球 市民体育館

 

おまえ終わったな。
などと冗談交じりに言っておりましたところ、ボウズはなぜか自信を窺わせる反応。
この日のボウズは非常に落ち着いていて冷静であった。オヤジが監督だったのも良かったのかもしれない(謎)。
もしくは県大会やジュニア選手権での激戦を戦い抜いてきたという自負のようなものが芽生えてきているのであろうか。
本当にたくましくなってきやがった。

 

ちょ、ちょっと待てよ。
あの選手と当たる前提で話しをしているのだけれども、よその地域だからほかの選手のレベルが分からない。
そこに辿り着くまでにとんでもない強い選手が潜んでいるかもしれんよ。と、まずは目の前の試合を一戦一戦確実にモノにしなければ・・

 

そして嫌な予感は的中する。

 

この大会の試合形式はこうである。
1、まず4人での小リーグで総当たりの予選リーグ(5セットマッチ)を行う。
2、一位通過者は決勝トーナメントへ進出(5セットマッチ)。2位以下の選手も各クラスでのおまけのトーナメント戦に参加できる素晴らしい大会です(ただし、賞状は出ない)。

 

会場に降りて行くボウズに「いつも通りでいい。無理すんな。」とだけアドバイス。
卓球ド素人なのでこれくらいの声かけしかできない。
予選リーグは運良く特別強い選手がいなかったので、楽々と一位通過。決勝トーナメントへの出場権を獲得した。
決勝トーナメント進出者は16名。この時点でベスト16。

 

ボウズの試合中、オヤジにはとても気になっていたことが。
ボウズたちのグループの隣りのリーグに、この大会を主催している卓球センターのゼッケンを付けた滅法強い選手がいるということ。
もちろん、隣りのリーグではこの選手が一位通過。

 

予選リーグが終わり、昼休み中。ボウズと一緒にサンドイッチを頬張りながら決勝トーナメントの作戦会議(というほどでもないがw)。

 

おまえ、いきなり一回戦の相手結構強いぞ。大丈夫か?
そうでもないと言い張るボウズ。それは本当か?オヤジから見れば滅法強い選手に見えたが・・

 

いずれにせよ、ここから先の試合はこれまでのようにはいかんよ。
本気出していかないと負ける。ただ、何度も言うけど無理するな。毎回全力はダメ。力を抜くべきところは抜く、打つべきところはしっかり打つ。もっとメリハリをつけて。もっと考えて。
それからサーブも考えて。最初の4回は全部違うサーブね(Twitterで知った戦術の受け売り)。

 

などとこんなことを話しながら観覧席からボウズを会場に見送った。
監督不在でなおかつオープン大会、特にベンチコーチに制限はなかったので、一緒に降りて行っても良かったのですが、当日あまりにもダサい恰好をしていて、上靴さえ持って行っていなかったので、降りて行くのは断念。
観覧席からボウズの試合を見守ることに・・・

 

一回戦開始。嫌な予感は的中した。
やっぱりこれまでの選手とは格が違って、さすがはクラブの選手らしい試合をしてくる。
それでも、かなり互角の勝負をしていて1セット取れるかな?と思いきや、途中から焦りを感じてきたのか、ミスの連発。
10−9まで追いつかれる。後一点取られたら1セット失うという局面に。
観覧席から「無理せんでいい、無理せんでいい。」「焦るな。落ち着いて。」と声を掛けながら見守っていましたところ、なんと、逆転して1セット取りました。

 

それからは、ボウズが目を覚まして2、3セット目は大差を付けて勝利。ボウズはこんなに強かったのか?とオヤジながら感心。
後々ボウズに話しを聞きましたところ、今までの俺だったらミスして入らない事が何度かあるとイライラしてそのまま負けていたとのこと。
でも今回は2セット目から冷静になれた。という。逆に相手選手のミスが目立つようになっていました。

 

何も考えずただガッツンガッツン打つだけの卓球から、ちゃんと考えて戦う卓球。ようやくそれを意識するようになってきたようだ。
「要はやり方なんだよ。技術がすべてではない。」
卓球塾のコーチにいただいたこのアドバイスを、行きの車の中で何度も話して聞かせていたのも良かったのかもしれない。

 

こうして、難関と思われたトーナメント一回戦は難なく突破。2回戦の方がどちらかというと簡単な試合で、なんと次は準決勝へ!

 

さあ、ついに来るぞ!あの大物選手が。

 

で、ここでまさかの事態が!!
準決勝の相手は、全く別の選手。遠くから反対側のベスト4決定戦を見ていたのですが、なんと、その有名選手が敗退して号泣しておる。
確かに相手は強かった。この選手もまた主催者の卓球センター所属の選手なのですが、きっとこちらの地元ではかなり有力な有名選手なのかもしれません。

 

観覧席へ戻ってきたボウズも、あいつ結構強いね。と認めるほど。
ただし、ボウズが言うには「でも決して勝てない選手ではない。」とのことだった。

 

いずれにせよ、仮に負けても3位だ。気楽にいつも通りやって来い。と送り出す。

 

もうね。動画を撮らなくてこれほど後悔した試合はないです。

 

準決勝。マジ凄かったw
始めから終わりまで、ずっと接戦。壮絶な打ち合い。もう殴り合いレベルの大迫力の卓球。これはもう格闘技に近いと思うほどでした。
さっきも書いたのだが、ボウズ、こんなに強かったのか???
この一年間、トップレベルの強い選手と戦って負ける場面をたくさん見てきたので、こちらもボウズの強さに気づいてあげられなかったところがあります。

 

1セット目はギリギリボウズが先取。が、相手も負けていない。2セット目は落とし、その後も交互にセットを取り合って2−2。
ついに勝負はフルの5セット目に突入した。

 

またまた壮絶なジュース戦。
そして最後の最後、なんとボウズのサーブミスによって、相手選手の勝利。
超ラッキーなボウズのサーブミスに、相手選手もその後ろで応援していたクラブの選手たちもメチャクチャ嬉しそうだったそうな(笑)。
後々聞きましたところ。最後は一番エグイ持ちサーブで決めてやろうと狙い過ぎて力が入り、台をオーバーしてしまったとのことでした。

 

しかしまあ、3位。
知らない土地の大会に単独で参戦し、ベンチコーチも付けず完全アウェイの孤立無援状態の中でよう頑張ったと思いますわ。

 

決勝戦はこの選手と、反対側の大山から上がってきたこのクラブ一番手の選手。同じクラブの同士討ち。
一番手君はこの県でも有名な超強豪選手。決勝はさすがに一番手君の圧勝でした。
さすがのボウズも、あの選手だけは全く勝てる気がしないとのことです。かの有名なぐっちい氏の動画にも出演しているほどの凄い選手です。

 

有力卓球クラブ主催のオープン大会で3位入賞を果たしたことは素直にうれしい。
賞状をもらってボウズもメチャクチャ嬉しそうでした。

 

卓球 市民体育館
ボウズは赤Tシャツ着た奴

 

ただ、これだけは念を押しておきました。
ひとりひとりの選手の学年は分からないけれども、今回の大会は時期的に強い三年生の参加は少なく、ほとんどが2年生以下だったのではないか?(確証はない。)
3年生の強い選手の参加がもっと多かったら、上位入賞を止められていたかもよ。なので、運にも助けられたのかもしれんね。
ボウズも、それは分かっているようでしたが、嬉しいもんは嬉しい。帰りの車の中で賞状の画像を顧問の先生や卓球塾、部活の仲間などにラインで送っていましたw
卓球 市民体育館

 

あれからちょうど一週間。卓球はずっとお休みしていますが、実は来月の中旬にまた別のオープン大会に、今度は卓球塾からの参加を予定しておりますので、ボチボチ卓球の練習も再開した方がいいですね。
(あくまでも今は受験勉強が優先ですが。)

 

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