12月2日、ドイツの首都ベルリンで16年間にわたってドイツを率いたアンゲラ・メルケル首相の退任式が行われました。

その退任式の中で軍の楽隊によって演奏された送別曲が話題を呼んでいます。

 

 

曲は、ニーナ・ハーゲン(Nina Hagen)の「カラーフィルムを忘れたのね(Du hast den Farbfilm vergessen)」。

 

 

 

 

ニーナ・ハーゲン(Nina Hagen)は、1955年、旧東ベルリンで生まれたドイツのパンクシンガーで「パンクの母」とも呼ばれています。


ニーナ・ハーゲン(Nina Hagen)の活躍時期は主に1980年年代のようで、楽曲を聞くといわゆるパンク=8分をがっつりきざむビートではなく、サイケデリックや実験的なグラムロックのようで、なんとなく当時のイギリス寄りな印象を受けます。

 

 

 

音がパンクなのではなく、生き方だったり、思想やアティチュード、もしかしたら存在そのものがパンクなのかもしれません。

 

テレビで報道されていた様子を見ると、ドイツでは首相の退任式での送別曲はリクエストできるようなんですね。そこでメルケル首相は、この選曲について聞かれると「この曲は自分の青春時代のハイライトだった。この曲は東ドイツで生まれたもので、かつて私の選挙区だった地域では今でも流れている。だからすべてが今日に合っている」と話したそうです。

 

地元のメディアによると歴代の首相では、ヘルムート・コールがベートーベン「交響曲第9番」、ゲアハルト・シュレーダーがフランク・シナトラの「My Way」を選んでいたそうで、そう考えるとメルケル首相の選曲は、本人の成長のバックグランドにある曲で、しかもそれが大衆音楽というところに親近感を覚え、凄腕の政治家でありながら庶民的でもあるようにお見受けできました。

 

★このブログの中でご紹介の曲を試聴したり、購入したいという方のために、Amazonで販売されているCDはリンクされています。

またデジタル配信されている曲は、Amazonデジタルミュージック (MP3音楽ダウンロード)で視聴&購入ができます。ぜひご利用ください。

★また、ご披露宴では著作権の観点から市販のCDでしか流すことができませんので留意されてください。

 

↓この記事を気に入っていただけたら、ポチっと押していただけると嬉しいです。


にほんブログ村 恋愛ブログ 結婚式・披露宴へにほんブログ村 恋愛ブログ 結婚・ブライダル(業者)へにほんブログ村 恋愛ブログ 結婚・ブライダルへ

さらに一番下の「いいね!」もよろしくお願いします。