長期保有の難しさ

投資のヒント

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どうも、ぱぺまぺです。

投資の基本は、長期投資。長期投資は10~30年(もしくはもっと)スパンでじっくりやっていくのが基本ですが、それが案外難しい。

長期保有の難しさ

長期「投資」自体は、長期「保有」に比べれば難しくはない。投資する商品自体は変わっても、投資自体辞めなければ(もしくは資金があれば)、ずっとやっていられます。

自分は投資を辞めるのはいまのところ30年後の予定なので、長期投資はおそらく達成できる、はず。

問題は長期「保有」のほう。

同じ商品をずっとひたすら買い続けるというのが案外むずかしい。難しい理由はいくつか考えられます。(今回は投資信託に限ります)

  • 投資している商品よりも、もっと安い良い商品が出る可能性
  • 投資している商品が、数年後に無くなる可能性

投資している商品よりも、もっと安い良い商品が出る可能性

投資している商品よりも、もっと安い良い商品が出る典型例として、投資信託があります。

投資信託は基本的に長期投資して利益が出るように設計されていますが、投資信託にはそれぞれコストがかかり、商品によって違います。

例えば以下の画像はSBI証券で投資できる投資信託でコストが安いものの一覧ですが、、

投資信託の一覧

今出ている商品より安くて良いものが、これから先でないとは限らないわけです。

例えば楽天全米投信が出たのが2017年9月29日。そのあとに出たのがSBI全米で2021年6月29日に出ました。

楽天全米投信に長期投資するつもりで投資していたはずなのに、楽天全米投信よりも安いSBI全米が登場したことで、商品を乗り換えるか選択に迫られることになります。

乗り換えずにそのまま楽天全米投信にずっと投資していたとしても、SBI全米投信のほうがコストが安いので、楽天全米投信とSBI全米投信で同じような投資成績になったとしてもコスト差で楽天全米投信は負けてしまう…。

そうなると乗り換えたほうが正解っぽいんだけど、そうなるとそもそも長期「保有」はその時点で破綻してしまうという…。

自分がいま投資しているslim米国株式投信にしても、それよりもさらに安いSBI・V・米国投信が登場しています。(一瞬乗り換えようか悩んだけどやめた)

これから先さらに安いものがでる可能性はあるので、そのたびにまた悩む日々がくるわけです。

投資している商品が、数年後に無くなる可能性

自分が投資している投資信託が数年後になくなる可能性はゼロではない。(これは株式投資も同じ。会社がいつ倒産するかはわからない)

投資信託の運用が終了することを「償還」といって、償還が決まると運用会社が信託財産を清算。販売会社を通して保有口数に応じて償還金が保有者に返還される仕組みらしい、です。

償還には2パターンあります。

・満期償還:事前に償還期限が決まっている

・繰上償還:満期償還よりも前倒しで償還

満期償還は期限がきたら償還され、繰上償還は投資成績が微妙だったり、純資産残高が減り続けると、繰上償還になりやすい。

投資信託の中には償還日が「無期限」のものがありますが、成績によっては繰上償還になることも。

別な投資信託が人気がでたり資金がそちらに集まってしまうと、たとえ自分が別な投資信託に乗り換えなかったとしても、場合によっては繰上償還がありえます。

まとめ

片方は自分の意思しだいのところがありますが、もう片方は自分の意思ではどうにもならないケースだったりするので、なかなか難しいところ。

売らずに淡々と買い続けると簡単にはいうけれど、実際はそうでもないという現実。

自分が投資している商品は4~5年後にもまだあるだろか…

ここまで読んでくださりありがとうございました。

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