University of Basel
Future Learn
昨年末に始めたMOOCSのコースを
週末に漸く終わらせました。
全6週にコースです。
電子書籍などが身近になった現在における
新しい読解方法を伝統的なclose readingなどと
合わせて学ぶコースです。
毎週の小テストが数回と全体で2回の課題がありました。
文芸批評を学びたくて受講しました。
Week1: How we read today
まずはコース全体の導入として
電子書籍など現在の読書習慣の変化を述べた後、
デジタル時代の読書法としてhyper readingを学びました。
Week2: Close reading
文芸批評でメジャーであるclose readingを学びました。
同時にnew criticismも学びました。
close readingとnew criticismの実例として
エズラ・パウンドの詩、「In a station of the Metro」の
解釈や批評に触れました。
エズラ・パウンドの作品に始めて触れ、面白かったです。
Week3: Hyper reading and Social reading
week1で学習したhyper readingの復習と
新たにsocial readingを
デジタル時代の読書方法として学習しました。
Week4: New Historicism
textuality of historyやliterary-historical contextsなどの
新歴史主義の理論を学びました。
モダニズムやイマジズムなどを勉強できました。
またこの週では課題としてリンクのサイトに掲載されてある
パウンドの「In a station of the Metro」の複数の批評から
1つ選択し自分で要約と解釈をする課題でした。
私はあいにく何故かサイトが見れませんでしたので
ジャポニズムの影響について
オリジナルの解釈を書きました。
Week5: Distant reading
コンピューターのアルゴリズムを利用した
量と質によるデータ分析による
作品のカテゴライズを行う手法を学びました。
Week6: Surface reading and the materiality of communication
最終週では書誌学とメディアとしての本についてでした。
また今まで学習した読書法の中で
自分の好みの方法とその理由を述べる
課題が与えられました。
長いコースでしたが様々なことが学習でき
刺激的で有意義でした。