スキーの コブが苦手だけど・・コブの滑り方を語る。。。


スキー狂のみなさん

スキーの級別テスト(1級・2級)やプライズテスト(テクニカル・クラウン)
の合格に向けて取り組んでいるスキー狂のみなさん

大分暖かくなってしまった。
スキー場では数週間前にはマイナスの温度だったのが
凄く暖かい。

雪質も朝一のリフトで固い雪が若干滑れる程度で
後はすぐに緩んでグサグサになってしまう。

徐々に大回りで滑りにくくなってきた。

でも・・・こんな春スキーとなれば
コブですよね。。

トップシーズンでは固くて滑れなかった
コブも練習では入れるようになります。

コブの滑り方には何種類かありますが、
ちょっと考えてみました。。。。

自論を展開します。




コブの滑り方

コブの滑り方ですが。。。

私 コブ苦手なんですよね。。
どうでもいいことなのですが・・

私を含め コブが苦手なスキー狂は
沢山いると思います。

高鷲スノーパーク SAJスキースクールでも
コブに特化した企画レッスンもありますが
毎回 大盛況の状態です。

検定会の受験者の状況を見ていても
コブが苦手で、、、コブが原因で
合格できない受験者も少なくないと思います。

コブは奥が深いと思う。

苦手なコブですが。。苦手ながらに
考えていることですが。。。。
自論を展開します。

1.ズルドン

2.溝ライン

3.バンクライン

4.ダイレクトライン

以上の項目を展開します。




1.ズルドン

ズルドンですが。。

コブが滑れない人に最初に教える
滑り方だと思います。

コブの裏に板を横向きに沿わせて
そのままコブの底まで
コブの裏を削りながらずれ落ちていきます。

コブの底についたら
板をクルッと反転させて
また次のコブの裏に板を横向きに沿わせて
いきます。

コブの中で板を下方向に向けることがないので
恐怖感が少なくコブを降りていくことができると思います。

身体もずっと山側にあるのも
恐怖感が少ないと思います。




コブに合わせて滑っていくには
板の回転半径・・エッジングでターンをしていく
訳でなく、ピポットなどを活用して
板を短距離で回し込み
ターンしていくことが必要になります。

このためにはエッジを外して
板を回す操作、、、板の左右を閉脚で滑ることで
コンパクトなターンができるようになります。

コブが思うように滑れない人の中には
板を回す意識が多くて
正対してしまうとエッジがかかったまま
外せずに次のターンに入れずに
発射してしまったり、、、

エッジがかかり過ぎて
板がばらけてしまったり
操作しにくくなる方向に進んでしまいます。

上体は斜面下方向を向きながら
横滑りの要領でコブの裏側をずらして制動します。




このため・・
コブをズルドンで降りていくための
パーツ練習では。。。。

真下方向への横滑りやピポットが有効だと思います。

落差があるコブでも
ゆっくり、安全に降りていくことは可能ですが、
細かいラインコブは滑りにくいと思います。

コブの裏が少なく、、、
コブの底が掘れていたりすると
次のコブの裏に入れなかったり、
止まってしまうと思います。

また、プライズテストの合格を
目指すのであれば
板のトップを若干でもフォールラインに向けて
高いスピードの次元での対応力を
見せる必要があるため不向きだと思います。

苦手だからズルドン・・と考えないで
別の滑り方もトライしてみると
ズルドンよりも楽にコブを滑れるかもしれません。。。

ズルドン が苦手なコブの形状もありますし・・。




2.溝ライン

溝ライン・・ですが。。。

このラインを滑るスキー狂が多いのではないかと思います。

コブの溝にトップを落とし込んで
テールで溝より外側を削って制動して
滑ります。

スピードを制御するには
コブの横の溝を滑り降りているときに
テールで溝より外側をしっかり削っていく
必要があります。

コブの溝にトップを落とし込んだときに
身体が正対してしまったり、
ローテーションしてしまうと
エッジがたってしまい次のコブに対応するために
板が回せなくなり、、、、
そのエッジに乗ったままコブの外に発射したり
してしまいます。

削っていくときには
身体はフォールラインを向いて
横滑りの体勢。。。逆ひねりの状態がいいと思います。

滑っているときの余裕度によって
削る度合いを調整するのがいいと思います。




3.バンクライン

バンクライン・・・ですが。。。

先の溝ラインの外を滑る感じです。
一番コブを大きく回り込んで滑ります。

コブの底。。次のコブの上部を
横切り次のコブの溝の外、、、バンクを滑ります。

溝の外(バンク)→コブの底→次のコブの溝の外(バンク)
という具合に滑ります。。。

コブの溝の外は削れていない、
盛り上がっていて掘れていないバンク部分になるので
コブの底からバンクへは大きな高低差がなく
滑っていくことができます。

このため、、、整地を滑るのと
なんとなく近い感じです。。。

先にも語りましたが。。。
私はコブが苦手です・・。

最初に覚えた滑り方はバンクラインでした。。

今から考えるとバンクで滑れるようになったのも
時代の流れだったのかもしれない・・と感じます。




昔のコブ斜面はコブの隣にコブがあって、
その下にもコブがあって、、、
コブが入り乱れていてコブからコブという
感じだったと思います。

25年くらい前にカービングの板が
出始めて、、、コブの形状も変わったと思います。

今のコブはイメージ的に盛り上がっている
山が乱立するコブではなく、
整地が深くえぐられて、丸く山が掘り出されていくような。。
ラインコブですよね。。。

昔のコブだとバンクというより隣のコブになってしまうので
奇麗にバンクだけ滑っていくということは
難しかったとお思いますが、、、
今は溝ラインの外側はバンクになるので、、
ここを取り回しのし易い短いカービングの板で
滑ることができたので、、、バンクの滑り方を
覚えられたのだと思います。

バンクのラインは細かいコブを
滑るときに有効だと思います。

でも・・・固いコブや落差の大きいコブは
バンクで滑るのは難しいと思うので、、、、
滑り方がよろしくないのかもしれないが・・

ズルドン や 溝ラインの滑り方を
習得しておくのがいいと思います。




4.ダイレクトライン

ダイレクトラインですが。。。。

かっこいいですよね・・。

整地でいう カービング小回りのように
多くのスキーヤーが習得してできるレベルの
滑りではないように感じます。

私もできない・・。
なので・・この項は私のイメージを語ります。

難しい。。。。

他の滑り方は
コブの出口からどの方向に滑っていくか・・
となるが、

この滑り方はコブの出口を
滑らないと思う。
溝を滑らないと思う。

コブの深いところにトップから入っていく。
深いところという表現がいいのか




1~3項までの滑りは
コブの底からそのまま溝をトップが通ることとなるが
ダイレクトラインではそもそも
溝を通らない。。。
この段階で全くイメージが沸かない感じもする。

そして・・さらにイメージが沸かないのが
制動の方法。。。

通常はコブの底までの間に
どこかを削って、、、ずらしてスピードを
調整するが。。

ダイレクトラインの場合は
コブの壁に当たることで・・
コブを乗り越えることで・・・???

教えてもらって、、イメージはするものの
身体が動かない。。難しい。

まず、、溝を通らない。。。
そして、、、身体が拒否するというか
精神的に負けているというか、、、
板を真っすぐコブの壁まで行けない。。

真っすぐが怖い。。。壁が怖い。。

イメージと実際の操作とかなり違うところも
多いと思うが。。。

まずは。。。春コブの斜度の緩いところで
試してみるかな。。

高鷲スノーパーク には毎シーズン
コースに沿って長ーいラインコブができるが。。。
そこで練習してみるか・・。




まとめ

コブの滑り方。。
この滑り方でなければならない
ということはないと思う。
コブを滑る方法、ラインはスキーヤーによって
レベルによって、持てる技術によって違うと思う。

でも、、、コブの形、雪質によって滑りやすい滑り方、
滑りにくい滑り方、、があると思う。

こうなると、一つの滑り方だけでなく
いろいろな滑り方ができれば
対応幅は広がると思う。

柔らかいコブ、、固いコブ。。
大きなコブ、長いコブ、落差のあるコブ
斜度の緩いコブ、ラインコブ、自然コブ
深いコブ、、浅いコブ、二段コブ
同じコブは存在しないのではないかというくらい。。




二度まったく同じコブを滑るのもないのかもしれない。。

いろんなコブを滑れるようにいろいろな滑り方を覚えたい。。
カッコよくも滑りたい。。

しかしコブは難しいな。。技術的なものもあると思うが、
慣れもあると思う。。

滑れるようになったと思ったら、滑れないときもある。。
気持ちの面も大きな要素だと思う。

気持ちが負けると全然滑れなくなる。

コブは難しい。。だから楽しいのか??

検定会でもコブで加点をもらえる人は羨ましい。

上手くなりたいなぁ。。。コブ・・。不整地。。。

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スキーのコブが苦手なら合格に向けてシーズンインに練習! 意識する3つのポイント

 

 

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