山寺の観音様の御朱印所で。
おいで、おいで。
にゃんこから呼ばれました。
身体をにゅ~っと伸ばしたと思うと横になって、
おいで、おいで。
頭や体を撫でると、声を出さなくなって、ごーろごろ。
接客上手なにゃんこでした。
初めての人と会話しようとしたとき、
何を言ったらいいのかわからなくなります。
初めて出向く場所ならなおさらです。
コミュニケーションを潤滑に進めるには、
相手がマスクを外したときに自分もマスクを外すことです。
感染症対策でマスクをかけている時間が多いと思います。
見えているのは、目。
聞こえるのは声。
小さい時に日常生活でマスクをかけずに成長してきた世代がほとんどでしょう。
通常、人はマスクをしていない顔で表情を識別するように発達しています。
頭は顔全体を見て人を判断することに慣れているので、一部が見えないだけでも不安を覚えやすいです。
今の世の中は、流行病で全世界で感染症対策が進んでおり、マスクをせざるえない世の中。
話をするときは、マスク越しになります。
マスク社会でも一瞬だけ、顔が見えるときがあります。
水や食事の時です。
お茶飲み時間は特殊なマスクを渡されない限り、口元を露わにします。
そこで可能ならマスクを取って同じ行動をします。
すると、相手は気を許しやすくなるんです。
話ずらい雰囲気が和らいで、気持ちがほぐれます。
お茶飲みのとき、知らない方とお話することが多いのです。
当然、マスクをかけて話しますが、初めは眼だけで訴えるので、少し硬い感じになります。
ところが、マスクを外して水を飲んだ後、会話すると相手の目が笑った表情が多くなります。
水を飲むときに、一緒に顔を出すともっと会話が弾んできます。
顔は全部合わせて表情。
見えないことには、違和感を覚えるように出来ています。
今のご時世で会話が進みにくいと感じた時は、ほんの少しの時間だけでもマスクを取る瞬間を作ってみましょう。
あなたを受け入れやすくなりますよ。
マスクを外していても会話がうまく行かずに悩んでしまうことがあると思います。
その時は、コミュニケーションの特訓や心の問題を克服することが必要です。
初めての人とコミュニケーションできる人になりたいあなた、こころの相談室虹の音でお待ちしております。