寒暖差の激しさに体調がついていかない今日この頃です。

 

この前メジロを見かけて、自分でもびっくりするくらいテンションが上がりました。

あの黄緑色と丸いフォルムはなんとも言えず可愛いです。

早く本格的な春が来て欲しいですね。

 

さて、『キュッとしてシュッと』のその後なのですが・・。

レッスンではそれなりにいい感じかなと思っていましたが、

こっちの方がよりいいかもという感覚が見つかったのでご紹介します。

 

肩甲骨の下

 

それは・・。

肩甲骨の下から脇にかけて力を入れることです。

そうするためには腹圧が必要というか、肋骨の前が開かずにお腹の中をまっすぐ下に押すような力が生じます。

こうすれば腕をぶらぶらせずに、体も腕ももう少し落ち着いて動かせるかも、という感覚です。

 

だらっとブラ下がりがちな肩関節が伸びきらないように、少し胴体側に寄せる意識でいたのですが、それでは脇の下に空間ができにくいのが気になっていました。

小さい頃、「脇に卵を挟むような感じで」と指導を受けていたので

何か変かな、と思ってはいました。

本を見ても鎖骨や胸の上部は内側から外へ向かう力の矢印が書いてあります。

 

肩甲骨の下から脇にかけて力を入れると自然に脇の下に空間ができて、胸や背中を広く使える気がします。

 

よく言われる「背中から腕を使う」って肩甲骨から動かすのかと思っていたけれど、実は肩甲骨は動かないようにしてその下側や内側を使うのではないか、と思い至りました。

でも久しぶりに読んだ『インサイド・バレエテクニック』によれば肩甲骨は動くものらしいです。動かさないのは鎖骨だとのこと。

 

わかったようなわからないような・・。

とりあえず肩は丸くなったり歪んだりしないように気をつけつつ、脇や背中の力が抜けないようにして、肋骨の前は開かないように気をつけて腕を動かすようにしてみます。

 

首の角度

 

最近のもう一つの発見が首の角度です。

発表会練習のために撮った動画で判明したのですが、横を向くときに私は思いっきり真横を向いていました。

はっきり言って不恰好。

 

もっとふわっと遠くを見る感じで優雅に横を向こうとしたら、いつもと首の使い方が違いました。

あごが少し上がって、後ろ頭の重みを利用して動けるのです。

首の付け根が定まった感じ。

回転の時もここを軸に頭をつければいいのかとようやく実感できました。

 

後ろから首を回す、とか頭の後ろから見るとか、今までもいろいろ注意していたつもりでしたが、

最短距離を目指すあまりあごを引きすぎていたのかもしれません。

 

頭の重みを利用できると、かなり動きやすいです。

その代わり首と背中がすごく凝るようになりました。

今まで使えてなかったから、だといいのですが。

頑張ってほぐしながらやっていきます。

 

以上、大人バレエの体験談でした。