ご無沙汰してます。
暑さとコロナストレスでずっとブログ更新できませんでした・・。
でもバレエは私の中では最優先なのでほとんど休まず行ってましたよ。
色々細々と発見や気づきもあったのですが、1周回ってアンディオールに戻ってきたのでその話を。
まずは背中から
前回のブログでもちょっと書いたのですが、背中に力を入れるというか、
背中を自分の意思で動かすことがようやくできるようになってきました。
元々、後ろカンブレがすごく苦手で、散々個人注意を受けてきたのですが少しましになってきたようです。
肋骨の前は開かずに後ろに反るという難題がどうしてもできなかったのですが、
みぞおちのあたりを閉める腹筋が少し強くなったこと、やみくもに固めずに伸ばす意識などで改善されてきたようです。
とにかく背中に意識を向け続けてやっと神経が通ったという感じです。
ただ、肩甲骨を下げようとしすぎると『背中が落ちてる』、背中が落ちないように肩甲骨の下のあたりを上げることを意識しすぎると『反ってる』と注意されてしまいます。
とにかくバランスが大事というか、肩甲骨自体は下げながらも背骨中心を上げて釣り合いをとる感じでしょうか。
力加減も難しくて、今まではちょっと力任せで無理矢理に動かしていた部分があったのでいかに少ない力で美しいラインを作るかが、踊っている間じゅうキープするには重要なのかなとも思っています。
下腹を上げる
背中が少しましになってきたところで、次は下腹をもっと上げるようにとのご指導が入りました。おへそより下側のお腹が重力に負けて下に落ちていまいがちなのでもっと上げ続けるようにと。
これをするためには骨盤を立てる必要があります。
私の場合は反り腰になりやすくお尻が上がってしまうので、お尻の下側中心(尾骨のあたり)を下げる意識が必要でした。
下腹を上げればみぞおちも自然に閉まって尾骨も下を向くので、全てが繋がっているんだなと改めて感じます。
そしてアンディオール
最近久しぶりに、アンディオールの個人注意を受けました。
元々、1番の足は180度には程遠く、前、横、後ろどの方向に足を出しても膝が前を向きがちなのはわかっていました。
でも無理に形だけアンディオールしても膝を痛めてしまうので(経験済み)、この課題は保留にしてきたのです。
そして今回先生に足を回してもらった時に、初めて今までよりも少し正しい方向に動いた感覚があったのです!
多分今までのレッスンで体幹が少しは鍛えられてきたからだと思います。
股関節から回すアンディオールは、お尻の下側が前側にくりっと回る感じでした。
これはお尻が上がっていてはできません。
やっぱり全てが繋がっているというか、背中もお腹もお尻も全てバレエをやる上で正しい位置にないとできないんだなと思いました。(身体条件のいい人は違うかもしれませんが)
あと今まで股関節の付け根の前側に力を入れすぎていたのも、アンディオールできない原因の一つだったようです。回す力に抵抗するブレーキのようになっていました。
スタートライン
アンディオールは言うまでもなく、クラシックバレエをやる上での基礎中の基礎です。
バレエを再開して4年半、ここまでくるのにずいぶん長くかかってしまいました。
ようやくスタートラインに立てたでしょうか。
ここからどのくらいバレエらしく動けるようになるのかわかりませんが、ほんの少しでも進歩していければいいなと思っています。
時々くじけそうになるけれど、難しいけど、難しいから、バレエって楽しいですね。
以上、大人バレエの体験談でした!