おぶろぐ

おぶのオージージャパニーズ(日本寄り)な思考。

チャイルドケア、実習中の初グループタイム

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実習2回目について、2部構成で書いていこうと思います。

※自分の記憶のなかでは、今から書くことは全部2回目の実習に起こったことだと記憶していますが、1回目の実習と記憶が混同しているかもしれません。

 

1回目の実習のおかげで、オーストラリアの幼児教育とは何か?を1ミリ程度は理解できた私でしたが、2回目の実習で私は更なる恐怖&自分の勉強不足を感じさせられることとなったのです…。

 

 

2回目の実習、私にとっての鬼門はグループタイムの実施でした。

 

子どもの統率なんて経験したことないし想像なんてできない、赤ちゃんルームしか見ていない私にこのハードルはなかなかキツいものでした。

 

 

 

 

記憶の中での生まれて初めてのグループタイムは、2-3歳児のルームでした。

子どもの数約5〜8人に対し、ルームリーダーとアシスタントの先生の2人で業務をこなしているようでした。

このルームのルームリーダーが何といっても超適当だったのです!

 

まずルームリーダーという肩書きなのにサーティフィケート3しか取ってない&ディプロマを目指している訳でもなさそう(この辺り不確か)って時点で、あれ私の認識と違うぞ?ルームリーダーってディプロマないとダメなんじゃ?と頭にはてなマーク。

 

彼女の統率するグループタイムは、今思えばなんですが、特に目標も目的もなく適当にトピックを選んでいる感がありました。

ただ子どものまとまりがいいからこのバニーの曲を選んだり。(この曲2-3歳児にめちゃくちゃウケがいいです。現職でもこの曲にはお世話になっています。)

 

いろいろなタイプのルームリーダーがいることは分かっていますが、とにかく何かルームリーダーってこうだよね!みたいな、1つでも輝くものが彼女にはなく、ただベビーシッティングをしに来ている、という感じでした。

 

ともかく課題はちゃんとこなさなければなりません。

実習前に学校の先生が「アクティビティをする24時間前にはルームリーダーの許可を取りなさい」と仰っていたのを忠実に守り、プロップを使ったリーディングタイムを次の日に取りたい旨をルームリーダーに話しました。

すると彼女、「ふーんオッケー。あなたがやりたい時間適当に見繕ってやれば?」と放任的な返答!

 

何かアドバイスくれるとか、じゃあこの時間をあなたにあげるからやってごらんとか、そういう配慮はないんだ…と不安はさらに増すばかり。

 

 

次の日、ルームリーダーは本当に私のことを丸無視で通常のルーティン(オムツ替えとか外遊びとか)をこなしていました。私、困惑。

 

思い切って「今グループタイムをやりたいです」とルームリーダーに声をかけてみました。

するとルームリーダーは「オーケー、じゃあそこでやっていいよ」とまたもや放任的な返答!

 

子ども達は室内遊びに興じていて、どこから手をつけていいのか、どのようにグループタイムへ移行させるのか、座学では学んでいても実務経験0の私には本当にわからない。

 

そこへアシスタントの先生が「お片づけの時間まであと1分よ!」と子ども達に声をかけてくれました。

少し時間を置き子ども達にお片づけをさせたあと、アシスタントの指示で子どもがグループタイムを普段行なっている絨毯に座り、いよいよ私のグループタイムです。

 

子どもの視線が怖い。緊張。

あたりを見回すと、あれ?ルームリーダー…消えた!?

 

ルームリーダーはなんと、ランチタイムの準備をしにキッチンに行ってしまったのです。

実習先の保育園には専属のコックさんがおらず、先生たちが隙を見計らって準備に当たっていました。

 

きっとルームリーダーは、子ども達がまとまって座っていることを良しとしキッチンに向かったのでしょう。それか私のグループタイムを見たくなかったのかもしれません。

しかし、私は実習生であるのでRatioには入っていないし、私を監督しているルームリーダーにこのグループタイムを見てもらって批評してもらわないと、私の課題は完成しません。

 

ともかく子ども達が待っている状態なので早く始めなければと思い、ルームリーダー不在のままグループタイムを開始しました。

 

プロップを使ったリーディングは見事に成功。子ども達も集中して聞いてくれました。

が、プランが終わった後もルームリーダーはキッチンに篭りっぱなし。

この後どうしていいのか、次の行動が分からない私は頭が真っ白になってしまいました。

 

お話の間は集中してくれていた子ども達も次第にざわつき始め、立ってうろうろする子どもまで出てきちゃって私大パニック

 

本当に頭が真っ白でこの後どのようにこのグループタイムを収束させたのか記憶がすっぽり抜けてしまっています。ただうっすらと覚えているのは、アシスタントの先生がおろおろする私の代わりに前に立ってくれてどうにか統率を取っていたことくらいです。

 

確かこのグループタイムの批評もこの先生にお願いしていただいた気がします。

もちろん反省点は「Extended group activityを用意していなかった」です。

 

 

 

実習をしている時は、こんな人もいるんだな、けど乗り越えなければ!という意思の方が強かったのですが、今思うと本当にこのルームリーダーありえないなと思います。

私の実習先の園の園長はすごくいい人だったのに、どうしてあんなのを雇ったのか不思議でなりません。

次の実習でもこの先生に会うんだと思うと本当に憂鬱でしたが、3回目の実習時にはすでに退職されていました。

 

 

 

恐怖の実習2回目、次回へ続きます。

2-3歳児のルームを乗り越え、ついにプリスクールクラスの担当の始まりです。

 

 

 

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