◆「天照大神」、「神奈川沖浪裏」、「桜」、を融合したデザイン
日産のブラジル法人は「新型キックス グラフィックデザインアカデミーコンテスト」の大賞にサンパウロのマウア工科大学の学生、リカルド・ムンホス・サンティアゴ・ジュニオールさんの作品が選ばれたと発表しました。
日本神話の「天照大神」と葛飾北斎の「神奈川沖浪裏」版画、日本の象徴である「桜」といった3つの異なる日本文化を融合させた作品となっており、実際に「キックス」のボディに描いたイメージ図も公開されています。
今回のコンテストには大学生を対象にグラフィックデザイン作品が募集され、「独創性」、「創造性」、「コンテストのテーマへの適合性」、が評価の軸となり、審査委員会は、日産のデザイン、マーケティング、コミュニケーションの各分野の専門家で構成されました。
大賞を受賞した作品について、審査チームのジョン・サーズ氏は、「受賞作品は、日本文化のさまざまな要素をスマートな方法によって強い色彩で表現しています。この絵画を使用した新型キックスは(見る人に)インパクトを与えるだろう」とコメントしています。
受賞者のリカルド・ムンホス・サンチャゴ・ジュニオール氏は、自身の作品について次のように解説しています。
「昔から日本の文化が好きで、とても興味を持っていたので、日本の伝統や宗教を描くことを最初に考えました。もう少し調べて、それでたどり着いたのが、太陽を横にすることで表現した『天照大神』だったんです。
『神奈川沖浪裏』は、北斎の作品として非常に有名であり、私が今読んでいる北斎の図解伝記の表紙にもなっています。そして(リアに描いた)桜は、誰もが日本を連想するイメージで、美しいピンクの花を咲かせます」と述べています。
◆日本文化をイメージした大賞作品をキックス実車化へ
大賞作品は、日産ラテンアメリカのデザインスタジオチームのサポートにより、実車のキックスに描かれることが決定しています。
2022年7月15日から17日までサンパウロで開催される「ジャパン・フェスティバル」の日産ブースで、実車が展示される予定となっています。
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【 New Nissan KICKS – The Intelligent SUV の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=F6oCAaKOTYU
【 Nuevo Nissan Kicks - Activa tu Actitud の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=03WcODS8j-E