◆コンセプトカー「Max-Out」(マックスアウト)公開
当ブログでも先般、発表予告を取り上げた「日産:謎のコンセプトカー」(紹介した記事はこちら)が、いよいよ報道陣にプレミアされた。「謎の車」は、日産コンセプトカー「Max-Out」(マックスアウト)という。2/2に発表、お披露目されたものです。
同コンセプトカーは、2021年11月に日産の指針、長期ビジョン「Nissan Ambition 2030」を公表した際にバーチャルで公開された3種のEVモデルのひとつです。実際の商品化は未定ということだが、今般、展示用のコンセプトカーとなってメディアに初公開されました。
公開されたEVコンセプトカーの「Max-Out」は、エネルギー密度が高い次世代電池として期待されている「全固体電池」の搭載を想定した次世代型電気自動車(次世代EV)の試作車です。SDGsを模索するサスティナブルで持続可能な革新的モビリティを普及させていく日産の決意を具現化したコンセプトカーということです。
展示用車両には、全固体電池の実物は搭載されていないが、これを想定して低重心で開放感のあるデザインに仕上げられています。そして、日産グローバル本社ギャラリーにおいて、2月4日~3月1日の期間で開催されるイベント「Nissan Futures」にギャラリー展示される予定となっています。
「Nissan Futures」は、日産が考える持続可能なモビリティと革新的なデザインの未来を体感できるイベントとし、電動化技術や知能化技術(AI)、エネルギーマネジメント、バッテリー二次利用などにおける日産のイノベーションを紹介する参加型のイベントで自動車関係者や技術的専門家などを招いたパネルディスカッション、様々なサスティナブル企画が用意される。
これらのイベントやパネルディスカッションは、開催会場でもオンラインでも無料で参加が可能という。なお、イベントの展示や内容に関する情報は、日産の公式Webサイトで公開されるほか、YouTubeやLinkedInでも発信される予定となっています。
なお、日産自動車では24年度までに小型化や薄型化も可能とされる全固体電池の試作ラインを作る計画という。そして、この高密度で小型化されたバッテリーは、デザイン上の自由度が高まることを考慮して、28年度までの実用化と新型車両への搭載を目指しているそうだ。
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【 Nissan Max-Out concept の動画はこちら 】
https://www.youtube.com/watch?v=TFBR6LXESi8
【 「Nissan Futures」イベントサイトはこちら 】
https://www.nissan-global.com/JP/INNOVATION/TECHNOLOGY/TOPICS/NISSAN_FUTURES_2023/
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