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子供連れで感じる交通弱者としての立場と子育てにおけるジェンダーフリーの課題

子供が生まれてから概ね5ヶ月経ち、ようやく初期のバタバタも少しずつ落ち着くようになってきた。

コロナ禍とは言え、ずっと屋内にいてはやはり息が詰まるし、子供に外の空気も吸わせてあげたいという事で最近は折を見て外出も徐々にするようになってきている。

ベビーカーを使って外出するようになって感じるのが、「弱者」としての立場とバリアフリーの重要さだ。

子供を持つ前、普通に外を歩くときはあまり意識することもなかった路面の段差や凹凸、そして歩道の狭さなどがベビーカーを押しながら歩くと意外と支障になることがよく分かる。

自分の住んでいるところは比較的平坦な土地なので、坂の上り下りなどは殆ど無いが、それでも少し移動が難しいところもあったりする。

また、バスや電車などの公共交通機関での移動も一苦労だ。 駅やショッピングセンターなどで上下方向の移動をする際には必ずエレベーターを探さないとならない。大きな施設ならまだしも、多くの施設ではエレベーターは概して大きなものではなく、ベビーカーで乗り込もうものなら、他は2〜3名ほどしか入れなくなる小さい場合も少なくない。

混雑している場合は、数回待たないと乗れないこともある。大人だけで行動するよりも大幅に時間がかかることが多いのは事実だ。

ベビーカーを使った移動については改善はされてきたとは言え、まだまだ課題も少なくない。

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ベビーカーに限らず車椅子などでの移動を自由に行うにはまだまだバリアフリーが十分で無いことも事実だろう。

もちろん、道路やインフラの整備には時間も金もかかるので、全てをバリアフリーにすることは簡単ではないだろうが、少しずつ改善していってほしい。

また、長時間外出する場合、オムツ替えや授乳、場合によっては着替えなどもしないとならない。 昔と比べてば多くの施設でベビー向けの施設は整備されてきたほうだろう。

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ただ、せっかくベビー用のスペースはあるが一部は女性用のトイレ内にしか施設がなかったり、共用部にあったとしても「男性立ち入りお断り」になっているところもある。

赤ちゃんが母親と同伴している場合はまだ良いのだが、父親のみの場合に身動きが取れなくなるケースもありうる。 母親だけでなく父親の育児参加が求められる中で、屋外での公共機関や施設などでの設備類が必ずしも「男性による育児」を想定しきれていないケースが有るのは少し残念だ。

特に今のコロナ禍の状況では、親類等の応援を求めることも難しく、子育ての様々な場面で父母だけで対応しなければ行けないことも少なくない。 女性だけでなく男性が様々な場面で育児対応ができるインフラが整備できることを望みたい。