EREWHON
サミュエル・バトラー
150年前にイギリスで出版された本ですが
現代でも十分通じるというか
結局人間と言うのは「人間」なんだなと思える本でした。
あらすじに優性思想と書いてありそれに惹かれて買ったのですが
もっと暗いっていうかドロドロしてるというか
エグイ話なのかと思っていたのですが意外とそうでもなく、
そして小難しい話かと思えば
児童文学並みに読みやすかったです。
「エレホン」というちょっと不思議な国の話なのですが
中々面白かったです。
子供の誕生が犯罪ではないのだけど
不幸として扱われているのが私的には一番面白かったかな。
読み終わってから気づいたのですが
この本は皮肉というか風刺作品です。
イギリスぽいと言えばイギリスぽいのですが
私はこの手の作品大好きですね。
んじゃまた('ω')ノ