焼き鳥が好きになった時の話

お世話になっております、松本です。

本日はシンプルに社会人になってからの焼き鳥との出会いまでを書かせて頂きます。お付き合い下さい。

約8年前、私は大阪の食品会社でサラリーマンとして営業をしていました、そして1年でリタイアします。その後1年間アメリカのオレゴン州になんちゃって語学留学に行きます。(その話はまた書きます。笑)そして日本に帰って来た訳なのですが、夢の経験はしましたけども、当然アメリカでMBAを取得した訳でも大学を出た訳でも無いので何も自分は変わっていません。なんならお金もほぼ使い切りました。仕事しないといけないと思い、浅はかなアホな考えで実家の鶏肉を使った商売をしよう!と考え、大変失礼な話ですが先輩が西宮で営む焼き鳥屋さんに社員として入社させていただきました。しかし飲食のことを舐めきっていた私は不平不満を口にするだけで、早く人を雇って開業したいという、今思えば本当に甘すぎる考えで過ごしていました。それでも素晴らしい寛大な先輩方のお陰で、毎日楽しく過ごさせて頂いている時、今でもお世話になっている僕より先に独立された先輩社員と大阪のミシュランビブグルマンを獲得されている焼き鳥屋に連れて行って頂きます。そこで私の焼き鳥の概念は180度変わりました。

今まで焼き鳥=居酒屋さん、安い早い美味い、のイメージだったのですが、その店は、寿司屋の様な内装、1串ずつ丁寧に出てくる、煙たくない、見たことの無い焼き方、皮がネタに巻いてある等本当に全て衝撃でした。次の日から初めて焼くことが楽しくなり、昨日見た焼き方や刺し方を自分なりに真似てみて、アルバイトさんにまかないとして嫌ほど食べてもらいました。笑 (その時のアルバイトは今鳥源の社員で焼き師をしてくれてます。私と働きたいと思っていたんですと言ってくれた時はほんまに嬉しかったです。)なので炭の組み方や刺し方の基礎以外、鳥源の焼き方も刺し方もオリジナルです!笑 ほぼ独学で作りました!

そこからはすぐに一年後には会社を辞めると決めて、休みの日は焼き鳥屋さんには勉強に食べに東京に行ったりもしましたし、自己啓発の本を読んだり、無理していい寿司屋にも行きました。本当に今までの自分と考え方がびっくりするほど変わったのを覚えています。

あの時先輩に出会えたのはとても幸運でした、これからは自分が沢山の縁ある人を幸せにして影響を与えれる人間になりたいと思います。

ではまた書きます。

松本