総合2面

「米パックウエスト株2割安
 預金1割流出で警戒
 中堅地銀、経営不安続く」

 まだアメリカの金融不安は収まっていません。
 「市場が米地銀の預金流出懸念を再び強めている。米カリフォルニア州地銀のパックウエスト・バンコープが11日、5日時点の預金残高が前週比で1割減ったと明らかにしたことで、同社の株価は11日に前日比で23%下落した」

 「米メディアが3日午後、パックウエストが身売りや増資などの経営再建策を検討していると報じ、経営不安が強まったためだ。株価は4日、前日比で51%の大幅下落となった」
 経営者や従業員は気が気ではないでしょう。預金者も落ち着いていられません。私だったら、預金を引き出すでしょうか。少々微妙。

 「株式市場では投機筋による空売りが勢いを増す。銀行の業界団体が問題視しており、SECも動向を注視する」
 いろいろな噂も輪をかけているようです。

 ニューヨーク連銀は「広域な範囲で事業を展開する(スーパーリージョナル)地銀で最も預金流出が深刻だったと指摘した」そうです。

 「SVB破綻後は預金流出はもっぱらスーパーリージョナル銀行から生じた。流出した預金の多くは資産2500億ドル以上の大銀行に流れた。一方コミュニティーバンクや小規模の地銀の預金調達は比較的安定していた。個人の預金者が多いことや、預金額が小さく預金保険内に収まる点が理由と考えられる」
 乱暴な言い方をすれば、中途半端に大きい地銀が苦しく、小さめの地銀は保険内で何とかなるから問題にならない、のでしょう。 
          
          
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