私にとって190作品目の読了原書です。
斯蒂芬・金著 《它》
スティーブン・キングの『It』中国語版です。
スティーブン・キングの小説は、
実は本書を入れて4作品しか
読んだことがありません。
ですが、私の中で
キング氏に対する好感度が
一貫して高いです
特に『シャイニング』が大好きで、
数年に1度は読み返します。
続編『ドクター・スリープ』に出会った2015年に、
その時の感動をブログに残していました。
(※過去記事は⇒コチラ)
『It』は怖そうだなぁ…
と、なかなか手をつけられずにいました。
昨年コロナ禍の一時退避の際、
成田行きの臨時運航便で
機内上映プログラムに入っていたので
「やった~!」と、初鑑賞を果たしました。
2017年版のItです。
邦題は『IT/イット “それ”が見えたら、終わり。』
とても感動して、
日本語訳された和書を購入したいと思いました。
ところが!
電子版がない上に文庫も在庫切れで
そのままフェードアウトしてしまったのです
今年に入り
微信读书で中文版を見つけ、
はりきって书架に入れてました。
ケータイ画面で3668頁
米国人の中国語表記名がとにかく読みにくく、
そこで気が散って入り込めず、
再度アマゾンでチェックしてみました。
そうしたら、日本語に訳された4冊分が
まとめて電子版でも販売されていました
即購入してKindleに入れました
先ずは中文版をオーディオブックで耳から聞き、
日本語版で答え合わせするように読み、
一番最後は中文版を目で読み終えました。
小丑!潘尼歪斯!(ペニーワイズ)
との長期戦だったので、
その間に映画鑑賞もはさみました。
まずは、飛行機の中で観た2017年版を
更に2回鑑賞しました。
その後、最終章2019年版のIt Chapter Two
邦題『IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。』
これは昼間シラフで1回、
後日、晩酌のお供にもう1回
最後は、1990年版のオリジナルIt =『IT』
これで締めくくりました
映画は3バージョン全て!
日本語訳の和書も!中文版も!
私はどれも気に入りました
スティーブン・キング・ワールドに浸りました。
人間が無意識にどちらも有する対極の諸々…
闇と光、
弱さと強さ、
恐怖と輝き、
これらを同量に重ねて、
色んな人物や場所、異なるシチュエーションで
目の前に突きつけられました。
終盤は、著者の頭の中のうねりに
グワングワンと振り回された感覚が強く、
かなりのエネルギーを要しました
ですが、生きてる間に読めて!観れて!
本当に良かったです。
またエネルギーを貯めたら、
キング氏の著書に挑戦できるかな
ランキング参加中♪
←(ポチッとしてくれると励みになります!)
にほんブログ村