2021年11月26日・2019年10月
訪問
殉教の丘 モンマルトル サンピエール教会 パリ
サクレクール寺院の向かって左隣にも教会があります。
それがサン・ピエール教会です。
（2019年10月撮影）
この教会はサクレクール寺院と比べると知名度が低いのですが、
とても歴史が古く素晴らしい教会で、私のおすすめポイントです。
（2021年11月撮影）
今回訪問した時にはすでにクリスマスマーケットの準備が始まっていました。
何やら赤銅の機械や調理器具がたくさん置かれていましたよ。
（2021年11月撮影）
今日ご紹介するのはサン・ドニさんです。
このドニさんはキリスト教の黎明期に、ローマからこのガリア地方に布教に来ました。
紀元3世紀ごろのことだったらしいです。
シテ島を拠点にキリスト教に布教をしていたのですが、
そのころのガリア地方はキリスト教徒は異なる宗教が主流だったので、
ドニさんは捕まって、首切りの刑に処されてしまいました。
でも、この彫刻よく見てください、おかしくないですか？
ドニさん自分の首を両手に持って立っていますよ。
（2021年11月撮影）
横からも撮影してみました。
実はこの方これからが伝説になっていいるところなんです。
この時の処刑はドニさんを含め3人が首を切られました。
しかし、このドニさん首を切り落とされましたが、その首を拾い上げると、
すたすたと歩き始めたんです。それもお説教を唱えて。
10キロも歩いたんです、そこで力尽きてばったり倒れたというのですね。
そこには今、サンドニ大聖堂が建っています、
この大聖堂にはフランス王家歴代の王様が眠っています。
また、現在のモンマルトルはこの時の『殉教の丘』
Mont des Martys から来ているんですね。
