不動産鑑定士のブログ 〜坂の上の雲〜

更新頻度が比較的高い不動産鑑定士のブログです。ためになる情報を発信していきます(たまに下ネタも。)。

【第362回】映画化されるマイク・タイソンと人間万事塞翁が馬

こんにちは、城山です。

 

 

はじめに

1997年の今日、 ボクシングのマイク・タイソンイベンダー・ホリフィールド戦が行われました。第3ラウンドでタイソンがホリフィールドの耳を噛み切り反則負けになった試合です。

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タイソンがホリフィールドの耳を噛みちぎる瞬間

マイク・タイソンはいまは53歳ですが、見てください、この動き。


Mike Tyson Training at 53

 

以前このブログでもマイク・タイソンの凄さを紹介したことがありますが、いろいろあったけど何事も諦めず続けることなのでしょうか。

 

www.buzzlife1a0312758.com

 

いつになってもいかにメンタルコントロールするかが課題です。

で、そのマイク・タイソンが今度映画化されるそうです。

https://hypebeast.com/jp/2020/6/jamie-foxx-to-play-mike-tyson-in-biopic-announcement

というところで今日はこんな話題です。

 

Jaws, Black Panther and More Coming to US Drive-Ins

 
米国のドライブイン上映会、ジョーズブラックパンサーほか多数決定
 

Jaws, Black Panther, and Back to the Future are just a few of the popular films coming to drive-ins across the US this summer.

 

ジョーズブラックパンサーバック・トゥ・ザ・フューチャーは、この夏に米国中のドライブイン上映会にやって来る人気映画のほんの一部だ。

 
 
 

Media company Tribeca Enterprises announced June 22 the lineup for its summer series of films playing July 2 to August 2 as part of the Tribeca Drive-In.

 

メディア企業トライベッカ・エンタープライズは6月22日、トライベッカ・ドライブインの一部として7月2日から8月2日まで上映される夏の映画シリーズのラインナップを発表した。

 
 
 

Most cinemas have been closed in the US since mid-March because of the coronavirus pandemic. Many are getting ready to open again in July, but the crisis made drive-in movies — where movies are played on an outdoor screen and audiences watch from their cars — relevant once again.

 

コロナウイルスパンデミックのため、米国のほとんどの映画館は3月中旬から閉鎖されている。 多くは7月に営業再開する準備を進めているが、この危機によりドライブイン上映-映画が屋外のスクリーンで上映され、観客は自分の車の中から観る-が再び脚光を浴びるようになった。

 
 
 

Tribeca Enterprises was started by actor Robert De Niro and Jane Rosenthal in 2003. It runs the Tribeca Film Festival, the Tribeca TV Festival and Tribeca Studios.

 

トライベッカ・エンタープライズは、俳優のロバート・デニーロとジェーン・ローゼンタールによって2003年に設立された。 それはトライベッカ・フィルム・フェスティバル、トライベッカ・TV・フェスティバル、トライベッカ・スタジオを運営している。

 
 
 

Its drive-in series includes themed nights for sports, music, kids' movies, James Bond, and high school flicks. A July 4 celebration will also include screenings of Field of Dreams, The Wizard of Oz, and Apollo 13. The Tribeca Drive-In is not just for movies. There will also be live stand-up comedy and some events organized by the NFL.

 

ドライブイン上映のシリーズには、スポーツ、音楽、キッズ映画、ジェームズ・ボンド、高校生向け映画などテーマ性のある上映日が含まれる。 7月4日の祝いには、フィールド・オブ・ドリームス 、オズの魔法使アポロ13の上映が含まれる。 トライベッカ・ドライブインは映画だけではない。 スタンダップ・コメディーのライブや、NFLが主催するイベントもある。

 
 

The films will be shown at beaches, stadiums and regular drive-in locations. Tickets, which are free for essential workers, are now available, and a percentage of sales will be donated to Black Lives Matter.

 

映画はビーチ、スタジアム、正規のドライブインで上映される。 エッセンシャルワーカーは無料のこのチケットは、現在入手可能で、売上の一部はブラック・ライヴズ・マターに寄付される。

 

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drive-in
 

ブラック・ライヴズ・マター

ここでブラック・ライヴズ・マターについて復習しておきましょう。

米国で5月、黒人男性のジョージ・フロイドさんが、白人警官に首を押さえつけられて亡くなる事件があり、それをきっかけに、米国だけでなく、世界各地で叫ばれているのがブラック・ライヴズ・マターです。

直訳すれば「黒人の命は大切だ」です。しかし背景には「みんな平等に大切な命なのに黒人の命は軽視されてきた」という問題意識があるから「黒人の命大切だ」の方が近いでしょう。

米国で最初にこの言葉が注目されたのは、2012年に17歳の黒人少年が白人の自警団長に撃たれて死亡した後です。14年にも警官が黒人男性を死なせる事件が続けて起き、抗議デモとともに広まりました。そのとき、警官らの刑事責任が問われなかったことも影響しました。米国では警察が年間1千人以上を射殺してるらしいっす、米国恐ろしき。。。

で、黒人は白人の2倍以上の確率で撃たれている今回の事件があったミネアポリス市でも、黒人は人口の2割ほどなのに、警官が力で押さえ込んだり殴ったりする件数の6割は黒人が対象だっんで、さらに問題に油を注いているようです。

最近のデモは黒人ではなくむしろ白人が目立ち、教育や経済状況の差が埋まらない中で「沈黙も暴力と同じだ」と考える若者が多く集まってるみたいです。

どうやら、60年代の公民権運動と似たうねりが起きているとも言われる一方、当時と比べてデモ参加者の要求にはばらつきがあり、キング牧師のようなはっきりした指導者がいるわけでもないので、このエネルギーをどう生かせるのかが課題ですね、折角の機会ですし。

 

おわりに

みなさんも自分のキャリアについて悩む事があると思います。マイク・タイソンだって逮捕されたことがあるし離婚もしているし、たくさん悩んだと思います。

城山も悩むというか考えるときがあります。それは感情的になることだってあるでしょう。周囲に恵まれたかそうでなかったか、自分に原因があったかそうでなかったか、たまたま今回は不運だったのかそうでなかったのか、自分の人生をどうしていきたいのか。

人間万事塞翁が馬ともいいます。

山中教授、なかなかいいことをいいますので、日曜の午後、ゆっくり聞いてみてはいかがでしょうか。


「平成27年度近畿大学卒業式」iPS細胞研究所 山中伸弥教授メッセージ

 
不合格も、失敗も、降格も、人間万事塞翁が馬と考えましょ。 
あの大バッシングをうけたマイク・タイソンも今度映画化されます。その映画をドライブインで見る事ができるかもしれません。
それら失敗のすべてが必要だったと思えるような人生にしたいものです。