【2024年用】1日1ページのデイリー手帳は一日を大切にできるよ | あとりえ極星堂

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【2024年用】1日1ページのデイリー手帳は一日を大切にできるよ

書籍もポイントカードもいろんなものが電子化されて、スマホで管理できるようになって久しい昨今。
遊びの予定をいままさに話し合っている友達がスマホでスケジュール確認しだしちゃったりして、「おっけー、じゃあその日にしよー」とかいいながらポチポチ入力するのを茫然と眺めちゃったりしながら、でも、それでも、紙の手帳には紙の手帳にしかない大きな魅力がある!! とわたしは大声で叫びたい。

わたしは1日1ページのデイリー手帳が大好きです。
サイズはA6(文庫本サイズ)がイチオシ!

1日1ページ手帳を愛用しだしたのは2019年からです。

1日1ページ手帳はスケジュール管理がほどほどにしやすく、なおかつ自己肯定感を高めるために便利に使えるツールです。

逆にいえば、スケジュールを俯瞰ふかんで眺めてガチガチに無駄なく工程管理をおこない、〆切までの日数をシビアに計算する必要があるような使用方法は向いていません。
そういう方はウィークリー手帳のほうが向いています。

1日1ページ手帳を使うのに向いている人は、

  • ほどほどにスケジュール管理をしたいと思っていて
  • 過去についてうじうじ悩みたくない、
  • 完璧主義の人

です。

1日1ページ手帳は1冊のお値段がけっこう高いです。
「できれば失敗したくない!」――このページが(わたしも含めて)そのような不安を抱える方の参考になれば幸いです。

1日1ページ手帳は、自己肯定感を高めたい人や「今日という一日」を真剣に生きたい人に心からおすすめします。

2024年用は、2022年と2023年につづいてエディットの1日1ページ手帳(カバーなし)をリピ買いしたよ!

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1日1ページ手帳を使うと「今日一日」に集中できる!

1日1ページ手帳の大きな特徴は「今日」という一日に集中できることです。
これこそわたしは「一日を大切にすること」のキモだと考えています。

1日1ページ手帳は過去も未来も見えづらい、わかりづらいつくりになっています。

巻頭にマンスリースケジュールページがあり、あとは1日1ページが淡々とつづいていく……。
手帳をパッと開くと、

【今日】|【明日】

または

【昨日】|【今日】

と目に入ります。
この構成が当たり前にして究極の仕様なのです。

完璧主義の人にこそ1日1ページ手帳を心からおすすめします。
できなかった一昨日のこと、不完全だった先月のこと、手帳が真っ白なままの先々月のことなんて、1日1ページ手帳では何も目に入ってきません。
目の前にあるのは【今日】と【明日】か、【昨日】と【今日】だけです。

人間、目に入らないことは気にならなくなっていくし、忘れていきます。

不完全な「昨日」のページが目に入るのがイヤだ!

だいじょうぶ。
いま取り組もうとしている「今日」という一日の存在が、あなたを奮い立たせてくれます。

「もう嫌だ! わたしなんて……わたしなんて……!」となったときに「こんなに頑張っているじゃないか!」と思いださせてくれるのが1日1ページ手帳なのです!

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1日1ページ手帳の使い方!スケジュール管理もそこそこできる

あくまで「そこそこ」ですが、1日1ページ手帳はスケジュール管理をすることもできます。

巻頭についているマンスリースケジュール(カレンダー)が便利に使えます。

普通にスケジュール管理に使える

1日1ページ手帳はガチガチの無駄ない工程を計測するかのようなスケジュール管理さえ求めなければ、普通に使えます。

ただし、一週間単位とか月単位で見るようなスケジュール管理はしづらいです。
【昨日】【今日】または【今日】【明日】という一極集中になるからこそのデメリットです。

「わたしは24時間はたらくビジネスマンだから1日1分1秒でも無駄にしたくない!」――そんな意識の高い方は1日1ページ手帳は使わないほうがいいです。

バチバチに完璧主義の”ケ”があるわたしは、「引っかかる何か」「自分が瑕疵だと思う何か」が生まれると、「今日」を一気に投げ出したくなる衝動に駆られることがあります。
それを防ぐため、「今日一日を生きること」に意識を集中させたいのです。

「今日一日」に意識を集中させたい! そんな用途には1日1ページ手帳がおすすめ!

わたしが実際に使っている1日1ページ手帳でのスケジュール管理のやり方は以下のとおりです。

  • 予定が入ったら、巻頭マンスリースケジュールにまず記入する。
    • A6サイズだとマス目が小さいので、自分がわかるレベルのざっくりした書き方でもOK!
  • 1日1ページのデイリーページにもそのスケジュールを記入する。
    • 巻頭マンスリースケジュールでざっくりとしか書けなかった分、デイリーページに予定の詳細を記入しておくと便利です。
  • 当日、その予定をこなしたら「完了できたこと」がわかる印をつける。
    • 「印」はスタンプでも取り消し線でもお好みでいいので、ぜひつけられることをおすすめします!
    • 自分の実績を実感することができますよ~!

取り組んでいる物事についての記入欄をあらかじめつくっておいても楽しめる

1日1ページ手帳本体はA6サイズ(文庫本サイズ)で小さくても、「1日にこれだけ自由にこのページを使えるんだ」と思うと大きいです。

スケジュール管理をしてもページに余りが出る場合は、自分の取り組んでいる物事についての記入欄を設けておくのがおすすめです。
日々の心地よい刺激になって毎日を楽しめます。

2020年に使っていた1日1ページ手帳!
このときは『ESダイアリー』を使っていました。

ESダイアリーの1日1ページ
ESダイアリーの1日1ページ。

画像を見てみると、スケジュール管理以外にもいろんなことを書いているのがわかります。

このときは歩数の計測にハマっていたので、一日の歩数を記録していました。
「節約にならないかな?」と思って、一日に使ったお金を記録していました。
さらに、天気と体調の関係を検証しようとしていました。
天気欄と温度記入欄のあるスタンプを押して、天気・気温・降水確率などを記録しています。

楽天市場の【Stamp Loveースタンプラブー】さんは、1日1ページ手帳にも使える楽しいスタンプをたくさん置いていらっしゃいます。
見ているだけで楽しめますよ~!

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1日1ページ手帳に限らず、手帳には機能面と物理面の両方を求めたい

三年分の1日1ページ手帳
三年分の1日1ページ手帳。

1日1ページ手帳に求める機能面

「いまこのとき」「いまこの瞬間」に集中できる手帳であること

わたしは「いまこのときに集中できる手帳」であることをつねに求めています。

いまこのときに集中する。
つまり、マインドフルネスってやつです。

わたしの完璧主義は厄介です。
「過去が完璧ではなかった」と後悔し、「あれは完璧にできるだろうか」と未来への不安にいつもおびえています。
どちらも無駄なことなのはわかっているんですけどねえ。
過去は変えられないし、未来はそのときにならないとわからないものです。
そもそも、よい未来にしようと思うならば「いまこのとき」をしっかり生きることが必要なわけで。

なのに、気持ちが「いまこの瞬間」を生きていない。

だから、わたしは以下の点を手帳に求めます。

  • 過去の実績(こなせた予定、課題)が見やすいこと。
    →「自分は何もできないダメ人間ではない」と、手帳を見返すことで認知を改善できる。
  • 予定はそれなりに立てやすいが、立てやすすぎないこと。
    →エネルギーがある日の勢いだけで無茶な計画を立てすぎる、ということを防止する。
  • 「今日この日」に集中できること。
    →過去や未来に気持ちが行き過ぎないこと。

スケジュール帳にあるまじき観点ですが要は、未来の把握はそこそこでいいのです。

一週間単位なんかで予定や計画をどんどん立てられるスケジュール帳だと、「失敗」をする前のやる気に満ちあふれているときに勢いだけで無茶な計画を立てがちです。
そしてそれがちょっとでもとん挫するとすべてがイヤになり、すぐに投げやりになって自堕落な日々に戻ってしまいます。

スケジュールを俯瞰して見やすい手帳であればあるほど、予定どおりにこなせなかった少しのほころびが目につきやすいです。
視界にちょっと覗くほころびは、「ちっとも完璧じゃないよ」「あんたはけっきょく何もできないダメ人間なんだよ」としつこくささやきます。

それが奪うのは何か。

単なる気持ちのエネルギーだけではありません。
やる気につながる自己肯定感そのものをそいできます。

あなおそろしや、完璧主義の世界!

1日1ページ手帳に求める物理的なこと

サイズがA6サイズ(文庫本サイズ)であること

A6より大きいと机やカバンで場所を取りすぎます。
それに、書かねばならないスペースが大きすぎるのもいけません。
「余白が残るなんてダメ……、これをすべて埋めねばならない」……そんな強迫観念にかられるからです。

A6より小さいと今度は書きづらくて不便です。
書きたいことを取捨選択せねばならないのはストレスです。

その両方のバランスを取った結果、わたしにベストなサイズはA6(文庫本)サイズでした。

紙の質は問わない

好きな人にはいいづらいのですが、わたしは万年筆には興味がありません。
文字を書くときに左利きなのもあり、「左手でストレスなく使えるペンで書く」のがわたしにとっての優先事項です。
その結果、手帳の筆記に使うメインの文具は鉛筆・シャープペンシル・芯ホルダー、フリクションで落ち着きました。
ですので、「万年筆のインクが裏移りするのかどうか?」などは、まったく気にしていません。

糸綴じで、180度開く手帳がいい

手帳を開いて机に置いたとき、180度にぺたーっと気持ちよく開く手帳がよいです。

開きが中途半端なことによって、「んん!?!? なんかノド(綴じ)の部分に書きづらいんだけど(怒)」みたいなストレスはためたくありません。

自己肯定感を下げる要素が入っていないこと

これが意外と重要です。

自分でいうのもなんですがわたしはけっこう素直なので(笑)、人のいうことがダイレクトに心に入ってくることが多いです。
悪意も善意もお説教も、その言葉の裏の感情まで自分の心にずっしり、ハッキリと突き刺さります。
ですから、手帳の中に何らかの言葉が書かれているのならば、その内容や文体に至るまで慎重に精査する必要があります。

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1日1ページ手帳のメリット

一日一日を大切に過ごせるようになる

1日1ページ手帳を使うと、一日一日を大切に過ごせるようになります。

手帳本体の巻頭にマンスリー(月間)スケジュールはあるものの、メインである1日1ページのページを開くと、そこには今日と明日、または今日と昨日のページしか目に入りません。
ふつうに見開きで見ている分には、たとえば一昨日や明後日、今週末や来週末のスケジュールなんて見えません。
だからこそ、「今日」という一日に集中できます。

ページを見返したときに面白い

無意識にでも一日一日に集中しているからでしょうか、過去のことを振り返るためページをめくったときに肯定的に見ることができます。

ちょろっと一言が書いてあるだけだったり、ぎっしりとメモ書きがしてあったり、逆に空白のページが続いていたり。
その連続するページを見返すたびに、「ああ、このときはこうだったなあ」といろんな記憶がよみがえります。

「できないこともあったけど、このときはこのときなりにわたし、がんばっていたんだよな……」と、空白のページでさえ肯定的に眺めることができます。

ちょっとしたことでも書き残しているので、あとから事実関係を確認しやすい

1日1ページ手帳を使っていると、ちょっとしたことでも書き留めるクセがついてきます。
「おっしゃ、これ、ええネタやん!」と、ほとんど無意識に書いていたりします。

するとのちのち、「子供が初めて寝返りをしたのはいつだったっけ?」「あの病院に初診でかかったのはいつだったっけ?」「おとといの晩御飯はなんだっけ?」……という、日常の変化や出来事を確かめやすいです。

手帳の値段が高いから、机の肥やしになりづらい

これは貧乏性なわたしだけかもしれませんが(笑)、1日1ページ手帳はけっこうお値段が高いです。
いまどきスケジュール帳なんて、モノさえ選ばなければ百円ショップで買えてしまいますからねえ。
それを思えば、定価で買う1日1ページ手帳はいったい百円ショップの手帳何冊分でしょう!?

購入に「えいやっ!」と決意が必要な値段の手帳は、「なんとか元を取ろう」ということで使い続けることになりやすいです。
「ちょっと気に入らない部分がある」と思うようになっても、途中で買い替えることもしづらいです。
「この手帳を使う」ことに集中しやすい状態が持続します。

手帳に挫折してもリカバリーしやすい

1日1ページ手帳はメインのページを開くと、「今日と明日」、または「昨日と今日」のページしか見ることができません。

つまり、手帳をつけていなかった空白のページが目に入りづらいのです。
だから、もしも手帳をつけることが面倒になって挫折しても、「今日から気を取り直して手帳をつける!」生活に復帰しやすいです。

「昨日までできなかった!」といわんばかりに存在する空白のページ。
それが視界に入らないので、気分新たに生活をすることそのものに集中できます。

365ページあるから、一年を長く感じることができる

1日1ページ手帳を使って1日1ページずつ手帳を埋めていくと、一日に集中できます。
集中した一日の積み重ねになる一か月は、とても濃いです。
濃い一か月の積み重ねである一年は、すごく濃厚です。

手帳を使っていなければぼーっと過ごしてしまいそうな一年でも、1日1ページ手帳を使っていると能動的に過ごすことができます。

能動的、主体的に日々を過ごしていると、あっという間の一年なのに、同時に長くも感じられます。
「まだ○月だから、アレとかソレとか取り組めるなあ」と、前向きに考えられるのです。

文庫本のカバーが流用できる(※A6サイズ限定!)

ペンホルダーの有無にこだわらないのなら、A6サイズの1日1ページ手帳だと文庫本のカバーが流用できます!

文庫本のカバーはリーズナブルなお値段でいろんなものが出回っているので、お財布に優しい予算でかわいい手帳に仕上げやすいです。
一年の途中でカバーを変えても気分転換になりますし。
スマホケース感覚で気軽にカバーを変えられるのは、ほかのサイズの手帳にはない大きなメリットです。

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1日1ページ手帳のデメリット

分厚い。重い。持ち歩きに向かない(※人によります)

1日1ページ手帳は、月間(マンスリー)ページやそのほかのページも綴じられているので、365ページ以上あります。

これはそこそこの分厚さです。

分厚さゆえに重い。
重いゆえに持ち歩きには不便!!
小さいカバンにはハッキリいって邪魔!!

ふだんから文庫本を持ち歩く人にはなんともないサイズかもしれません。
それでも、1冊の文庫本が2冊になると思えばつらいかも……。
もともと文庫本を持ち歩かない人には、けっこうリアルにうっとうしいサイズ感です。

解決策:いっそのこと持ち歩かない

わたしがとっている解決策です。笑。

じつのところ直近のスケジュールはだいたい頭に入っているので、手帳はあまり持ち歩いていません。
スケジュールが詰まっていてややこしいときや、予約の取りづらい病院(次回の予約の日程を病院側とすり合わせする必要がある)に行くときなど、ピンポイントで必要なときのみ持って行きます。

値段が高い

1日1ページ手帳は高いです。

カバーなしのものなら1600円前後~、カバーありなら2000円以上~といったところが相場。
分厚いし、製作に手間もかかるから仕方ないのでしょうねえ……

解決策:無印良品の1日1ページノートで代用する

無印良品の1日1ページノートだったら、1日1ページ手帳の代用がいちおうはできます。
わたしもやりました。

でもこの方法の場合、1日1ページノートにスケジュール軸を作って手帳に仕上げる時間がもったいないことと、マンスリースケジュールがついていないことがデメリットになります。

マンスリースケジュールは、シーズンになるとダイソーでそういうシールが発売されるので、それを貼れば解決☆ と思いきや、そうはいかないんですよねえ……。

無印良品の1日1ページノートはページ数が366ページだったか365ページきっかりしかありません。
つまり、マンスリースケジュールのシールを貼ると、ページ数が足りなくなってしまうのです!!

わたしはマンスリースケジュールのミニノートを作って、それを1日1ページノートに貼ることで乗り越えました(マンスリースケジュールの分、自力でページを増やしたんですな)。
ただ、こんな改造をするなんてめちゃくちゃ手間がかかるし、見た目をキレイに作るのが難しいし、そもそも時間もかかるし、あんまりおすすめしないです……。

その時間と手間のエネルギー分、ほかの生産的なことをしたほうが建設的だとマジで思う。

商品の選択肢があるようで少ない

1日1ページ手帳は、手帳業界ではどちらかというとマニアックなのか?
商品の選択肢があるようであまりありません。

こだわりの少ない人なら商品選択にもとくに困らないでしょうが、その逆の人には「これ!」という逸品を選ぶのがきついかも……。

カバーをガチで作るなら、高い

まず、手帳についているデフォルトのカバーでOKなら、この問題は発生しません。

しかしカバーにこだわりがあるのならややこしい。

ペンホルダーなしでよければ、まだ安くつきます。
A6サイズの1日1ページ手帳なら、市販の文庫本カバーをそのまま使えるからです。
これでよいならむしろお安いくらい。

いや! わいはペンホルダーがほしいんや~!!

この場合、あとから取りつけることのできる、クリップやシール式のペンホルダーを使うことでOKならそれで解決できるのでまだよいです。

いや、ペンホルダーはしっかりしたのがいいし、カバーも本革のがいいなあ~……

なんてことをいいだすと、そこそこ高くなります。
そう、1日1ページ手帳本体よりもね……。

本気で過去を振り返らない主義なら、たまっていく過去ページが邪魔になる

わたしは過去の自分の実績を見るためにも1日1ページ手帳を選んでいるので、過去ページが必要です。
が、「過去ページには興味がないよ。とにかく一日一日に集中したいだけだから」という人には、どんどんたまっていく過去ページが邪魔になります。

バインダー式の手帳なら過ぎ去った日々のページを取り去ってしまえばいいんですけど、1日1ページ手帳は綴じ手帳になっているのでそういう解決策を取ることもできません。
本気で過去を振り返らない主義の人には、けっこう無駄な重量感のある手帳になると思います……。

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2024年に使用する1日1ページ手帳はマークス(MARK’S)エディット(EDiT)

わたしは今年(2024年)度も、マークスのEDiTを使います^^

すでにマークス公式オンラインショップでゲット済みです!
2022年から数えて3冊目です。

決め手はこれ!

  • スケジュール欄が24時間ある
  • 罫線がドットで自由に書ける(描ける)
  • 各部の名称に英語表記がありすぎない

2021年に使っていたフランクリンプランナーは各部の名称の多くが英語表記になっていました。
英語がめちゃくちゃ苦手なわたしには意味のわからないことがしばしばあってストレスでした。
その都度調べて意味がわかったとしても、パッと見て理解できる日本語で入ってくるのか、ちょっと考えないと意味を思いだせない英語で入ってくるのかで、効率や脳のリソース消費量はまったく違います。

マークス(MARK’S)エディット(EDiT) の1日1ページ手帳のサイズなど

  • サイズ:H148xW105xD17mm(カバーなし)
  • 重量:約204g
  • スケジュール軸の時間表記:24時間
  • ドット罫線 5mm
  • スピン(しおり紐)2本
  • 年間、月間ページ付

マークス(MARK’S)エディット(EDiT) の1日1ページ手帳はカバーなしだと意外とお安い

2023年用は楽天市場の公式オンラインショップで、2090円(送料込み)で買いました!
昨年に比べてちょっぴり値上げされています……!

2022年用は楽天市場の公式オンラインショップで、1650円(送料込み)でした。

1日1ページ手帳としてはリーズナブルなほうです。

カバーありももちろん展開中

※EDiTの1日1ページ手帳のカバーありは、カバーが手帳本体に接着されています!!
カバーを取り外すことはできない仕様なので、カバーを自分好みのものに変更したい方は『カバーなし』のほうをご購入ください~!

↓↓↓ゴムバンドつき。赤色のほか、オレンジ、青、ラベンダー、緑、黒、ベージュがあるよ。

↓↓↓ゴムバンドはなしのカラーリフィルバージョン。軽めの仕上がりで持ちやすそう。

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2021年に使用した1日1ページ手帳:フランクリンプランナー オーガナイザー

フランクリンプランナーオーガナイザーの表紙。リネンの文庫本カバーをつけています
フランクリンプランナーオーガナイザーの表紙。
リネンの文庫本カバーをつけているので、一見手帳には見えません。

使いやすさはどんなところ?

手帳の元ネタ自体が成功法則をまとめた本『七つの習慣』から来ているので、合理的かつ使いやすい仕組みになっています。

一週間のタスクをまとめるページが毎週分あり、スケジュールを適度に俯瞰しやすいです。

巻頭に掲載されている、『七つの習慣』にもとづいた『時間管理のマトリックス』は必見。
たしかに、いっているのは当たり前のことかもしれません。
けれど、これをあらためて聞くか聞かないかで、計画の立て方や時間の使い方の考え方に違いの出る可能性があります。

とくに具体的に計画を立ててそのとおりに行動するのが得意な人には、興味深いヒントになるのではないでしょうか。

わたしは計画を立てて行動するのは苦手なほうですが、それでも「計画とはこのように立てるものなのか!」と勉強になりました。

また、偉人の名言が毎日載っているのも魅力的です。
この「偉人」というのが絶妙で、偉人の名言は決まって固い文体。
一見何をいっているのかわからないことも多いので、視界と脳の邪魔になりにくいのです。
けれど、気が向いたときに読んで咀嚼すると、「ああ、なるほど~」と気づきを得ることができる。
このつかず離れずの距離感が本当に素晴らしい。

このようなエンタメ(!?)もあって、とってもいい手帳です。
EDiTの1日1ページ手帳を見つけなければ、2022年度も間違いなくこれをリピートしていたと思います。

わたしがフランクリンプランナーをリピートしなかった理由は、ただひとつ。

元ネタが英語圏だからなのか、ところどころ英語表記になっているのが使いづらかったから!
曜日が「MONDAY」「TUESDAY」「WEDNESDAY」……と英語なのはまだ理解できます。
が、「MASTER GOALS&TASKS」「Prioritized Daily Task List」まで来るともうお手上げ!!\(^o^)/

各ページの日付表示は、ページ外側(タチキリ側)にあります。
これが原因で「使いづらい」と感じた『ESダイアリー』と同じ場所なのですが、フランクリンプランナー オーガナイザーではなぜか気になりませんでした。
いまサイト用に写真を撮ったのを見て、

タチキリ側やん!?!?

と初めて気づいたくらいにはナチュラルに使っていました。笑。

フランクリンプランナーオーガナイザーの日付表示はページの外側にある
フランクリンプランナーオーガナイザーの日付表示はページの外側にあります。
技術力の高さゆえか、不便を感じることはありません。

フランクリンプランナーの唯一無二の魅力

上でも書きましたが、

手帳の冒頭(巻頭)に、『七つの習慣』の『時間管理のマトリックス』にもとづいたスケジュールの立て方が解説されています。

正直、ここに掲載されている内容を見られるだけでこの手帳を買う価値はあると思います。
わたしも含めて『七つの習慣』未読の人が、『時間管理のマトリックス』の内容をざっくりと理解して、それにしたがった現実的かつ具体的な計画を立てる方法を学ぶのに最適です!

『七つの習慣』とは

アメリカ合衆国の作家・経営コンサルタント スティーブン・R・コヴィー博士が書いた、人生における成功の法則をまとめた本です。

第一の習慣:主体的である。

第二の習慣:終わりを思い描くことから始める。

第三の習慣:最優先事項を優先する。

第四の習慣:Win-Winを考える。

第五の習慣:まず理解に徹し、そして理解される。

第六の習慣:シナジーを創り出す。

第七の習慣:刃を研ぐ。

『七つの習慣』を理解して具体的に実践するスケジュール帳も販売されています。
1日1ページ手帳ではありませんが、『七つの習慣』を具体的に学んで生活に落としこんだうえで実践できます。
1日1ページ手帳にシフトする前のわたしはこの手帳を使い、とても勉強になりました!

『七つの習慣 入門手帳』はおおよそB6サイズです!
文庫本サイズ(A6)ではありませんので、ご購入のときにはご注意ください~!

フランクリンプランナー オーガナイザー(A6)のサイズなど

フランクリンプランナーオーガナイザーのマンスリースケジュール
フランクリンプランナーオーガナイザーのマンスリースケジュール。
このときのわたしは妊娠中でした。

1日1ページ手帳・A6サイズのフランクリンプランナー オーガナイザーのサイズなどは以下のとおりです。

  • サイズ:H148×W105×D18mm(カバーなし)
  • スケジュール軸の時間表記:7:00~22:00
  • ページのメインは罫線。
  • 年間、月間カレンダー付。
フランクリンプランナーオーガナイザーの1日1ページ
フランクリンプランナーオーガナイザーの1日1ページ。
子供のお世話の記録をつけているところです。

フランクリンプランナー オーガナイザー(A6)カバーなし

フランクリンプランナー オーガナイザー(A6)カバー付

黒色。

インディゴブルー色。

パールホワイト色。

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2020年に使用した1日1ページ手帳:ESダイアリー

ESダイアリー(1日1ページ手帳)表紙
ESダイアリー(1日1ページ手帳)表紙。

お気に入りだったんですけど、廃番になりました。
正しくは枻出版社から和気文具に事業譲渡されました。
後継商品は『JSダイアリー』ですが、JSダイアリーにはA6サイズの1日1ページ手帳が展開されていません(2022年度分に関しては)。
残念すぎる。

枻出版社は民事再生手続き中…

2022年10月23日(日)現在、株式会社枻出版社は民事再生手続き中です……。
手帳に関しては、有限会社ワキ(和気文具)に事業を承継しています。

ESダイアリーの魅力

ESダイアリーのマンスリースケジュール
ESダイアリーのマンスリースケジュール。
ESダイアリーの1日1ページ
ESダイアリーの1日1ページ。

おしゃれ。
とにかくおしゃれ。
さすが出版社が作った手帳です。
この手帳を使っているだけで、イケてる自分になった気がします。
しかし「おしゃれ」はガマンと隣り合わせでした……。

ESダイアリーの使いづらかったところ

ESダイアリーの日付表示はページの外側にある
ESダイアリーの日付表示はページの外側にあります。
フランクリンプランナーオーガナイザーでは気にならなかったのですが、ESダイアリーではなぜか使いづらかったです。

日付がタチキリ(ページの外側)に入っているところが、とてもとても使いづらかったです。

ESダイアリーの場合、日付はつねにページの外側にあるんです。

つまり、ページの左右で手帳のフォーマットが違うんですね。
ですから、たとえば左ページを見たあと「ここに日付があるはず!」と右ページに視線をやったとします。
そのとき目をやった箇所に日付が表示されていなくてイラッ! ということが一年のうちに何度も起こりました。

視線をやる場所をつねに外側にすればよいのでしょうが、わたしにはそれを習慣づけることがついにできませんでした。
左ページを見たあとだと左ページの場所にしたがって、右ページでもまず同じ場所で日付を探してしまいます。

わたしがどんくさいだけ疑惑もありますが……。

わたしにとっては、スケジュール帳のフォーマットがページの左右で違うというのは本当の本当に使いづらかったです。

本のノンブル(ページ数の表示)はおおむねタチキリ側(本の外側)にありますから、それと同じ場所に日付を表示しているということなのでしょうが……。
これは本ではなくてスケジュール帳です。
デザインの意図は理解できても、わたしにはなじみませんでした。

といいつつ、お気に入りのフランクリンプランナー オーガナイザーでも日付表示はページの外側(タチキリ側)だという衝撃の事実!!

同じところに日付が表示されているフランクリンプランナー オーガナイザーではなじんだのですけどね……。
なじんだどころか、サイト用に手帳の写真を撮るまで「日付がページの外側(タチキリ側)にある」と気づかなかったくらいに自然と使っていました。

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2019年に使用した1日1ページ手帳:無印良品 1日1ページノート

無印良品の1日1ページノート
無印良品の1日1ページノート。

自分でスケジュール軸を入れたり、マンスリースケジュールは別のところから調達してくるなど改造前提ではありますが、それさえ除けばふつうに使いやすいです。

無印良品の1日1ページノートを1日1ページ手帳として使った例。月間カレンダー
無印良品の1日1ページノートを1日1ページ手帳として使った例。
この月間カレンダーは、パソコンで印刷したモノをノートに貼りつけています。

自分でスケジュール軸を入れねばならないのは、見方を変えればメリットでもあります。
自分のライフスタイルに合わせたスケジュール軸に設定できるからです。

無印良品の1日1ページノートを1日1ページ手帳として使った例。1日1ページ欄
無印良品の1日1ページノートを1日1ページ手帳として使った例。
スケジュール軸を自分のライフスタイルに合わせて自由に設定できます。

ただ、わたしはもうこのノートはリピートしないです。
手帳のフォーマット作りを365日分制作するのは時間がめちゃくちゃかかる作業です。
その時間がもったいないな、と思うようになりました。

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有名な1日1ページ手帳だけど未使用:ほぼ日手帳

「1日1ページ手帳」といえば『ほぼ日手帳』ってくらい有名・定番なほぼ日手帳!
わたしが使っていない理由はただひとつ……、各ページに掲載されている「名言(お言葉)」に苦手意識を覚えるからです!!

フランクリンプランナー オーガナイザーで掲載されている偉人の名言が気にならなかったのは、彼らの存在があまりに遠すぎるから。

存在が遠すぎる偉人の名言は一見何をいっているのかわからないので、「読むぞ!」となったときだけ脳に入れることができます。
こちらの受け入れ準備ができたときだけ、アクセスすることができるんですな。

でも、現代に生きる(生きた)方々の立派なお考えを平文で毎日読まされるのは正直きついです。
どれだけイヤでも目に入ってくるし、わかりやすい平易な文章だから、その意味を脳がすぐに理解してしまいます。

その結果、何が起こるのか?

「こんなにすごい考えを持って頑張ってらっしゃる方がいるのに、わたしってなんてダメ人間なんだろう」と、ただでさえも低い自己肯定感にさらにダメージを食らいます。

「名言(お言葉)なしバージョン」が発売されたら使ってみたいですね……。

わたしみたいにひねくれていない、お言葉をまっすぐに受け取れる方、それをモチベーションに変えられる方にはとてもいい手帳だと思います。
毎年大人気なのはやっぱ伊達ではないと思うので。

2024年4月はじまりの手帳です。
このリンクでは月曜始まりになってるけど、アマゾンでは日曜始まりも選べるみたい!

2024年も安定の「お言葉」つきだね!

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未使用の1日1ページ手帳:MIDORI(ミドリ)MDノートダイアリー

ページのフォーマット自体はめちゃくちゃ気に入っているんですけど、カバーが取り外せないのがネックで購入に至っていません……。

ミドリ(MIDORI)のMDノートダイアリー『文庫 デイリー(A6サイズ 1日1ページ手帳)』は、デフォルトのカバーが手帳本体に貼りつけられています!!
手帳とカバーが接着されていて外せない仕様になっているので、カバーを自分好みのものに取り替えたい方は要検討です……!

2024年2月現在、MDノートダイアリーで手に入る一日一ページ手帳はA5サイズです。

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番外編:ダイソー ノート(文庫本サイズ、144枚)

最安値で済ませるなら、ダイソーの文庫本サイズのノート一択でしょうな。
マンスリースケジュールも、シーズンになると、ダイソーの商品でシールタイプのが展開されるはずです。

このカレンダーシールをA6サイズのノートに貼れば、文庫本サイズの手帳を作ることができます!

シールを貼るノートを、ダイソーの文庫本(A6)サイズのノート(144枚)にすれば、間違いなく最安値の1日1ページ手帳を手に入れることができますね!
ただし、半年でノートを切り替える必要があることに注意が必要です。
144枚では、カレンダーシールを貼った上で365日分もたせることはできませんからねえ。

ダイソーの文庫本サイズのノートの紙は枚数が144枚です。
ノートのページ数は計288ページということになります。

1日1ページ手帳として使うと一年分もちません。
半年ごとに買い替える前提でいくなら解決です。

半年ごとに手帳本体を交換する(更新する)ってちょっと斬新な習慣すぎない……!?

心配ご無用!!

たとえばフランクリンプランナー オーガナイザーでは、分冊式を取っているものがあります。

フランクリンプランナーの場合は半年ごとの分冊ではなくて、『ガイド&フォーム』『スケジュールページ』での分冊ですが。

ですから、柔軟に考えるなら、半年ごとの分冊も全然ありじゃないでしょうか。
半年で仕切り直しできるのは、ほかの手帳にないメリットともいえます。

ただ、ダイソーの文庫本ノートは無地ページしかありません。
スケジュール軸を1mm誤差を出さずに超精度寸分たがわず書きたいとか、几帳面な方には向かないかも……。

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1日1ページ手帳は「今日」を大切できる手帳

1日1ページ手帳手帳生活はとても楽しい
1日1ページ手帳生活はとても楽しい!

自己肯定感を高めるためにはどうすればいいのか。
その方法をつねに模索して生きているわたしです。
そんなわたしに、1日1ページ手帳はとても合っていました。

そりゃ、手帳を持って使っているだけで完璧な一日にはなりません。
同時に、完璧な人間にも完璧な母親にもなれません。
体調不良になって病院に行くことだってあるし、イライラすることや、ご飯が作れないときも漫画が描けないときもある。

でも、「今日」という一日への集中力は間違いなく上がりました。

今日は朝からイヤなことばっかりでちっともうまくいかない。今日はもう捨てるんや……

そのような自暴自棄はなくなりました。

過去の後悔や悪い記憶にとらわれること、未来の不安を妄想しておびえることはいまもあります。
重ね重ねいいますが、1日1ページ手帳を使ったからといって、完璧な人間になれるわけでも理想の人生にいきなり変化するわけではありません。
でも、過去や未来といった「いまではない時間」から、「今日」への意識のリカバリーが効きやすくなりました。

「今日」を大事にしたい人は、1日1ページ手帳を試してみてください。