多賀行2) ボロボロの蒸気機関車。

(前回の続き)山に登ったあと、多賀インター付近の蒸気機関車を見に行ってきた。ネットの情報によると昭和51年にSLホテルとして開業。80年代に廃業。ということらしい。蒸気機関車はD511149。いわゆる戦時型デゴイチ。カマボコ型蒸気溜、船底型テンダー、木製の除煙板(のちに改修)というかっこ悪さと、とにかく戦争が終わるまで持てばいいという発想で安全性など完全に無視した意図的手抜き施工で爆発事故多数という悪名高き蒸気機関車である。

意図せざるかそうではないかは別として、戦中の様子をうかがうのに大変貴重な車両であり、人気のなさもあって現存する戦時型D51は全国でこれを含め2両のみらしい。

鉄道にかぎらず車両は常に動かしていないとすぐに錆が発生する。まして40年程度放置のまま。

全体が錆で覆われ、運転台の上にはビニールシート、ヘッドライトのレンズとナンバープレートは無くなっている。

最高に近い光線状態なんだけど。

あと、動画も撮りました。口先でしゃべらずに腹から声を出すようにしましょう。はい!

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