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【朗報】EOS R5がファームウエア更新でAFのモータースポーツにおけるマシン検出に対応!

キヤノンのホームページによると、私が所有するキヤノンEOS R5(以下EOS R5)においてファームウエアの更新が予定されている。

その内容は以下のとおり。

EOS R5ファームウエア Version 1.5.0(12月2日公開開始予定)について

このファームウエアの変更(Version 1.5.0)は以下の機能向上と修正を盛り込んでいます。

ウインタースポーツでヘルメットやゴーグルなどを装着している人物に対する、頭部検出性能の向上。

[AF]タブの[検出する被写体]に[乗り物優先]を追加し、モータースポーツにおける車・バイクの検出に対応。ドライバーやライダーのヘルメットを検出する[スポット検出]も設定可能。
※ 一般の乗用車、商用車、バイクは検出できない場合があります。また、車、バイクではない被写体に対して乗り物と検出する場合もあります。

瞳検出時、顔の中に陰影があるとき、前髪が目にかかっているときなどにおける、検出性能の向上。

人物の胴体検出に対応。瞳や顔、頭部が隠れたり検出できなくなったときに、胴体を検出して粘り強くトラッキングを継続。

引用元:https://cweb.canon.jp/eos/lineup/r5/

このファームアップで私が大注目するのは、引用文中段あたりに書かれているとおり、オートフォーカスの検出に乗り物優先が加わったこと。

そう、ついに待望の『モータースポーツにおけるレーシングマシンの検出に対応』するのだ!!

この仕様、古くはオリンパスOM-D-EM-1Xに採用され、非常に羨ましく思った。

じつは、つい先ごろ予約を開始したEOS R3にキヤノン機としては初めて、オートフォーカスにおける被写体検出の『乗り物優先』が実装される。

モータースポーツの撮影をライフワークとしている私にとっては心待ちにしていた装備だけに、このEOS R3の購入を本気で検討していた。

F1写真家として有名なあの熱田護氏が、EOS R3発売に先立ちその性能をスーパーGTでテストした模様をYouTubeで見たのが決定的だった。

よし、手持ちのEOS R5とEOS 5D MarkⅣ、そしてEFレンズを売り払えば買える!

予約する直前だったのだ・・・。

その矢先のEOS R5のファームウエアアップデート・・・ギリギリで踏みとどまった。

これからもEOS R5で行こう。。。

ただしこの機能をよくよく考えてみると・・・。

モータースポーツ撮影における超スローシャッターの流し撮りでは、オートフォーカス性能にあまり依存することはないような・・・。

そう、流し撮りでは被写体ブレをいかに抑えることが重要なのだ。

そのため私はオートフォーカスポイントを固定して、そのポイントを目印にレーシングマシンとカメラの流しを同調させることで被写体ブレを防いでいる。

目印となるオートフォーカスポイントが動いてしまうこの機能は逆に厄介なのでは?

なので、このオートフォーカスポイントにおけるレーシングマシンの検出機能は、今の時点ではどれほど使えるのか分からない。

しかしとりあえず一度試してみたくて仕方がない。

そのアップデートの開始時期は・・・12月2日!?

完全にモータースポーツではシーズンオフ!

11月30日のスーパーGT最終戦で試したいと思っていたのに、ギリ無理!

とりあえず、この機能を試すのは来シーズンまでお預けだ・・・。

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大福
モータースポーツをこよなく愛す、セナプロ世代の四十代。 サーキット観戦デビューは、1996年フォーミュラニッポン第7戦の富士スピードウェイ。ど迫力のエキゾーストノートとタイヤの焼ける匂いを実感し、それまでテレビでしか観戦してこなかった事を悔やむ。以降、F1・WEC・スーパーGT・スーパーフォーミュラなどを富士スピードウェイ・鈴鹿サーキットを中心に多数観戦する。