夜露
夜、棚の上にわたしの黒い夜の猫。
近付くと瞳には 露のような涙が乗っている。
月の目から露が一粒雫を描いて流れて落ちた。
瞳の中にうつる
黒い窓の向こうの闇に 何があったのか。
朝陽を浴びて輝く前に
露を落としてしまわないで
月の輝きを失わないように
涙を流して泣かないで、私の黒い夜の猫。
なんてね。
粘膜が弱いらしいさすけは 部屋の掃除をした日はなみだ、なみだなだけなのでありました。
でも、痛い思いをしたり悲しくなった時、
さすけはほんとうに泣いたことがあります。
遊んでいて椅子に手を挟んでしまった時と、
大嫌いなキャリーに長いこと入らなければならなかった時だったと思います。
私に叱られたすぐあと、かげに失礼をしてシャー!と一発された時も みんなに嫌われた気持ちになって
家族全員で慰めたっけ。
毛並みの奥のこころの中は 小学3年生くらいの男の子のさすけ(と、思う)。
我が家の末っ子的存在。そしてわたしのいちばん想いたい猫。
またもしもほんとうに泣いてしまったら、腕に抱いて
やがて眠ってしまうまで、ずっとついていてあげようと思います。
あ、夜の猫、月の目といえばマダムのはずですが
生憎彼女の月は隠れていました。
(新月かしら?)
<おまけ>
「ちゃんと美しく撮れていて?」
あははは、あんまり分かった風に
覗き込んでいるので慌てて激写。
ええ、気をつけて撮ってます。あなた様の贅肉が写らないようにさ・・ おっと!
みなさん、マダムが襲ってくる前に、ぽちっとクリック退散してね。
なんて美しい詩!心が震える~!!
すごく好きな世界観!!!
さすけちゃん、本当に涙が零れそうなときは、
そっとsasukageさんの側に行くんだよ。
うちのきくさんも、涙は流さなかったけど、
うめが居なくなった時、ずっと泣いていたの。
猫は、本当に泣くんですよね。
こんな私でも、猫が泣いちゃうときは、茶化さず、
優しく静かに、側に居てやりたいな~。
おたまは、逃げていくけども(笑)。
「なんてね。」で、ホッ。
心強いSasukageお姉ちゃんがいてくれてよかったね☆
最後は笑わせていただいて、きょうも
ほんわかした気持ちをいただきました。
ありがとう
むふふ、ありがとうございます 朝の原っぱへ行くといっぱい露が跳ねることと、
この季節は露草と言う露を含んで咲く花があることを思い出して書きました。
きくさんの狂おしいほど愛に生きた生涯は
菊模様もあってか歌舞伎の様な美しさを感じてしまいます。
はい、猫とわたしという関係は、猫それぞれでもあるけれど
その子なりに寄り添っていきたいですよね。
おたまちゃんは、どうしても箸から逃げるマロニーチャンが浮かぶよお〜(笑)
安心してくださってよかった〜、
さすけはよわむしだけど、とっても元気です!
うふふ、何気に笑ってくださるのがすごく嬉しかったりして
いつも訪れてくださってありがとうございます♪
深い夜の空にきれいな星の下の水面を船に乗った黒猫さんが
一粒涙を流してるっていう絵を想像してしまいました。
いや、全然Sasukageさんの書かれてるのとは違うのだけど。。。
なんとなくそんなのが思い浮かびました・・・
さすけくんはとっても繊細なのですね。。。
優しいご家族が一緒だし、さすけくんもだんだん悲しむことが少なくなっていくのかな(o^ω^o)
猫さんってびっくりだったり悲しかったりの時って
ウルルって涙こそ流さないけど・・・目が潤んでるときあると思います。
そして、最後のマダムさんの写真チェックの姿!!
めっちゃ姿勢いいですね(笑)
マダムさんにはどの写真がいいのか・・・ちゃんとわかってるのかもですね(*´艸`*)
くりすさんが想像した黒猫さんは
船に乗っていましたか〜
確かにさすけが乗っているカップヴォードも
そう言われて見返すと船にも見えました。
また新しい情景どんどん広がりそうですね^^
さすけは、果たして繊細なのかなぁ?
空気は読まないし、ごはんも選り好みしないし
ただ私を母さんだと思っていて、時々(? 常に?)ヨワムシになる所が、
小学生の男の子みたいだなあと思います。
さすけは本当に涙をポトポト零して泣くんですよ〜!(笑)
そうそう、写真チェックしてたら撮影の気配がしたので
そこでもササッと姿勢を正すマダムです(笑)