■母島で暮らしていて、よく夕陽を見に行きます。
ひとりで見に行くこともあれば、
家族で行くこともあります。
台風1号が通過して、空気がクリアになったのか、
最近なんだかすっきりした夕陽が多い気がします。
美しい夕陽を見ながら、
家族や友人、そこで初めて逢った人とお話するのも素敵な時間です。
前回、季節外れの台風1号がもたらしたものという記事を書いて、
色んなシギ、チドリが来ていると書きましたが、
さらに色んな渡り鳥がやって来ています☆
何日もかけて大海原を超えて渡ってくる渡り鳥達。
前回の記事にも紹介した鳥でもあるオオソリハシシギの渡りGPS調査というのがあるのですが、
ニュージーランドから日本、中国など東アジアまでの1万kmを、
なんと最短距離を通ってわずか1週間で飛んでくることがわかったそうです。
すごいですね!
そこから計算すると、本土から1000km離れている小笠原諸島に渡って来るのに、
1日もかからない計算になります😲
渡り鳥達にとっては地球は大した大きさでもないのかも知れません…('Д')
だって想像してみると、
東京と父島を24時間で繋ぐおがさわら丸より速いペースですよ~☆
美しい夕陽を眺めながら、
この景色も渡り鳥達にとっては当たり前の景色なのでしょうか?
渡りの最中の鳥の目線や思考に興味がわきます♪
夕陽を見に子供と行っても、
こんな当たり前の景色を見もしない島の子供たち(笑)。
島を離れて、この景色の有難みに気付くのでしょう(#^^#)
そんな人と鳥と景色の事をふと考えたりしていました。
■季節超早めの渡り鳥シーズンの台風1号襲来!!
そのお陰で色んなシギ、チドリ類が沢山母島にやってきました♪
4月の台風はまさにシギチ・パラダイスの到来を意味していました♡
これは母島の前浜にある小岸壁での様子です。
久しぶりに母島にサルハマシギがやって来ました♪
名前の由来は夏羽は全身が赤く、
猿に似た赤顔のハマシギなので“猿浜シギなのだそうです。
いつもせわしなく採餌しています。
ちょっと目つきが悪いタイプな気がします(^^♪
オバシギさんです。
名前の由来は、尾羽鷸と書いたり、女へんに老いると書く姥(うば)の姥鷸と書くこともあるみたいです。
腰を丸めたようなやわらかい体型、ゆったりした動作からおばあさんの姥(うば)になったのかもです(^_-)-☆
夕陽を見に子供と行っても、
こんな当たり前の景色を見もしない島の子供たち(笑)。
島を離れて、この景色の有難みに気付くのでしょう(#^^#)
そんな人と鳥と景色の事をふと考えたりしていました。
■季節超早めの渡り鳥シーズンの台風1号襲来!!
そのお陰で色んなシギ、チドリ類が沢山母島にやってきました♪
4月の台風はまさにシギチ・パラダイスの到来を意味していました♡
これは母島の前浜にある小岸壁での様子です。
久しぶりに母島にサルハマシギがやって来ました♪
名前の由来は夏羽は全身が赤く、
猿に似た赤顔のハマシギなので“猿浜シギなのだそうです。
いつもせわしなく採餌しています。
ちょっと目つきが悪いタイプな気がします(^^♪
オバシギさんです。
名前の由来は、尾羽鷸と書いたり、女へんに老いると書く姥(うば)の姥鷸と書くこともあるみたいです。
腰を丸めたようなやわらかい体型、ゆったりした動作からおばあさんの姥(うば)になったのかもです(^_-)-☆
初見でした(#^.^#)
こちらはコオバシギ(左)。
こちらはコオバシギ(左)。
こちらも初見です(^^♪
右隣のサルハマさんに似ていますが、
もっと丸くて大きくて、落ち着いています。
上のオバシギとは全然ガラが違いますが、これは夏羽で、
冬羽はオバシギとそっくりみたいです('Д')
もっと丸くて大きくて、落ち着いています。
上のオバシギとは全然ガラが違いますが、これは夏羽で、
冬羽はオバシギとそっくりみたいです('Д')
図鑑によると
「ユーラシア大陸と北米の北極圏で繁殖し、アフリカ、オーストラリア、ニュージーランド、南米で越冬する。
日本では数の少ない旅鳥として春秋に通過する。」だそうです。
小笠原には赤道の南、ニュージーランドやオーストラリアからロシアなどを目指して行く途中かも知れません。
なんてダイナミックな!!
こちらはツバメチドリ。
母島にやってくる、シギチドリ系では一番の異端児(#^.^#)
ダルマのような可愛らしいで、割とビッと澄まして立っているのをよく見かけます。
名前の通り、尾羽がツバメのように燕尾です。
こちらはツバメチドリ。
母島にやってくる、シギチドリ系では一番の異端児(#^.^#)
ダルマのような可愛らしいで、割とビッと澄まして立っているのをよく見かけます。
名前の通り、尾羽がツバメのように燕尾です。
こちらも夏季は中国東部やロシア南東部、ヒマラヤ山脈などで繁殖し、
冬季になると東南アジアやオーストラリア北部へ南下し越冬するそうです。
もはや圧巻です(#^.^#)
こちらは初めて!キリアイちゃんです。
キリアイを漢字で書くと「錐合」大工道具の「錐(キリ)」と「合う」という漢字でした。
由来は色々諸説あるようですが、正面から見ると、
顔の模様が互いにキリが合っているようだからみたいです。
今度、正面顔の撮影も頑張ってみます。
こちらもオーストラリア~ロシア・北極圏を渡るタイプ。
年に2回もこんな長距離飛行をするって、
鳥たちにとっての地球のサイズがどう見えているのか知りたくなっちゃいます☆
■そんな母島の春ですが、日中は暑くなってきました。
昼休みにSUPで沖に出ました。
昼活です☆
見渡す限りの大海原。
空と海の色が少しずつ夏に近づいているのを感じます。
少し向こうでは、
ザトウクジラの親子がジャンプしたり、ヒレで海面を叩いたりしています。
海中に潜ってみると、あんなに賑やかだったザトウクジラのソングがわずかに聞こえる程度になり、アオウミガメが沢山見えるようになってきました。
沖合ではハシナガイルカがジャンプしています。
島の海での春の到来を感じます。
海の色が変わり、
クジラとカメが置き換わり、イルカも増えてきました。
仕事と仕事の合間のたった45分のSUPボヤージング。
存分にリフレッシュできました。
浜に戻ってみると、島民がまさに昼休みに海に遊びに来ていました。
「こんな昼休みを過ごせるって、最高ですよ~!」と。
コンビニも映画館も電車も飛行機もない母島ですが、
とびっきりの大自然を贅沢に過ごせる環境があります。
そんな1日に今日も感謝です♡
ザトウクジラも今日は3頭程度でした。
潮枯れしたギンネムを眺めながら、母島の春を感じています。
さあ、明日はどんな出会いがあるかな?