小笠原諸島・母島ジャイアン ブログ  -GIAN'S HAPPY BLOG-小笠原諸島・母島で自然農&便利屋

小笠原諸島・母島で持続可能な暮らしを目指しています。

その中や暮らしで学んだことを紹介したいと思います♪

マイSUP「Tamana」が来て1年。ライフスタイルが変わりました。

2021年09月18日 | SUPライフ 母島
■2020年9月。
去年初めて、念願のSUPを購入しました。

気付けば、あっという間に1年が経過しました。
ずっとSUP三昧でした☆

この夏はほぼ毎朝SUPをしています。
自分自身、毎日技術が向上している手応えがあり、とても楽しいです♪
40歳ですが、日々遊びまくっていて、これで大丈夫か?と心配になります(笑)。

主に朝5時頃の日の出のタイミングに沖に漕いでいき、
御幸ノ浜沖くらいまで行きます。
朝日を浴びながらSUPの上で太陽礼拝などのヨガを行い、
帰ってくるというものです。

日中に時間があれば、
昼休みや夕方もSUPしたりしています。
まさにSUP三昧!!

SUPの醍醐味は、
カヌーとかとは違い、一人でも気軽に沖に行けることです。(安全対策はしっかりと行っています)
またコロナ禍で単独でレジャーできるという点でも非常に有効です。

そして、目線が高いのでとても景色が良い!!
体幹をフルに使いますし、
色んな姿勢で漕げるので、全身運動にももってこいです(#^.^#)

ただ、安全管理は大切で、人に迷惑をかけるわけにはいかないので、
無理はしませんし、極力慎重にやっています。
9/5に福井県で悲しいSUPの死亡事故が発生しています。
十分に気を付けて、何度も練習して、
パドルが折れた場合、風で流される可能性、リシューコードが切れないような点検が重要です。

SUPはNSP HITという丈夫でバランスの取れるオールラウンドボードを使っています。

この春位からSUPに「Tamana(たまな)」という名前を付けました。
ちなみにタマナは島にあるテリハボクという木の島名です。

なんともポリネシアの響きのこの名前、
実はギルバート諸島にTamanaと呼ばれる島があるのです。
父島や母島の向島にあるコペペ海岸の由来になったコペペじいいさんはギルバート諸島出身。
故郷から遠く離れた小笠原で、故郷と同じ気を発見し、タマナと名付けたのかもしれませんね(#^.^#)

小笠原のコロナ一掃期間はずっとベタ凪でした。

朝の海はいつもこんなにぺたーっとしていました♡
こんな中、漕ぐのは最高の気分です☆

■9/10は最高過ぎる朝活SUPでした。
前の晩に人のためになれることがあって、
とても心底感謝してもらえて、
今朝はベタ凪で、
朝日を浴びながら、
沖で飛び込んで、
ヨガして瞑想してターンしたら、
ハシナガイルカの大群が跳ねて近づいてきました♪

目の前のイルカちゃんは朝から本当に楽しそうで、
ランデブーした後に漕ぎながらの景色を眺めながら、
世界はなんて美しいんだろうって思える朝でした♡
(もちろん、そういう時はカメラはないw)

こんな僕でも少しは人の役に立てている実感、
ありったけの大自然、
自由に動かせるこの身体(ぎっくり完治!)、
家族と仲間、みんな、
本当にすべて有難うって、心底感じれた朝活でした(#^.^#)
いや~生きてて良かった!


母島も9月になり、秋の気配です。
畑のローゼルは今年は順調で、
今は毎朝可愛いピンクの花を魅せてくれます。

もう10年近く、自家採取を続けることが出来て、
種も父島はもちろん内地にも送ったりしています。


強い空く今日も夫婦で北港で泳いだのだけれど、
その帰り道の庚申塚でオガサワラゼミの大合唱に遭遇しました。

外来種トカゲのグリーンアノールの影響で、
母島では北部以外ではなかなか大合唱を聞くことはありません。

この大合唱がもう何年も聞き続ける保証もありません。

人が住み着くという影響。
人はその土地に色んなものを運びます。

それが時として、
島の先住民にとって、
致命的な運命に導いてしまう場合もあります。

持続可能な暮らしと
貴重種保護、
小笠原に暮らしていて、この2つにいつも揺さぶられます。

正解はこれ!ときっとずっと言えないけれど、
ずっとこのことを考えて行動していきたい。
そう思わされる出会いでした。


■先日、ニューヨークの小学生が、
マイクロプラスティック等をゼロにする運動をするという素晴らしい映画を見ました。
その翌日から朝活SUPの時にネットを持って行って、海面に漂うプラスティックゴミの回収を始めることにしました。

ハチドリのひとしずく(自分にできることをやるだけ)、
ハワイのクレアナ(役目、責任)、
今月はワールドクリーンナップデイがある月。

父島では海岸に海洋プラのゴミ箱が設置されていると聞いています。
素晴らしいと思います♪

それぞれの人が、
それぞれの分野で、
この世界にリスペクトをして、
その人ができることからやっていく、
それがきっと大切なんだと思っています。


■我が家の軽トラは白いです。
それはそのままキャンバスを意味します。

みんなそれぞれ素敵な芸術を発揮☆

次女さん、なんとそこら辺の棒で書いてます。

僕が書くクジラのしっぽに一言。
「お父さんの絵は、筆に勢いがないよ。
 大事なのはかすれとか、その動きな気がするなぁ」
妻は
「クジラの尾びれは広さと力強さ、それは違うね」

見事に素敵に修正されました(笑)。

僕は絵心は自信なく、ゴマちゃんとキン肉マン、ドラえもんだけは自信があります(笑)。
完成(完成ってあるのか?)版は実際の現物をお楽しみください☆


■母島のははじま丸が入港する際の当たり前の光景。
結構、平和感が抜群で、僕は好きな景色です。

入港日限定ですが、
僕も船のもやい綱を係留する作業をします。

実は結構好きな作業なんです。
大きな船は一人では接岸→係留できません。
チームのみんなの力が必要なんです♪


■コロナ一掃期間のおかげで夏休みが9/6まで延長した次女。
夏休みは内地に行かないことを選択した分、存分に島の自然を堪能しました☆

最近は万年青浜にもハマっています。
家族で泳いでいたら、大きなカスミアジがこちらを見に来ました!
ロウニンアジかと思いましたよ!


沢山の魚の群れを堪能できる海が、
ごく近くにあるという有難みを感じています。


これから秋も深まり、
台風シーズン、ローゼルの収穫と続きます(#^.^#)

存分に遊びつつ、
存分に動くぞ~~!!







3 コメント

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Dr. (Mike Bent)
2022-01-11 06:04:31
Good morning,
I am a correspondent for the British magazine 'Coastal Shipping' (https://mainline-maritime.myshopify.com/collections/maritime-1). We are planning to publish an article on 'Kuroshio Maru'. Would it be possible, please, to publish some of your photos? We need an image resolution of at least 500 kg. There is no payment (as author I receive none, I work voluntary for them), but we will be able to send you copies of the magazine with the article.
Yours sincerely,

Dr. Mike Bent
Borines, Asturias, Spain
mmikebent@gmail.com
Unknown (ヤマ)
2023-02-28 18:32:31
はじめまして。
とっても綺麗な海でSUP、羨ましいです!!きっと気持ち良いでしょうね!!

ところで、いつか母島に行きたいと思っているのですが、サーフィン(ロングボード)は出来ないのでしょうか?

毎日、週一とは言わず、一年の中できる日があるのか?程度でかまいません。

これからもお気をつけて、SUPライフをお楽しみください。

ブログも楽しみにしています。
<ヤマ様 コメントありがとうございます (ジャイアン)
2023-03-01 15:15:02
嬉しいコメントありがとうございます!
母島はサーフィンはなかなかいい波が立たないようで、父島のサーファーが仕事で来ていて、時々南京浜などでやっていますが、珊瑚が多くてとても危ないようです。怪我している人も多いです。
サーフィン目的で小笠原なら父島の方がお勧めです!(サーフショップもあります)

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