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間違いに気づかず、念書を書かせるまで
追い詰めたサレ妻。
覚悟のないサレ妻、出す結論を
見透かされている事にすら、気づかない。
追い込まれているのはサレ妻なのだが。
サレ妻には離婚する意思はなく、また、
行動に伴うリスクすら考えず、
何かしていないとサレ妻自身のメンタル
維持が困難となり、ついに
サレ妻は禁断の一歩踏み出した。
不倫夫の母親に話をしたのだった。
数年前から、入退院を繰り返していた義母
心配をかけるのも。。と思い、不倫の事は
ずっと内緒にしていたが、全てを告知。
どんな義母でも一度は女性として
同情の言葉を投げかけ、そして最後は
息子を擁護に走るのが母親。
確かに義母は病院に不倫夫を呼び出し、
説得を試みたようですが、期待できる
進展もないまま、不倫夫が戻る
素振りすら見せる事なく、義母にまで
精神的に負担をかけたのかも
知れません。
お前のせいで母親は急逝した！
再び体調を崩し、入院した義母は、
入院してから数週間で容態は悪化、
そのままは息を引き取った。
こんな話をしなければ、
こんな事にならなかった
と、自分を責めたサレ妻。
義母の危篤と病院からの一報があった時、
不倫夫は、温泉旅行中。
親の死に目にも間に合いませんでした。
再入院を知り、危篤状態である事を
周知しながら温泉旅行。
コロナ禍での家族葬、喪主であった
不倫夫の挨拶に
不倫夫の親には責任はないと参加した
実兄が美辞麗句を並べた不倫夫の挨拶に
対して、激昂し、その場で不倫夫を殴り
騒動になりました。
これまでひた隠しにしていた事が、全て
発覚。
通夜も中断、親族全員別室に集まり、
伯父伯母への事情説明は、深夜まで
及びました。
通夜の席上での事、実兄を責める者
不倫夫は伯父からも殴られてしまい、
サレ妻の母は過呼吸で倒れ、その日は
早々と退散。
翌日の告別式すら短縮し、遠方から来た
叔父は不甲斐ない不倫夫には会いたくない
と告別式には参列せず、それでも、
不倫夫は火葬の最中、参列した親族
ひとりひとりに謝罪しながら、
回っていましたが、誰一人不倫夫の言葉に
頷く者はいません。
葬儀が終わると直ぐに不倫夫は
不倫相手のところに帰っていきました。
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