かつて、長者番付トップの座に就いたこともある、パチスロメーカー「ユニバーサルエンターテインメント」の岡田和生元会長。

 

 しかし、いまでは20億円もの賠償金の支払いを求められ、丸裸になる可能性が大だとか。

 

 

 遡ること5年前の2016年、ユニバーサルの子会社で香港の現地法人「タイガー・リゾート・アジア」から、社内決済を経ずに20億円が第三者に貸し付けられ、最終的に、岡田元会長のファミリー企業「オカダホールディングス」へと還流するという不正貸付問題が浮上した。

 

 

 それに対し、ユニバーサルの株主の1人が岡田元会社長を相手取り、会社に損害を与えたとして株主代表訴訟に踏み切ったのだ。

 

 その判決が、11月下旬にも東京地裁で言い渡される。

 

 岡田元会長は、言い逃れできないと判断したのか、証人尋問もドタキャンした。

 

 その結果、株主の主張が認められる雰囲気で、となれば、岡田元会長は20億円もの賠償金をユニバーサルに支払わなければならない。

 

 功なり名を遂げたカリスマ経営者の老境は哀れなものになりそうである。

 

 

 

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