喫茶去

徒然に、日々の生活を書き留めたいと思います。喫茶去、まあ、お茶でも飲んで、のんびりしていって。

墨入れ・・スミレ

2023-05-27 | 徒然俳句・詩・短歌etc


当館とは岐阜県博物館


竹中大工道具館 | 1- 墨をつける道具 (dougukan.jp)より拝借

これは大工さんが木材などの表面に、
長い直線を引くのに使う道具だそう。

スミレの語源は、スミレの蜜だまり(距)の形が


菫(すみれ)と墨入れの関係 « 工房通信 悠悠 (koubou-yuh.com)
さんから写真拝借

大工道具の「墨入れ」の墨壺(池)に似ているからとする
牧野富太郎の説があるようだ。

スミレは万葉集にも出てくる花だけど、
『春の野に すみれつみにと  来し吾そ  野をなつかしみ  一夜ねにける 』 
                           山部赤人
その頃から、「墨入れ」の道具として存在していたのかとか、
当時もこの形だったのかと疑問視もされているようだ。
ちなみに、万葉集のすみれの漢字は「須美禮」だそう。

ところで、スミレといえば私は松尾芭蕉の
『山路来て 何やらゆかし すみれ草』を思い出す。


 


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