最善を決める

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緊急事態宣言も解除され新総裁も決まり、日本ではあまり乱れたような雰囲気もなく、落ち着いたように感じてる人も多いと思います。

しかし、世界ではいつ混乱してもおかしくないほど、いくつもの問題が差し迫っています。


もちろん、日本もその影響を受けることになると思います。

それは突然起こるわけではなく、すでに警告されていますので、今のうちに備えをしておいてもいいのかもしれません。


個々によって影響する度合いは違うでしょうが、そういう時代だということを忘れないようにしてください。

そしてその本質は、私たちの心の奥への働きかけだということも忘れないようにしてくださいね。


さて、前回の最後に「 視野 」を広めることで、何を経験するのかを観つけることをオススメしました。

ですが「 視野 」を広げることで観えるのは、それだけではありません。


すべてを、自分自身で「 決めている 」ことが判ってて、自分の希望とは違うことを「 決めなければならない 」ようなときもあることでしょう。

そんなときは、できる限りそこに未練が残らないようにすることが大事です。


その為には、なげやりやあきらめではなく最善を尽くせるよう、「 観極め 」をしなくてはなりません。

狭い視野だと、選択はしやすいかもしれませんが、選択の幅は狭くなります。


選択の幅が広くなれば、選択には迷うかもしれませんが、最善を尽くせる範囲は広がります。

そして、その時点での最善を尽くすことが出来れば、あとから未練が残る可能性は低くなります。


ですから、「 自分で決めて、自分の責任で生きている 」というのは、常にその時点での最善を尽くしている状態と言えます。

つまり、「 自分の一番良い状態で生きている 」ということなのです。


未練が残るのは、「 自分が現在一番良い状態ではない 」と感じているからです。

この「 一番良い状態 」というのは、もちろん自分の希望通りの状態という意味ではありません。


「 決めてきたことすべてが現在の自分を作り、その自分を肯定できている状態 」です。

このような状態で生きられると、周囲に大きく振り回されることがほとんどありません。


世の中が乱れても、最善を尽くせるようにしてくださいね(^^