オーガニックとエコライフ ―本物は美味安心安全―

お米と野菜を無農薬で作ることで、色々なことが見えてきます。自然の中で、生かされていることに感謝しています。

田んぼの整地作業

2022-01-23 12:20:50 | 日記
昨年の田植えで、気になっていたことがあった。
田植えは、水を少なくひたひたにして、苗を植える。
水が多いと、苗がうまく土に刺さらず、浮き苗になってしまうことがある。
昨年の田植えでは、すべての田んぼの一部で浮き苗が出てしまった。

トラクターで耕していると、土が寄ってしまい、高低差ができてしまう。
年に何回もトラクターを使うから、1年で数センチも高低差が生じる。

無農薬栽培では、雑草対策として、田植え後は速やかに10センチ以上の深水にする。
しかし、高低差があると、ある部分は10センチでも、ある部分は5センチしかないこともある。
そうなると、ヒエなどの雑草が大きくなってくる。
深水だと芽を出しても、深水の中だと成長できない。
一度成長してしまうと、もう手が付けられない。
それほど、無農薬栽培での浅水は怖いのだ。

そこで、田植え対策と雑草対策として、冬に整地作業を行う。
トラクターにショベルアタッチメントを付けて、高いところから低いところへ土を移動させる。



土を搔きとって、低い所に持って行く。
そこに土を落とし、均していく。
それを何回も繰り返す。



寒い中、しんどい作業だが、良い稲づくりには欠かせない作業だ。
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