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有朋自遠方来、不亦楽乎=友達と長話

2021-01-13 | 日記

近くのホテル、ロビーの飾り。2019年1月。


本日、以前に植物観察会で一緒だった友人が二人展に来てくれた。

昨春、水彩画見に来てくれることになっていたけど、コロナで中止、会うのは三年ぶりくらい。

作品見るのはあっという間で、それから近くのコンビニのイートインコーナーで話をする。

近くの喫茶店が廃業して久しいけど、コンビニがその代わりで気楽に話せてよかった。もちろん、飲み物はさっさと飲み、あとはマスクしてましたよう~

夫婦関係、老後のこと、介護の体験、昔の知り合いだった人のあれこれ、など話題は多岐にわたり、結局、毎日自分で楽しいことを見つけて、一日一日楽しもうねという結論に。

彼女は今闘病中、近々何クール目かの治療で短期に入院、きょうはウィッグに帽子。でも元気いっぱいだった。

三月の水彩画、見に来てもらう約束したけど、「それまで生きてたらねぇ」と明るく笑う。そんなあ・・・と思う私。いえいえ、そう思う私の方が、明日何があるか分からない。それがこの世の定め。

今日髪をとかしながら、このパーマ当ててくれた美容師さんはもうあちらへ行ってしまったのだと思った。

これからそんなことが増えるんだと思うと、いっそう毎日を大切にしなければと思った。


そのあとスーパーへ行くと、年末、訪ねて行った友達のご主人に会った。

大きな冷凍の海老を買われていて、家内が好きなので茹でて食べさせるって、友達が認知症になったのはとっても気の毒だけど、優しいご主人で幸せだなあと思った私。

健康なのは当たり前ではない。健康だとついその有り難さを忘れているけど、健康に感謝しつつ、自分の役割を全うしなければと思った。

とりあえずは申告事務。役割、全然果たせてません。というか追い込まれないとやらない悪いくせ。展示の朝、まだ作品出来てなかったのと同じで、まあなんとか節分までには仕上げて税理士さんへ。そのあと、毎年ならたくさんあるひな人形出して、人を呼んで家の中でひな巡りするんだけど、今年はどうしますかねぇ。呼んでも来ないかも。


税理士さんは、30歳代、というからもう30年以上前、小説を書くサークルで知り合ったご縁でお願いしている。奥さんも同じサークルだった。昨年資料届けて帰っていたら奥さんが後から追いかけてきて、「今書いてないのは才能あるのにもったいない」と言ってもらったけど、自分より下手な人に言ってもらいたくないと、そこのところだけはあくまでも強気な私。

夫が家に全然いないので、三人の子育ての中でふつふつと沸き起こる思いを文字にしていたんですよね。あの頃ブログがあれば、あんなめんどくさいことしてなかったかもしれない。

人は言葉によって自分を励まし、言葉を発して人とつながって行ける。無口、おしゃべりはそれぞれの性格だけど、人の話はよく聞き、自分の思いも話してこそ、元気に生きて行けるのでは。これは無口な一番身近な男性に言いたい。

言葉は大切。闘病中の友達と話して特にそう思った。コロナが怖いので広島駅近くの家まで歩いて帰るというので、途中まで一緒に行った。

小さな八百屋さんで、彼女はスイセン一束とミカン、私はクレソンとブロッコリーを買った。あれこれ話しながら、女のささやかな買い物。ちょっと嬉しかった。

春までは大丈夫、また会いたい。そうあってほしいと強く思った。涙。