続100名城の最後の100城目となった対馬の金田城を登城する前に、織豊系城郭として有名な山城の清水山城を登城、その山麓にある金石城に登城することにした。別名は金石屋形、厳原城。ここにアクセスするには、厳原港から車で3分ほど、対馬空港からは車で15分くらいのところにある「観光情報館ふれいあい処つしま」に一旦寄ってから向かうのが良い。パンフレットなどが置いてある。
登城日は2019年10月14日。この施設からすぐに見えて来るのが城の入口である大手門櫓、平成期に再建されたもの。金石城は1528年に宗将盛がこの地に作った金石屋形をはじめとする。1665年に拡張し、城郭を整備、1669年に大手門にこの櫓を建てたことで「金石城」と呼ばれるようになった。
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1687年に桟原城が築城されると、藩庁としての機能は失われたが、城は残っていた。城内には発掘調査により復元された庭園があり、国指定の名勝となっている。
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庭園は広く、江戸時代の風情を感じることが出来る。
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庭園近くに城の搦手門があるので、お見逃し無きように。発掘時に櫓台の石垣なども確認された。
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19世紀の絵図には銅門と記されているとのことだ。
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最終的に、大手門櫓は1813年の大火で焼失、4年後に二重櫓門を再建するも大正期に老朽化で解体、現在のものは1990年に復元されたものとのこと。
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金石城は庭園も見て廻って30分程度だった。清水山城の山麓なので、ついでにセットで見て廻ると良い。
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