風に吹かれて(セカンドライフ編）

8月にコロナワクチンを接種してからなんとなく体調がよくない。健康診断では、血圧が高いと指摘された。これまで過去数十年にわたり人間ドックや健康診断では非常にいい成績（と勝手におもっていただけ）で特に悪いところはなく、67歳になっても薬の世話になっていないのが自慢だった。　健康診断で高血圧の指摘を受けた後、急に気になり始め過去の健康診断の数値を調べてみると、数年前から血圧やLDL(悪玉コレステロール）の値がすでに黄信号だった。3週間前からドクターのアドバイスに従い血圧の薬を飲み始めた。血圧はあまり急には下がらない。そのうえ気のせいか嫌な感じの頭痛がするので、もういてもたってもいられなくなり都心のクリニックにいって脳ドックを受診した。　即その場でドクターの診断の結果、頭の中に小さな動脈瘤が２つ発見された。これは半年毎にMRIで経過観察ということになった。もうひとつ脳ドックで頸動脈狭窄が発見された。これはこれで気になったので、数日後頸動脈の超音波検査を受けた。検査の結果コレステロールで血管が厚くなり血液の通り道が細くなっていることが分かった。ドクター曰く一度血管がこうなったらもう元には戻らない。さらに悪化するのを防ぐにはお酒をひかえることですねと。健康診断で高血圧といわれたことに納得がいかず、睡眠時無呼吸の検査をしてもらった。自宅に検査器具を送ってもらい一晩検査をした結果、やはり中程度の睡眠時無呼吸という結果が出た。睡眠時無呼吸の正しい治療をうけるために、来月1泊二日の検査入院をする予定だ。　からだに不具合が出始めたのは、加齢と毎日欠かさずつづけてきた飲酒。断酒する気はないが、できるだけ飲酒の量を減らすように努めよう。ここ数日一滴もアルコール類を飲んでいない。（けっこう小心者なのだ）コロナが落ち着いてきて酒の誘いも入ってきているが、実になやましい。