教育

令和時代の学校の役割とは 〜Googleで調べれば答えが出る時代の学校の役割〜

どうも農トラ育です。

スマートフォンが普及し、一人一台タブレットが導入された現代(令和)

私たち教員はどのように生徒に向き合うのが正解でしょうか。

確実に言えることは今までやっていた「一斉授業」は見直す必要がある。ということです。

一斉授業が完全に「悪」ではなく、一斉授業のみでは生徒の主体性などを育むことは難しいですし、ググれば出てくる情報を黒板につらつら書き並べても何の価値もありません。

情報は大衆化したと言われていますが、今からは情報をいかに活用するか。

獲得した情報を基に新しい何かを産み出したり、持論を展開したりと情報活用ができるか。

が重要になってくるハズです。

つまり、令和時代の学校教育の役割は情報活用能力の育成だと考えられます。

情報活用能力の育成のためにICTを活用すると効率的な学習を進めることができると思います。

Contents

ICTを活用する効果とは?

情報活用型教育

情報を活用するためにもICTを活用した教育が重要になってくるわけです。

ICTを活用することで、授業が効率化され、対話的な授業を行う時間的余裕が生まれます。

これこそがICTを活用する最大のメリットだと思いますし、役割だと思います。

時間が圧縮

こんな感じのイメージ

ICTの利用を毛嫌いする方は

コンピュータの利用=人間味のない授業』のようなイメージを持たれているようですが、実はICTを効果的に活用することで時間を生み出すことができるので生徒同士の対話の時間や探究活動、アウトプットする時間等に充てられるのでより人間味のある授業になるはずです。

どのように活用すれば時間を生み出すことができるか。

反転授業

反転授業とは授業の前に単元に関する内容を予め生徒に学習させ、授業ではその知識に基づいてアウトプットしたり、内容について生徒同士で話し合いをさせたりすることです。

それにより、発展的な授業が可能になり、受け身だった授業から能動的な授業へと変わることが期待されています。

予習させる手段としては、YouTubeやWebサイトの解説ページのリンクを貼っておいたり、先生自身が動画で解説動画を作成し、それを視聴させたりすることなどが挙げられます。

解説動画作成など、一見すると面倒な作業かも知れませんが、一度作成したら使い回しが可能ですし、慣れてしまえば案外解説動画作成もサクサク作ることができると思います。

一番簡単なのはYouTube等の既存のメディアを使用することですが、どうしても見つからない場合はご自身で作成するのも良いと思います。

調べ学習+発表

従来、調べ学習させ、発表させる際には模造紙等にまとめ、鉛筆等で下書きをしてからマジックでなぞって清書。

それを元に発表。

教員のiPad活用術 アクティブラーニング編どうも農トラ育です。 iPadを活用したい。 業務の効率化やより良い授業を構築したい。 そう思っている教員は多いのでは...

というスタイルだったと思いますが、ひとり一台端末の時代では、PowerPointやGoogle Slideを活用して共同編集しつつ、各種デバイスを利用してインターネットにアクセスして情報収集が可能になっています。

また、インターネットから分かりやすい画像等も参照できることから、発表の質も高まるはずです。

もちろん、インターネットから画像を引用する際には著作権等に十分に気をつけ、情報リテラシーについての学習も可能になります。

Form系アプリを活用して自動採点

GoogleにしてもMicrosoftにしてもForm系アプリによってアンケートや簡単な小テスト等の採点、集計は自動化され、かなり効率的になっただけでなく、【印刷、配布、回収、確認】の手間が省けます。

また、資源の節約にもなりますね。

SDGsも流行していますし、無駄な資源の使用は避けたいものです。

教員の仕事はどうしても紙ベースで行われることが多いので、ICTを活用できる仕事はどんどんデジタルに落とし込んでいきたいですね。

まとめ

情報活用能力の育成のためには、ICTを活用することが大切です。

今までなかった時間を生み出し、情報活用能力を育成するための時間に充てる。

<div class=”concept-box1″><p>

  • 話し合い〜発表。
  • ビジネスプラン考案
  • 作品作り

</p></div>

などなどの時間を積極的に作り出し、教員主体の授業から生徒主体の授業へとシフトすべきです。

インターネットに答えがいくらでも転がっている現代での私たち教員が育成すべき資質は情報を活用する能力です。

教科書に書いてあることをただただ羅列していくだけの授業には価値が無くなってくると思います。

今こそ今までの一斉授業に別れを告げ、生徒主体の授業デザインにシフトしてみませんか?

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