教育

教員の常識、社会の非常識と言われない未来を作りたい。〜なぜ教員は勉強しないのか〜

どうも、農トラ育です。

今回は、実際に学校で働いて感じていることをつらつらと書きたいと思います。

共感してくださる方がいたら幸いです。

 

年度末が近く、皆様におかれましては、今年度の締め括り、来年度の準備等、お忙しい日々を過ごされているかと思います。

特に、GIGAスクールの準備担当の先生方に関しては、よく分からない状態で始まる一人一台体制をどうしようか苦慮しているのではないかと思います。

さて、コロナ渦によって、教育のICT化が一気に加速し、取り残されてしまっている教職員も多いのではないかと思います。

同じ職場で働く以上、特定の教員だけがスキルアップしている状態は望ましくありません。

学校全体でスキルを向上させる必要があると思うのですが、なかなか上手くいかないのが現実です。

そもそも、なぜ教員が自ら調べて学ぼうとせず、

ICT?スキルアップ?関係ないわ」

「20年以上このやり方なんだよ!?」

っとなってしまうのは教員に取っての仕事相手(顧客)が生徒だからではないだろうか。

本来、民間であれば、契約を取るためにライバル社との競合もあり、一生懸命努力するはずですし、上司も契約を取るように部下や同僚に促すはずです。

また、程度の低い企画書や持って行った暁にはお客様からお叱りを受けるかも知れないので、それはもう真剣に取り組むと思うのです。

しかし、こと学校教育に関しては、お客様は生徒であり、力関係が完全に違います。

教員がどんなにつまらない授業をしても生徒はしっかりと聞き、板書をノートに写し、課された宿題をこなさなくてはなりません。

生徒は、先生を選ぶ権利がありません。(選べる学校もあるかも知れませんが)

つまり、当たり前のように契約が成立し、授業を行い、給料をもらうことができます。

生徒が、あまりにもつまらない授業なので反発したり、他の教科を内職していようものなら怒られますし、生徒指導の対象にもなり得ます。

教員は天狗状態ですね。

努力をしなくても現状維持できるので変化する必要がないわけです。

このような現状が教員の質が向上しない一番の理由だと考えます。

どんなにクオリティの高い授業をしても、どんなにクオリティの低い授業をしても成り立ってしまう。(本当は成り立っていませんが・・・)

今の時代、ほとんどの答えは検索すれば出てきます。

私たち教員が生徒に教えるべきスキルは、検索力、質問力であり、教科書をなぞるだけの授業を行っているのは旧態依然ですよね。

しかし、令和の時代になってもなお、そのような教員が多くいることは本当に残念だが、上記理由により、教員が学ばなくても就業可能な職業のため、仕方ないのかも知れない。

生徒には勉強しなさい。っとは言うが、自身は新しいスキルを身につけようとしないようでは、おかしい。

生徒には、チャレンジを求めるが、自分は現状維持を求め、変化を恐れている。

こんな職場、環境を変える為に、教員としてできることなんだろうか・・・

現場で働く方が絶対に楽しいが、根本を変える為には管理職にならないといけないのか・・・

教員の常識、社会の非常識と言われる時代が終わるように、教員としてできることを全力で取り組み、教育界に改革をもたらせるように全力で取り組んでいきたい。

教育界を変える取組をしている先生方とどんどん繋がりたいです。

 

今回は勢いのまま書いてしまいました。

気分を害された方はすみません。

 

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