正直に言ってしまうと、僕はワークマンのパンツにはイマイチなイメージがあったが、このトラベルシェルパンツは履いた瞬間、思っていた以上に良かった。


細身、シンプルで理想的なソフトシェルパンツ

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履いてみた印象からいうと、まずシルエットが細身でフィット感が良くて感動。それでいてよくストレッチが効く。ユ○クロのジョガーパンツと違い、身体を動かすことを目的として作られている感じがする。

全体に目立つロゴが無く、ウエスト調節紐の裏側にフィールドコアのロゴあり。



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生地は薄いソフトシェル。ちょっとショーラー社の生地っぽい。適度な防風性と通気性がある。さらに2021年春夏モデルから高い撥水性が持たせてある。



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ゴム入りのウエスト調節はシンプルな平紐で腰が擦れにすい。フロントジッパー(社会の窓)は無し。ポケットは両サイドと右後ろのみ。サイドのポケットにジッパー等はなし、



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右後ろのポケットは収納袋を兼ねていてジッパー付き。ジッパーヘッドが小さいのもこだわりを感じる。



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収納してしまうと片手に乗るサイズ。このコンパクトさも後述する僕の用途にぴったりなのだ。



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重さはMサイズで228gと軽量。



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カラーも豊富。僕は無難にまずはブラックをチョイス。


トレランの下半身防寒に

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なぜ僕がこの高撥水トラベルシェルパンツを選んだかというと、トレランやファストパッキング時の防寒着として良さそうだと思ったからだ。

運動強度が高いトレランやファストパッキングでは短パンで行動することが多いが、高山だと朝夕や就寝時などは流石に冷えることが想定される。そこでレインパンツを履いてもいいが、もっと気軽に履けるシェルパンツがあればいいと思っていた。

たとえば朝、夜露がついた笹やハイマツが腿から下に当たるときなど。薮が濃い中で薄いレインパンツだと破れるのではないかとナーバスになりがちだが、こういったシェルパンツを短パンの上から履いてしまえば気楽にガシガシと進めるだろう。

とまあ、かなり僕のニーズを満たしてくれるわけだが、これで税込1,900円なのがワークマンの凄さ。



走りやすい、動きやすい

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まだ山では使っていないが、14kmほどジョグで使ってみた。



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普段はデカトロン(フランスのスポーツ用品メーカー)のランニング用ロングパンツを愛用しているが、それと比べて全く遜色ない動きやすさだ。膝も立体裁断で動きを妨げるようなストレスは全く感じない。山では使うのにも問題なさそう。



サイズ感、丈に注意…

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ただ、難をひとつ言えば、サイズかもしれない。
僕は身長175cm、体重60kgとわりと細身の体型でMサイズを着用。これだとウエストはキツすぎず、ゆるすぎず、重ね着くらいできるかなというくらいの絶妙な感じなのだが、丈がやや短い。もともとアンクル丈仕様ではあるが、僕の場合アンクルよりもう数cm短くなる。これはこれでいいのだが。

自分で言うのもなんだが僕はザ・日本人体型というよりは欧米規格のSサイズがよく合うような体型だ。ワークマンの規格はどちらかというとザ・日本人フレンドリーな規格な気がする。僕の場合、ウエストを取れば丈が足りず、丈を取ればウエストが緩むと言う感じだろう。シルエットも着る人が着たらパツンパツンになる可能性もある。最近は試着できる店舗も増えているらしいので試着可能なら試着をおすすめしたい。



※この記事はワークマン公認アンバサダーとして製品提供を受けた記事です。
※製品提供を受けた中で筆者が本当に山で使えると判断したものだけを厳選し取り上げています。

おわり
2021年3月10日

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