11/23(水祝)は有明アリーナから生中継されたSuperfly 15th Anniversary Live "Get Back!!"を観ました。Superflyのデビュー15周年を記念する一夜限りのスペシャルライブで、自身3年ぶりの有観客ライブでした。私的にSuperflyの有観客ライブは3年前のアリーナツアーを大阪城ホールに観に行って以来で、去年一昨年と無観客ライブを観たのに続くリモートでの視聴でした。
放送はWOWOWライブで17時半から生中継されました。放送開始からアリーナ中央にある円形のセンターステージ上方のモニターの映像が流れた後、しばらく場内の映像となりました。
定刻から13分ほど過ぎて照明が落ち、カーティス・メイフィールドの曲「スーパーフライ」がOpeningに流れました。ビートにのってセンターステージの筒状の幕が色とりどりに変化した後、幕が開いて演奏がスタート。Vocalの越智志保はブルーに太い黒の縦ストライプが入ったスーツでした。サポートメンバーは21名。Guitarの八橋義幸率いるお馴染みのバンド、Trumpetの川上鉄平ら3管のホーンセクション、稲泉りんやケンボーこと竹本健一ら男女5名の混声Chorus、門脇大輔らのString Quartet、男2名女2名のDancerでした。
1曲目は「Bi-Li-Li Emotion」。Dancerが円形のステージ上を舞うなか、GuitarやHornのソロも交えたアップテンポな演奏にのって越智志保は豊かな高音の声で歌いました。続いてアフリカンビートのイントロから「タマシイレボリューション」。躍動的なビートにのってパワフルな歌声を聴かせました。銀テープが飛び出すなど盛り上がるなかアップテンポナンバーを続けて「Hi-Five」。Guitarの八橋義幸は黒いレスポールをメインに使ってコードやソロを弾き、名越由貴夫はレスポールやテレキャスなどGuitarを使い分けながらコードやソロを弾きました。観客は立ち上がってサビで腕を振り上げるなどして盛り上がりました。
曲間のトークで越智志保は自身3年ぶりの有観客ライブへの来場者と生中継の視聴者に感謝の気持ちを伝え、新しい会場で15周年をファンとともに祝える喜びを語りました。ジャケットを脱いでひらひらの袖の衣装に変わっていました。
HornやDancerが下がってここからはテンポを落とし、バンドとChorus2人のミディアム調の演奏で「ハロー・ハロー」。八橋義幸のスライドGuitarの演奏とともに伸びやかに歌いました。鶴谷崇のPianoのイントロからミディアムバラードの「輝く月のように」。Saxソロも交えて、スポットライトを浴びながらクリアーな声で伸びやかに歌い、混声Chorusとともに歌声を会場に響かせました。フィドルを加えた演奏とともに「フレア」をリズミカルに歌いました。八橋義幸の歪んだGuitarリフから「Wildflower」。名越由貴夫のテレキャスによるスライド奏法のソロも交えながら、軽快なリズムにのってパワフルなハイノートで歌い上げました。
混声Chorusのハーモニーによるイントロからバラード「On Your Side」。円形ステージのシースルーの幕に映る海中の魚などが泳ぐ映像越しに越智志帆は強いハイノートの歌声を響かせました。
曲間のトークで、Call＆Responseができないため越智志帆の呼びかけに観客は手を振って応えました。
Pianoのイントロからミディアムロックバラード「愛をこめて花束を」。バンドとStringsの演奏をバックに、越智志帆はセンターステージから客席に伸びる花道を歩きながら伸びやかに歌い上げ、観客はサビに腕を左右に振って一体となりました。
越智志帆はいったんステージを降りて、Chorusとバンドメンバーのソロ回しの演奏の後、黒いスラックスにマルチカラーのマントを左半身に羽織った衣装に着替え、Dancerを引き連れて再登場して「Beep!!」を歌いました。八橋義幸のスライド奏法のGuitarを交えたグルーブ感のある演奏とともに「マニフェスト」をソウルフルな声で力強く歌いました。
曲間のトークで越智志帆は、一体感を高めたいと言って観客にウェーブを促し、DancerのKeitaとTrumpetの川上鉄平がライブのロゴの入った旗を持って円形のステージを反時計回りと時計回りに走るのに合わせて観客が手を挙げて椅子から立ち上がって客席にウェーブを巻き起こしました。
後半はさらにアップテンポなナンバーとなり、ロックGuitarのリフから「Force」。八橋義幸のレスポールと名越由貴夫のシルバーのJazmasterのGuitarソロやDancer紹介を交えながら歌いました。観客にウェーブを促して、Dancerとともに円形ステージの外周を回るなか「Alright!!」を歌いました。火柱が立ち上って盛り上がるなかロックナンバーを続けて、新曲「ダイナマイト」を披露。Trumpetソロや名越由貴夫のJazmasterのGuitarソロを交えた演奏とともに歌いました。ミディアム調の新曲「Voice」も披露し、哀愁のあるメロディーにのってChorusとともにクリアーな声で伸びやかに歌いました。
トークとなり、15周年のライブなのに新曲も披露できてよかったと語り、新旧織り交ぜたセットリストでライブのタイトル"Get Back!!"に込めた想いを表現したと語りました。これをきっかけにライブを再開し、来年6月からツアーを行うことも発表されました。
そして本編最後の曲は「Starting Over」。Chorusのリフレーンも交えて、ミディアムテンポの演奏にのってハイノートで強く歌い上げました。
観客のEncoreを求める拍手に応えて、越智志帆がサイケデリックなマルチカラーのワンピース、サポートメンバーがグッズのシャツなどに衣装を着替えて登場。八橋義幸の赤いジャガーによるアルペジオから「Beautiful」。Stringsを加えた壮大な演奏とともにハイノートの強い声で歌い上げました。
21名のサポートメンバーを紹介し、久々の曲をやると言って、1stアルバム収録曲の「愛と感謝」。ミディアムテンポの軽快な演奏にのって、Dancerがステージ角に腰かけたりChorusと肩を組んだり演奏ステージを回るなどして歌い、バンドやHorn、StringsのメンバーもChorusに参加して歌いました。観客は腕を左右に振って軽快なリズムに身を委ねました。Encore最後の曲は「Presence」。八橋義幸の赤いジャガーによるアルペジオからゆったりと始まり途中からリズムが加わる疾走感のある演奏にのってクリアーな声で伸びやかに歌いました。観客はChrousとともにクラップをして会場が一体となって盛り上がりました。
歌い終えると円形ステージの外周をサポートメンバーとともに回って、360度の観客の拍手に応えました。来年のツアーや年末のライブへの意気込みを語って観客にお辞儀して、手を振ってステージを後にしました。
久々に2時間半たっぷりとパワフルな歌と演奏を聴かせてくれたライブで、画面越しながら存分に堪能しました。
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Superfly 15th Anniversary Live "Get Back!!"
2022.11.23(Wed)
＠有明アリーナから生中継
【メンバー】
越智志保 Vocal
八橋義幸 Guitar/Bandmaster
名越由貴夫Guitars
玉田豊夢 Drums
須藤優 Bass
鶴谷崇 Keyboard
村瀬和広 Sax
川上鉄平 Trumpet
五十嵐誠 Trombone
Chorus：稲泉りん(Lyn), 竹本健一, 塚本直, Luz, 若島史佳
Strings：門脇大輔(Vn), 山本大将(Vn), 高橋輝(Vn), 村中俊之(Vc)
Dancer：calin, Miyu, Fumiya Matsumoto, Keita
【セットリスト】
Bi-Li-Li Emotion
タマシイレボリューション
Hi-Five
ハロー・ハロー
輝く月のように
フレア
Wildflower
On Your Side
愛をこめて花束を
Beep!!
マニフェスト
Force
Alright!!
ダイナマイト
Voice
Starting Over
=Encore=
Beautiful
愛と感謝
Presence
〖物販リンク〗
▽Superfly デジタルアルバム(2022/11/2リリース)