マイケル・シェンカー・グループ MICHAEL SCHENKER GROUP Michael Schenker’s 50th Anniversary Universal- JAPAN TOUR 2022@Zepp Namba (OSAKA) 2022年11月24日(木) マイケル・シェンカー・グループ Michael Schenker’s 50th アニバーサリー ユニバーサル ジャパンツアー2022@ゼップ難波 大阪 2022年11月24日(木) マイケル・シェンカー・グループ MICHAEL SCHENKER GROUP Michael Schenker’s 50th Anniversary Universal- JAPAN TOUR 2022@Zepp Namba (OSAKA)

 

11/24(木)はZepp Namba (OSAKA)へマイケル・シェンカー・グループ来日公演 Michael Schenker's 50th Anniversary Universal- JAPAN TOUR 2022を観に行きました。ドイツ出身のハードロックギタリスト マイケル・シェンカーの音楽活動50周年を記念して今年リリースしたニューアルバム『ユニバーサル』を携えて、ヨーロッパとアメリカでのツアーを経て東京と大阪で行われたマイケル・シェンカー・グループ日本ツアーのファイナルとなる大阪公演でした。私的にマイケル・シェンカー・グループ(MSG)は1981年に友人から教えられた武道館公演のラジオ放送を聴いて知り、2006年~2012年に来日公演を毎回観に行っていて、2020年はチケットを買っていたものの中止となったため、今年10年ぶりにライブを観ました。今回の来日メンバーはここ2年間のアルバムに参加したメンバーと同じ。Lead guitarのマイケル・シェンカー、Vocalのロニー・ロメロ、Side guitar兼Keyboardsのスティーヴ・マン、Drumsのボド・ショプフ、Bassのバレンド・クルボワでした。

会場のZepp Nambaへは1か月ぶりに来ました。夕方マスクをして会場へ向かい、検温、手指の消毒をして列に並び、入口でチケットのもぎりとドリンクコインの交換などをして入場。場内はキャパ1200席の指定席で、隣席を空けない配席でした。洋楽のロックナンバーがBGMに流れるなか開演を待ちました。開演前には、マスク着用や撮影禁止などの注意事項の場内アナウンスが流れました。開演時刻が近づくと客席がファンで埋め尽くされました。

定刻19時になってAC/DCの「地獄のハイウェイ」が流れて照明が落ち、SEが流れた後に、全身黒の半袖シャツにダメージジーンズ、サングラスを掛けたロシア帽をかぶったマイケルがメンバーとともに登場。観客は総立ちになりました。マイケルが第一声"Congratulation Japan win"と言ってサッカーワールドカップの母国との対戦での日本の勝利を祝福した後にライブがスタート。楽曲はUFO時代の曲からMSG、自身のプロジェクトの曲までこれまでのキャリアの中から新旧織り交ぜて演奏しました。

1曲目はインストで「Into the Arena」。BassとSide guitarもステージの前に出てきて演奏するなか、マイケルはトレンドマークの白黒フライングVを抱えて弾きました。2曲目「Cry for the Nations」からVocalのロニー・ロメロが白黒まだら模様のシャツにブラックジーンズの衣装で登場。スタンドマイクを斜めに倒しながら、しゃがれ声のシャウト唱法で歌いました。マイケルはハードなリフや、唸りを上げるような速弾きからメロディアスなGuitarソロまで聴かせました。観客はリズムに合わせて手拍子したり、サビを合唱しながら腕を振り上げたりして盛り上がりました。

MSGの1stアルバムから2曲演奏した後、最初に在籍したUFO時代のナンバー「Doctor Doctor」を演奏。ロニー・ロメロは途中ハンドマイクに持ち替えるなどしてステージをアクティブに動きながら歌い、曲の最後の方はDrums以外のメンバーが横一列になって演奏しました。Michael Schenker Festの2ndアルバムから「We Are the Voice」を歌ったのち、MSGの2ndアルバムの「Looking for Love」。Keyboardを交えて演奏し、ロングノートを交えて歌いました。4thアルバムから「Red Sky」を赤い照明の下で途中テンポダウンするなどして演奏。観客はロニーと一緒にクラップして会場が一体となりました。

ここで最近の2枚のアルバムからのナンバーへ。アカペラで歌って歌唱指導してから昨年リリースのアルバムから「Sail the Darkness」。サビに観客と掛け合いをするなどして歌いました。ニューアルバム『ユニバーサル』からの1stシングル「Emergency」を速いテンポから途中テンポダウンするなどして演奏しました。

後半はUFO時代の曲とMSG初期のナンバーを織り交ぜて演奏。UFO時代のナンバー「Lights Out」ではサビでタイトルをコールしながら腕を振り上げて会場が一体となりました。
MSGの1stアルバム1曲目の「Armed and Ready」と3rdアルバムから「Assault Attack」。観客はサビを合唱ながら腕を振り上げて盛り上がりました。本編最後の曲はUFO時代の代表曲「Rock Bottom」。ロニーはステージを動き回りながら歌い、マイケルは起承転結のある長いGuitarソロを繰り広げました。観客はサビを合唱しながら腕を振り上げて盛り上がりました。
演奏を終えて楽器を置き、マイケルがメンバー紹介をした後、観客に"One More? "と問いかけてEncoreとなり、UFO時代のナンバーを演奏。マイケルはGuitarを持ち替えて白黒金の3色のフライングVを弾きました。「Shoot Shoot」を各メンバーがステージ上を動き回りながら演奏し、「Let It Roll」ではマイケルがサスティンの効いたGuitarソロを聴かせました。ロニーがハンドマイクに持ち替え「Natural Thing」を歌い、ハンドマイクからスタンドマイクに持ち替えサビで観客と掛け合いをしながら「Too Hot to Handle」を歌い、マイケルのほかSide guitarのスティーヴ・マンもGuitarソロを弾きました。最後の曲は「Only You Can Rock Me」。マイケルがGuitarソロを弾いている間にサビのところに来ると掛け声を上げながらロニーと一緒に腕を振り上げて会場が一体となって最高に盛り上がりました。

演奏を終えると、マイケルが"Keep on rocking"と言って観客に手を振って、1時間半のライブを締めくくりました。

自身の50年に及ぶキャリアの楽曲を熱い演奏で聴かせてくれたライブで、存分に堪能しました。

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マイケル・シェンカー・グループ来日公演
MICHAEL SCHENKER GROUP
Michael Schenker's 50th Anniversary Universal- JAPAN TOUR 2022
2022.11.24(Thu)
@Zepp Namba (OSAKA)

【メンバー】
マイケル・シェンカー Michael Schenker - Lead guitar
ロニー・ロメロ Ronnie Romero - Vocals
スティーヴ・マン Steve Mann - Guitar/Keyboards
ボド・ショプフ Bodo Schopf - Drums
バレンド・クルボワ Barend Courbois - Bass

【セットリスト】
オープニング:地獄のハイウェイ / Highway to Hell (AC/DC)
イントゥ・ジ・アリーナ / Into the Arena
クライ・フォー・ザ・ネーションズ / Cry for the Nations
ドクター・ドクター / Doctor Doctor (UFO)
ウィ・アー・ザ・ヴォイス / We Are the Voice (Michael Schenker Fest)
ルッキング・フォー・ラヴ / Looking for Love
レッド・スカイ / Red Sky
セイル・ザ・ダークネス / Sail the Darkness
エマージェンシー / Emergency
ライツ・アウト / Lights Out (UFO)
アームド・アンド・レディ / Armed and Ready
アソート・アタック / Assault Attack
ロック・ボトム / Rock Bottom (UFO)
=Encore=
シュート・シュート / Shoot Shoot (UFO)
レット・イット・ロール / Let It Roll (UFO)
ナチュラル・シング / Natural Thing (UFO)
トゥー・ホット・トゥ・ハンドル / Too Hot to Handle (UFO)
オンリー・ユーキャン・ロック・ミー / Only You Can Rock Me (UFO)

 

 

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 ▽マイケル シェンカー ニューアルバム(2022/5/27リリース)