ホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサート 2023年3月26日(日) 日本最終公演@大阪・フェスティバルホール ホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサート 2023年3月26日(日) @大阪・フェスティバルホール Day2 ホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサート@大阪・フェスティバルホール

 

3/26(日)は大阪・フェスティバルホールへホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサートを観に行きました。1月下旬の東京、2月中旬の名古屋に続き行われたホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサートの大阪公演2Daysの二日目で、この日は日本最終公演でした。
私的にホイットニー・ヒューストンは80年代中頃からTVやFMラジオなどで見たり聴いたりしていました。ライブは2010年にさいたまスーパーアリーナでの来日公演初日を観ることができましたが、奇しくもその2年後の同じ日(2月11日)に48歳で残念ながら他界しました。映画も4年前のドキュメンタリーと昨年末の伝記映画を観に行っており、ホログラムコンサートがようやく大阪にも巡ってきて観ることができました。

入口で手指の消毒をしてチケットもぎりの後、エスカレーターで階を上がって入場。席に着きBGMにホイットニーのナンバーが流れるなか開演を待ちました。場内アナウンスによるとマスク着用は推奨。多く外気を取り込んで換気を徹底しているとの案内がありました。

定刻14時を5分ほど過ぎて、照明が落ち、SEに続いてバンドの演奏が始まり、Dancerが登場。そしてオレンジ色の髪にプラチナカラーのドレスを纏ったホログラムのホイットニーが登場。1曲目「Higher Love」からライブがスタート。ライブはステージのスクリーンに映るホイットニーの音源の声に合わせて、後方でバンドが演奏し、前方でダンサーが踊るスタイルで行われました。バンドメンバーは日本在住のR&Bミュージシャン達。Keyboardのケイレブ・ジェイムス、Drumsのジェイ・スティックス、ローレンス・ダニエルズ、Guitarの菰口雄矢(こもぐちゆうや)、そして4人のDancer達、TAKA、NADIA、RICKY MAGMAとANGELでした。
スクリーンの上と左右のLEDフレームが曲により様々な色に変化し、Dancerが踊るなか、ホログラムのホイットニーがアクティブに動きながら歌いました。
Dancerが下がり、MCで"1985年の1stアルバムの曲を歌います"と言って、次の曲はバラードの「Saving All My Love for You」。トラックのSaxの音色とバンドの演奏とともに、ライブバーションの少し崩した歌い方で聴かせました。観客はじっと聴き入り、曲が終わるごとに拍手を送りました。
ハンドマイクからスタンドマイクに変えてバラードを続け、「All the Man That I Need」を力強い声で歌い上げました。パープルの照明の下、「I Have Nothing」を力強く歌い上げ、途中のタメの後、さらに盛り上げました。ホイットニーが消え、バンドのOutro演奏で曲を終えました。
ホイットニーはオレンジ色のパンツスタイルに衣装替えして登場。ハンドマイクを手にダンスナンバー「I Wanna Dance with Somebody」をDancerが男女2人ずつ入れ替わったり4人なったりするなか、花火などの映像をバックに歌いました。ダンスナンバーを続け、「It's Not Right but It's Okay」をグルーブ感のある演奏とともに歌いました。
Dancerが去り、ホイットニーは白いドレスに衣装替えして登場。MCで"映画のラブソングを歌います"と言って、再びバラードへ。映画『天使の贈りもの』から「I Believe in You and Me」。菰口雄矢がGuitarをエレキからアコギに替えて椅子に座って演奏するなか、力強いハイノートの声で歌い上げました。
雷と雨音のSEが流れた後、バラードを続け「Run to You」を映像の雲が立ち込めるなかスタンドマイクで歌いました。
赤地に白い柄のガウンを纏った衣装に替えて登場し「Step by Step」を2名の女性Dancerにさらに2名の男性Dancerが加わるなか歌いました。
男性の"Clap, everybody! "という掛け声でアップテンポナンバー「How Will I Know」を2名の女性Dancerが踊るなか歌いました。「My Love Is Your Love」では4人のDancerが丸椅子に座ってパフォーマンスするなか歌いました。
DancerとバンドのInterludeを挟んで、ホイットニーがゴールドのドレスに髪をアップにして登場。煙の立ち上る映像をバックに、スタンドマイクでバラード「Greatest Love of All」を力強く歌い上げました。ミディアムナンバー「Exhale (Shoop Shoop)」をグルーブ感のある演奏とともに歌いました。
MCで"今夜最後の曲"と言ってバラード「I Will Always Love You」。スポットライトの下、スタンドマイクを前にアカペラ始まりで歌い始め、バンドが加わるなか伸びやかに歌い上げ、滝のように水が流れ落ちるバックの映像やSaxも加わった演奏でクライマックスを盛り上げました。バンドのOutro演奏のなか、ホイットニーはお辞儀や投げキスをして姿を消しました。

観客のEncoreを求める拍手に応えて、Dancerが出てきて一緒にクラップをし、ケイレブが"One More? "と言って、「Queen of the Night」のバンド演奏とともにDance performanceが行われました。そしてゴールドのドレスに栗色の髪のホイットニーが登場しEncore曲はダンスナンバーの「I'm Every Woman」。赤白黄色に照明が変化するなか、4人のDancerが舞い、ホイットニーは衣装がオレンジのジャケットに膝に穴が開いたダメージジーンズに早変わりするなか歌いました。Dancerがお辞儀をするなか、ホイットニーは"Thank you so much"と言ってセリでステージから下がり、スクリーンに出演者のクレジットが流れた後、ゴールドの文字のサインが写し出されて、1時間17分のライブを締めくくりました。

バンドの生演奏をバックに生前の歌声に合わせてホログラムがパフォーマンスをし、衣装替えなど様々な演出で魅せてくれたライブで、存分に堪能しました。

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ホイットニー・ヒューストン ホログラムコンサート
2023.3.26(Sun)
@大阪・フェスティバルホール

【メンバー】
ケイレブ・ジェイムス Keyboards/ Band Leader
ジェイ・スティックス Drums
ローレンス・ダニエルズ Bass
菰口雄矢 Guitar
Dancer:TAKA、NADIA、RICKY MAGMA、ANGEL

【セットリスト】
ハイヤー・ラブ / Higher Love
すべてをあなたに / Saving All My Love for You
この愛にかけて / All the Man That I Need
アイ・ハヴ・ナッシング / I Have Nothing
すてきなSomebody / I Wanna Dance with Somebody (Who Loves Me)
イッツ・ノット・ライト・バット・イッツ・オーケイ / It's Not Right but It's Okay
アイ・ビリーヴ・イン・ユー・アンド・ミー / I Believe in You and Me
ラン・トゥ・ユー / Run to You
ステップ・バイ・ステップ / Step by Step
恋は手さぐり / How Will I Know
マイ・ラヴ・イズ・ユア・ラヴ / My Love Is Your Love
グレイテスト・ラヴ・オブ・オール / Greatest Love of All
ため息つかせて / Exhale (Shoop Shoop)
オールウェイズ・ラヴ・ユー / I Will Always Love You
=Encore=
Dance performance (曲:クイーン・オブ・ザ・ナイト / Queen of the Night)
アイム・エヴリ・ウーマン / I'm Every Woman

 

 

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