おはよ~ん。

今日もカーテンを開けると、太陽の光がまぶしい。

東京で生活していたころは、とにかく空が低かった。

けれども沖縄に移住して感じたことは

空が思いきり、広い。



広くておっきい空を眺めていると

日常のあれやコレ

色んな不満もちっぽけなモノに思えてくる。

下を向いているのが、馬鹿らしくなるから不思議だ。



今日は仕事もそこそこにして

ずっとやりたいと思っていた、ひとつのコトに挑戦してきた。



その名もパドルボード。

海に行ったことがある人なら、おそらく一度は見たことがあるのではないだろうか。

サーフィン系のボードに立ったまま乗って

優雅にパドルを漕ぐ、新しいスポーツだ。



以前ハワイに出かけたときに

現地の人たちが逞しい手つきで

パドルボードをやっているのを見て

「カッコいい!僕もやりたい!」そう思うようになった。



いきなり1人では難しいので

いざ、パドルボード初心者コースにレッツトライ。

インストラクターの指導のもと、おっかなびっくり

船の上に体を任せてみる。



コーチの先生から聞いてビックリしたが

パドルボードとは略式名称で

正式名称はスタンドアップパドルボードと言うのだそうだ。

噛んでしまいそうなネーミングだが、それもまたイイ。



僕はてっきりサーフィンボードの上に乗るのかと思っていたのだが

パドルボードには、なんと専用のボードがある。

サーフィンのボードよりも、ひと回り大きくって

サーフィン板のお兄さんといった感じだ。



初心者コースに参加するのは、僕と埼玉から来たカップルと

僕みたいな初心者の男性4名だ。

なんとなく「仲間ができた」気分がして、少しだけ嬉しい。



波の静かなところまで、ゆっくり海を渡っていく。

「こんな沖合で大丈夫なのか?」と思ってしまうが

先生いわく、ここは急な波が押し寄せないところなので

むしろ安心なのだと言う。



板の上に乗るのは、正直楽勝だと踏んでいたのだが…

そうそう甘くはなかった。

板の端っこに乗り過ぎてもバランスを崩してしまうし

板の中心に力み過ぎても、うまくいかない。



陸上では簡単にできるコトが

海上だとこんなに難しいものなのかと…

心底打ちのめされる僕。

…が、ここで負けては男が廃る。



いつもよりやる気をほんの少しだけ出して

板の上にゆっくり乗ってみると

「あ?できたよ?できた!」

自転車に乗れた子どもみたいに、嬉しさで一杯になる。



大人になると、ちょっとのことでも出来ただけで

自分に勲章をあげたいくらい、感動モノだ。



30分くらい練習を積んだあと、コーチのあとを続いて

ツーリングをおこなう。

肩幅に足をひらき、お腹にややチカラを入れてパドルを漕ぐ。

なんてことのない動作なのだけれども、

体の節々にチカラが漲っていくのが分かって

とにかく気持ちいい。



湾の狭いところをぐるっと回っているだけなのに

世界一周をしてきた感じ。

陸上にあがると、体全体がブルブルッと震えた。



「お疲れ様っス!」コーチの後輩らしい若いスタッフたちが

迎えに来てくれた。28歳の僕からすると、

10代の若いパワーはこういう時に

うらやましいな~と思う。



多少の金はかかったが

東京では絶対に味わえない「希少な時間を買えた」気がした♪

カッコつけすぎか?

趣味のなかった自分に、またひとつ趣味ができた。

てびち、てびち、言っている時点で、
自分もすっかり、
うちなーんちゅの仲間入りだなと思ふ
今日この頃(笑)


なんかね、
定期的に食べたくなるんですよ、
てびち。

最初のころは、ソーキそばはアリだけど、
てびちそばは、ちょっとやりすぎなんじゃないか。

てびちのことをそんな風に思っている
自分がいたのですが・・・。

昔のことです。
勘弁してやってください。

これは、
暑い期間が内地よりも長いせいなのか。

それとも心も体も、
うちなーんちゅになりつつあるのか(笑)


とにかく食べたくなる、てびち。

そして、てびちを入れた後に、
食道にオリオンビールを流し込みたくなるんです。

もー、これが快感。


てびちがそばにのってるときは、
オリオンを流し込みたくなる気分には、
あまりならないんですよ。
(たまになりますけど)

そうなってしまったら、
たぶん頭の先からつま先まで、
うちなーんちゅになったという証なのか!?


まあそれはおいといて。

オリオンを流し込みたい気分にさせてくれるのは、
やっぱりてびちが煮つけのとき!


お昼時は混みすぎていて、
あまり行かないけど、
和泉食堂。

17時とか、早めの夕食ってときには
いいんだよねー。


てびちの煮つけと
オリオンの瓶ビール、
まさに、最高のコラボレーションですよ。

値段は合わせて、1380円。
ビールでてびちをいきたいので、
白飯はパスさせてもらいました。

だから、
お値段もうちょっと勉強してほしいな(汗)

でも、最高のプレジャータイムを演出するには、
安いほう・・・。
安い方なんだと自分に言い聞かせることが大事!

安いんだと自分に言い聞かせることが大事なんです!
大事なことなので2回言わせてもらいましたよ(笑)


てびち、
最初の一口をパクリ。

ぷる、ぷるる~ん。

ああ、
てびちさんのコラーゲンを感じる。

そして、オリオンを流す。


これ以上のうちなーたいむは、
ありえるだろうか?

いえいえ、
ありえませんよね


店内の雰囲気もまた、
てびち師匠のおいしさをひきたたせてくれます。

打ちっぱなしのコンクリートの壁、
筆で書かれた壁のおしながき。

カウンター席から見えるものが全て、
このてびち様のために
あるように見えてしまう。

もしかしたら、
私がこのてびちを食べているようで、
てびちに食べられているのかもしれない・・・。

そんなわけないか(笑)
すみません、言いすぎました。


そうこう言っている間に、
4つのてびちを完食。


もうこれでお腹いっぱいと思いきや、
今日は、
まだお腹にに入りそうだぞ。

オリオン氏もまだ残っているのが、
その証拠。


やっぱりシメは、
麺類ですかねぇ。

白飯はパスしたものの
結局のところ、
体が、炭水化物も欲しがっているようだ。

できるだけ腹八分目に近づけたいという、
見苦しさを残しつつ、
沖縄そば(小)を追加で注文。


そばを食べるなら、
最初からてびちそばを注文しとけばいいのに、
なんて言われそうですが、
そこはそれ。

至福のプレジャータイムを過ごすために、
こだわらせていただきたい。

白飯は、こうはいかないけれど、
そばはスルスル入ってしまう。

麺の太さのせいなのか、
沖縄がそうさせるのか(笑)


ごちそうさまでした。

またひとつ、
自分が沖縄に染まっていくのを感じた、
一食でした。

ちょっと、ここらで沖縄の良さや特徴についてメモがてらまとめてみようと思う。

 

※沖縄は寒さとは無縁

かねて沖縄に移住をして思うことは、沖縄は寒さと無縁だなと感じたかな。

 

まず、気温が夏場でも合っても32度くらいだし、

 

冬場なんかは20度も気温があるのでちょっとしたビニールハウスで十分野菜が育つしね。

冬だからといって前に住んでいた所みたいにヒートテックの下着を切る必要性なんてないね。

 

だって暖かいもん。

 

寒いと感じるとすると気温が17度以下だったとき位だったかな。

 

前に住んでいたところだと気温がマイナス10度だから、それと比べるとたいしたことナイナイ、水道も凍ってないし余裕、余裕。

以前だと水道が凍結する地域に住んでいて、

 

水道の元栓を閉め忘れると水道管がパーンて破裂して、

 

その破裂音で目が覚めて、

 

そのままホームセンターに直行。

 

沖縄だと日が昇れば勝手に起きれるので段違い。
 


※花粉が飛んでこないんだ....
 

沖縄に移住して体調に変化があって、

 

以前だと花粉症のシーズンになると鼻と目が花粉でやられたけど

 

沖縄に移住するとまったく、症状が現れませんでした。

 

現地の人たちはまったくそのことを気にしていないんだけど、

 

私にとってはすごい有益。

 

自営業で仕事をしているので接客もあるし、

 

パソコンで仕事をこなさないといけないので、

 

特に接客のときに鼻を垂らしながら仕事なんて出来やしないからね。


※割と仕事が多い


沖縄で自営業としてITビジネスの仕事をしていますが、

 

以外や以外仕事を見つけることができるんです。

 

まあ、自営業だし、ITなんで、パソコンと通信回線さえあればどこでも仕事ができるんからさ。

 

でも、移住希望者向け情報サイトで沖縄の仕事募集を見ると技術者を多く募集してました。

 

だから、技術者なら就職することもできるんじゃあないかな。

 

私は自営業だから関係はないけど、

 

お給料がいいならそっちに行こうかなとも思いますね。
 


※家賃が安いねえ


沖縄で賃貸の物件を借りて住んでいると思うことは

 

沖縄の中心部の那覇市でも8万出せば広いマンションに住めます。

 

それ以上出すと豪邸に住めるかもね。

 

それほど家賃が安い。

 

東北の方と比較すると大体家賃は同じで、

 

東北は雪が降るのでそれを除去する手間を考えると私の住んでいた東北は家賃が高いといえますね。
 


※家族に何かあった際、すぐに帰ることができる


沖縄は飛行機のアクセスがよく、

 

日本全国すべての空港にアクセスできます。

 

だから家族が怪我をしたりした際にでもすぐに飛んで変えることができる。

 

他にはアジア件、台湾とか韓国とかへのアクセスもとても良好で

 

距離がないため仕事先がアジア件の人は便利なんじゃあないかな。

 

私はアジア件で仕事をしていないから分かりませんが。

 

しかし、アジアに遊びに行くならぜったいおすすめできますね。

 

目と鼻の先くらいの距離だしね。

 


※海が綺麗


沖縄といえば海。サンゴ礁がありとても綺麗。

 

スキューバーダイビングを趣味として行っている人憧れの地域が沖縄というのも納得できますね。

 

海の中も暖かいし、海の中も寒さとは無縁。

 

まさか、海の中も寒さとは無縁とはね思いもしませんでした。

 

さすがに冬場は海は寒いけどね。

どうもです。


沖縄最高!

 

海メッチャ綺麗で何日でも何日でも海をずーっと見ていられますわぁ。

 


綺麗な海に囲まれて、綺麗な海の中にある沖縄。

 

ときおり台風やら大雨やらでいろいろと水に関する厄介ごとにであっちゃうけど、

 

まぁまぁそれはそれとして些細な問題として受け入れとけばいいや。


そんな感じでいろいろと日々生活しているわけだけど、

 

それなりに面倒な水に関する問題ってあるもんだね。


水、

 

特に飲み水。


沖縄だからね、

 

東京やら大阪やら埼玉やらと違ってそりゃあ飲み水くらいは水道水で飲んでも大丈夫だろうと、

 

きっと飲み水も綺麗なんだろうなぁとか結構美味しいんだろうなぁとか思ってたんだけどねぇ。


ぜーんぜん違った。

 


沖縄の水道水は飲めない飲めない。

 

なーんか水道水はくっさいし、味噌汁に使ってもちょっと変な感じがする。

 


こう、うまく言えるかどうかは分かんないけど、

 

東京とか都会の水と沖縄の飲み水は全く別の意味で嫌だなと感じる。


まぁ、上手く言えてないねこれは。


いろいろと調べてみると、硬水らしいね沖縄の水は。

 


硬水がなんなのかイマイチ良く分かってないんだけど、

 

 

とりあえずまずい、でなんか臭い。

 


いやー、飲み水にするにはきついっす。

 

体を洗ったり髪を洗ったりするのにもなんか向いてないって言うか、

 

なんかこう、体に合わない感じもするし……

 

まぁとりあえずそれはそれで置いといて、まずはなによりも飲み水確保。

 


飲み水確保大作戦をしなくちゃなんらんね、ということでいろいろと探してきましたよー。


とはいっても、あんまり特別なことはしなかったんだけどね。


とりあえずまずはペットボトルのミネラルウォーター。当然沖縄にだってスーパーはいくらでもあるからね、本州で買えるようなお水も結構あるよ。


東京じゃ見なかったマイナーなミネラルウォーターもあっていろいろと試して遊んじゃえるかも。

 

まあ毎日毎日買うとなると結構いい値段になりそうでちょっと怖いなとは思うね。

 

夏場なんてかなーり暑い、というか蒸しっぽくて汗が大量に出ちゃうし、

 

割と早い時期から暑いなと感じる訳で、毎日大量の水が必要になっちゃうんだよねぇ。


もっともっと水を確保するのなら、ウォーターサーバーも良かったかなぁ。

 

沖縄に配送してくれるサーバーもあるし、

 

大量の水を一気に届けてくれるからそれはそれで良かったかもなとちょっと後悔中。

 

徐々に寒くなりつつ今は別に必要ないかなとは思うけど、来年の今頃までにはウォーターサーバーを買っちゃってるかも。

 

沖縄で使えるウォーターサーバーについてはここのページわかりやすかったよ! →https://waterserver-kuchi.net/area/okinawa.html

 


まぁとりあえずはもう飲み水で暫くは心配しなくってもいいかなという感じだね。

 

買っちゃえばひとまずは解決。


水道水が使い辛いって言うがいろいろと難しいなとは感じちゃうね。

 

かなり頻繁なお付き合いで結構飲んで帰った後に、

 

がんがんに痛む頭と渇きに渇いた口の中をリフレッシュさせるために水道水を飲み干してしまったときに、

 

余りのまずさにリバースしまくっちゃうことがあって、

 

これがメチャクチャに大変だったなぁ。

 

いやはや、手軽に飲める水道水が使えないって結構厳しいね。

 

うっかりペットボトルを買い忘れちゃって台風が来る時期になってしまうと

 

そうとう仕方なく水道水を飲んじゃうってのも何回かあったし、

 

面倒と言えば面倒だね。

 


まさかこんなことで悩んじゃうなんて想像してなかった。

 

都会って水でいろいろと問題があったとか、

 

水道水を販売するとか馬鹿なことやってたけど、

 

意外と問題を解決するのには理にかなっていたことだったのかもしれないね。

 


そう思ったのがこーんなにきれいな水がいっぱいある沖縄ってのがなんだかちょっと嫌だけど、

 

まあきれいなのは海水、しょっぱい水ばっかりだということで、

 

沖縄にとっては飲み水は専門外、

 

飲み水じゃなくても体を洗うためのお水とかに関しても専門外だってことで一応受け入れちゃおうかな。

 


あんまり難しく考えなくてもいいか。

 

水ばっかりで悩んでも仕方がないし、

 

お金で解決できることだし、特に気にすることなくどんどん飲み水買っちゃおう。

 


お金がかかるのは大変だけど……

 

まぁ、お金で解決できるならそれでいいよね。

 

料理に使うお水も使うんだから、やっぱりウォーターサーバー買った方がいいかなぁ。

 


あーあ、やっぱり悩みは尽きないね。
 

「あったかくて気持ちいいな。」

沖縄の気候は年中を通してとても温暖だ。

そのため、暑過ぎず、寒過ぎずに快適に過ごせる。

私は沖縄でカフェを経営するつもりだ。

だが、まだほとんど計画はないので、ノリで来てしまった感は否めない。

「どうせなら、海が見える場所でカフェを経営したいなー。」

そこで、私は海沿いの空き物件を探すことに。

正直当てはまったく無いが、心は期待に満ちている。

「よし!さっそく探しに行くか!」

と言いたいところだが、お腹が空いたので少し沖縄料理でも頂くことにした。

腹が減っては戦はできないからね。

意気揚々と店巡りを始めた私だったが、その時間はあいにく昼時ということもあり、どこの店も満席だ。

「腹減った…。」

仕方がないので、古ぼけた店で食事を済ますことに。

本当なら有名店で食事を頂きたいところではあったが、それは仕方がない。

「何を食べようかな…。」

私は席に着いて早々にメニューを手に取る。

しかし、驚いたことに、その店はメニューが一つしかない。

「ゴーヤチャーハン…。」

聞き慣れないメニューがそこにはあった。

しかし、何も頼まずに店を後にするのは心が痛む。

私はゴーヤチャーハンを食べることに決めた。

正直、私はゴーヤがさほど好きではない。

というのも、一度東京で立ち寄ったゴーヤチャンプルーが塩辛くて美味しくなかったからだ。

そのため、私はゴーヤチャーハンには1mmも期待していなかった。

すると、店内が空いていることもあり、ゴーヤチャーハンはすぐにやってきた。

思っていた通りの、ゴーヤ&チャーハンのコラボだ。

期待せずに口に運んだが、味は想像とは違った。

「…美味い!」

私が口に入れたゴーヤは、以前東京で食べたものとは別物だった。

なんというか、素材の味を存分に活かした料理なのがよくわかった。

「ゴーヤってこんなに美味しいのか…。」

そこで私は決心した。

「カフェではゴーヤの料理を出そう!」

目の前のゴーヤチャーハンをものの数分でたいらげた私は、一目散に物件探しに出掛けた。

すると、海が見える物件をすぐに見つけることができた。

「あとは、ゴーヤの料理だ!」

私は料理の腕前には自信があったが、ゴーヤ料理は作ったことがない。

そのため、何を作ればいいのか見当がつかなかった。

そこで閃いた。

「カフェだし、ゴーヤコーヒーでも作ろう!」

完全に思いつきだったが、ただでさえ苦いコーヒーに苦いゴーヤを入れることで、どんな化学反応が起こるのか興味があったのだ。

さっそく自作のゴーヤコーヒーを作ったのだが、意外にも美味かった。

「これならイケる!」

それからというもの、私はゴーヤコーヒー一本でカフェを経営することを決めた。

今後どんな未来が待っているのかはまったくわからないが、期待で胸がいっぱいだ。

無駄に前向きなのは、私の良いところなのかもしれない。

できれば、将来的にはゴーヤコーヒーを沖縄の名物にしたいとさえ思っている。

あわよくばテレビの取材を受けて有名になりたいとも思っている。

もちろんうまくいくかはわからないが、ここまできたらやるしかない。

私は沖縄でこの先もずっと生きていくと決めたのだから。