嵐山のお山がうっすらピンク色に染まり始めているのを見て
お天気も良いし、これは春の花々を楽しむ絶好のチャンス!と
行き先を変更し、天龍寺に向かった。
天龍寺は足利尊氏を開基とし、夢窓疎石を開山として開かれた
その目的は後醍醐天皇の菩提を弔うため暦応2年(1339)に創建された。
曹源池庭園
夢窓疎石が池の整備時に「曹源一滴」と記された石碑を
見つけたことに由来する曹源池、四季折々に美しい。
雲龍図 若狭物外(わかさせいぎょう)1887-1957
山元春挙、山田介道を師とした大正-昭和の画家。
襖絵をアクリル板で保護しているため、鏡のようにお庭が写っている
ネ♡
今回は、この後予定があったので法堂の雲龍図はパス(加山又造筆)
同じく大方丈には、鈴木松年筆の雲龍図も特別公開されていた。
1899年、法堂の天井に鈴木松年によって描かれたこの雲龍図
約100年の間、天龍寺を守ってきたのだそう。
かなり傷みがはげしく、近くで見るとなにが何だか分からないほど
悲しそうに見える目の表情がユニーク、八方睨みではないんだなぁ…
けど、迫力あり!この天井画を見上げてみたかったな。
☆ 少し山の中へ入って行くような感じで
多宝塔からさらに奥、百花苑の方へ
馬酔木
散り椿も、白は趣があるね。
隼人三葉躑躅(はやとみつばつつじ)
色鮮やかな赤!木瓜も満開。
紅枝垂れ桜はほぼ満開、清々しい春の香りにすっかり癒された♡
やっぱり来て良かった!
とにかくこの日はお天気が良くて、気温も20℃を越え暑いくらい
(何故か寒いと思っていた嵐山が一番暑かった)
嵐山の目抜通りは人で大混雑!
この時のコロナ感染者数はまだ少なく、京都は毎日10人そこそこ
10人だなんて、コロナ感染の危険はほとんど無いに等しい!と
京都ではどこへ行ってもリラックスできた
今年は良い花見ができて良かった❤️
最近は関西圏の感染拡大が心配ですが
東京でもいっそう気を引き締めて感染防止を心掛けたいところです。