ゆく年くる年

カメラ
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2022年が終わろうとしている。

少しずつ空気感が変わりつつあるものの、相変わらずのコロナ禍に油断ができない日々が続く。身近なところで感染するケースは当たり前のようになったものの、やはり自分や家族が感染した時には、長期間にわたって仕事への影響が生じることを考えると、意識するとも意識せずとも常に緊張しているように思えてならない。

今年の出来事についてひとつ一つ思い出せば、明るい話題も暗い話題もそれなりにあったと気づくのだけど、ぼんやりと振り返ると、私にとって2022年は暗い話題のほうが印象に残る一年だったように思う。来たる2023年は、世界中で明るい話題に溢れた一年になって欲しい。

さて、ゆく年くる年として2022年の振り返りと2023年の目標でも書いて、今年の記事納めをしようと思う。

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ゆく年

BMW  R100RS購入

2022年、念願のBMW R100RSを手に入れた。故障知らずの2018年式ボンネビルT100からヤレまくった1993年式BMW R100RSへの買い替えは、金銭的にほぼ等価交換に近い形で実現した。いわゆる後期型であるモノレバーであっても次第に入手困難になりつつある現状を踏まえると、不安もあったが思い切って購入して本当に良かったと思う。現代のバイクと比べると機能・性能で優れた点はないが、だからと言って何か不自由があるかと言われると、そんなものは全くない。これで十分。いや、これが良い。

他人からすれば、ただの古臭いバイクかもしれないけど、なぜだか私にとってはとても魅力的なのだ。その佇まいが大好きだ。

購入から9ヵ月で2,300km足らずしか走ることができなかったが、これから末長く愛でていきたいと思っている。

BMW R100RS 納車!
待ちに待った愛車が納車された!購入を決めてから3週間。待ち長いにも程がある!(笑)待ち遠しくて、他のユーザーのブログやYouTubeを閲覧しては、購入後はあれして、これして、あそこに行って…と妄想が膨らむばかりの3週間だったが、一方で楽しみ...

FUJIFILM X-E4購入

ごく最近の出来事なので、ブログの記事にしていないけれど、2022年も終わりに差し掛かりようやくFUJIFILMのX-E4を手に入れた。実は7月に購入していたのだけど、納期が遅れまくってやっとこさ12月になって手元に届いた。

軽量・コンパクトなカメラで、どこにでも連れ出したくなる軽快さ。それに加えて富士フィルムの発色は素晴らしく、近所の散歩や家族とのお出かけには積極的に持ち出したくなる。

レンズは悩みに悩んで、XF27mmF2.8 R WRを購入した。神レンズと言われるXF35mmF1.4 Rにも興味はあるし、今後、手持ちのラインナップを充実させていこうと思っているが、35mm換算で50mmを超える画角は少し使いづらく、もう少し広角寄りのレンズが私の使い方に合っていると考えた。また、せっかくの軽量・コンパクトなボディのキャラクターを活かすためには、レンズもパンケーキレンズを選択しておくほうが無難かなと。

写りの評判はボチボチだが、使ってみると開放すれば気持ちよくボケも得られ、解像度も高く大満足。ただ、35mm換算で40mmとなるため、私の使い方ではまだ長い感じがするので、次はXF16mmF2.8 R WRあたりがどうかなぁと思案中。

SR400不具合発生

ここのところ、完全に妻の専用車となってなかなか手をかけられないSR400。毎回、久しぶりに乗るとその魅力を再確認することができる。何も特別な機能・性能はないけれど、その振動やメカノイズが心地よい。 R100RSとも共通した魅力なのかもしれない。

今夏、久しぶりに出かけた先でエンジンストップからのレッカー移動を経験。幸い、自宅から近いところだったので自動車保険のサービスを無料で利用することができたが、やはり出先でのトラブルは色々と厄介だなぁと改めて痛感した。これが数百キロ離れた旅先だったら、本当に厄介だ。そういう意味で、日々のメンテナンスは怠ってはいけないなと教訓を得た夏。

久しぶりの SR400…トラブル発生…
久しぶりにSR400に乗った。 ここのところ、BMW R100RSにばかり乗っていたのだけど、R100RSはその大きなカウルのおかげ(せい)もあって噂に違わぬ「熱い」バイクであり、夏場のライドは生命の危険を感じるほど(笑)冗談抜きで、...

CT125・ハンターカブ

2021年5月に購入したCT125・ハンターカブ。購入から1年半が経過し走行は7,000kmを超えた。通勤や妻との近場のお出かけの足に大活躍している。

ブログを振り返ると、今年はオイル交換やブレーキメンテナンスのほか、チェーン交換、スマホホルダー装着、グリップヒーター装着といった改良を施した。正直、個人的に完成形に近い状態であり、あまり手を加えるイメージがなく、あとは「乗りまくるだけ」。今時の若者言葉を真似れば「控えめに言ってサイコーっす」なバイク。

CT125・ハンターカブ 冬支度〜実行編〜
前回の「冬支度〜考察編〜」に続き、いよいよ本題の「実行編」をお届けする。 前回、長ったらしい考察↓を経て、寒さ対策としてハンターカブへグリップヒーターとナックルガードを装着することにした。 グリップヒーター 商品選定 私...

くる年

 R100RSのメンテナンス計画

日々忙しく、なかなか時間を取れないのだけど、2023年は以下のメンテナンスを計画的に実行したい。いずれもDIYでやってみたいと思っているが、欲張って計画倒れにならないよう、時間とお財布事情を踏まえながら必要に応じてプロの力を借りることも視野に入れておく。

フロントサスペンションオーバーホール

フロントサスペンションは、オイルがやや漏れ気味の様子。乗り味に大きく影響するだろうから、スプリング・フォークオイル・シール類の交換にチャレンジしたい。本来の状態が分からないのでなんとも言えないが、現状ではやや踏ん張りが不足してフワフワな印象。

キャブレターオーバーホール・同調作業

せっかくキャブ車に乗っているのだし、構造を学ぶためにもオーバーホール作業をしてみたい。 R100RSのオーナー様から、朝一番の不具合はキャブレターに原因があるかも?とのコメントもいただいたことだし、ぜひトライしたいところ。同調作業にはバキュームゲージが必要だったり、少しハードルが高い印象だけど、より良い状態を目指してみたい。

タペット調整

ボクサーエンジンはタペット調整が容易だと聞く。恥ずかしながら、未経験なのでぜひ挑戦してみたい。

タイヤ交換

現在、中古車両が履いていたダンロップのARROWMAX GT601Fというタイヤを履いている。溝はまだ十分なのだが、何せ製造が2018年の11週となっており、2023年には製造から5年を迎えるため、明らかに硬化が進んでいる印象。ビジュアル的にメッツラーのレザーテックを希望するのだが、どうも適合するサイズの在庫を見つけられない。他にはブリヂストンのBATTLAX BT46あたりだろうか。

シート周りのガタピシ音対策

色々と対策を講じてみたものの、やはりシート周りからのガタピシ音が解消されず、後ろを走る妻から「すごい音がする」と言われたくらい。暇な時間を見つけて解消を目指してみよう。

総じて、危機的と言えるほどの課題はないものの、中古で10万キロ超の車両を手に入れた身としては「新車時の性能や乗り味はどうだった?」という点がとても気になるため、リフレッシュメンテを中心に手がけていきたい。お財布にゆとりがあれば、プロにフルオーバーホールでもお願いするんだけどなぁ。

カラダメンテナンス

ここのところものすごく運動不足だと感じる。iPhoneの歩数計では日々3,000歩未満。たまの週末もバイクに乗って出かけていては、運動不足になるのも当然だ。仕事はデスクワークで一日中座りっぱなし。「座りっぱなしは寿命を縮める」なんて記事を目にすると暗い気持ちになる。

ジョギングなんて目標は嘘になるから掲げないけど、ウォーキングや子どもとの公園でのキャッチボールやかけっこなど、意識的にというより「計画的」に取り組みたいと思っている。

また、体の柔軟性が年々低下しているので、寝る前のストレッチを習慣にしたいと思っている。先日、キャンプの設営でしゃがんだ姿勢を続けていると背筋に激痛が走って、それを引き金に腰痛が生じた。その後、数日辛い思いをした。ほとんど体を動かさない日常で、ストレッチでもしなけりゃ体はガチガチに硬くなって当然だ。心(思考)も体もしなやかな中年男性を目指したい。

健康を維持できれば、大好きなバイクに一年でも長く乗れるだろうから。

まとめ

いつも、新年を迎えるときに「あれもしたい」「これもしたい」と思いを巡らせ、毎日を丁寧に、繊細に暮らしたいと欲張った理想を抱いてしまうのだけど、始まってしまえば新年もクソもなくて、なんの変哲もない日常を漫然と過ごしがちだ。でも、日々の暮らしってそんなものだと思う。だから、2023年は欲張らずに、働くときにしっかり働き、遊ぶときに存分に遊ぶという極めてシンプルな理想を掲げて過ごしたい。

2018年に始めた当ブログ。開設から5年目を迎える2023年、細々とながらも継続していきたいと思う。

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