CT125・ハンターカブ スパークプラグ交換

HONDA CT125・ハンターカブ
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2023年最初の記事は、CT125・ハンターカブのスパークプラグ交換について書こうと思う。

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突然のエンスト

年が変わっても相変わらず、主に通勤の足として大活躍しているCT125・ハンターカブ。

先日、寒い通勤の最中に交差点の先頭で右折待ちから発進しようとスロットルを回したところ、まさかのエンスト。突然の出来事に、かなり焦ってしまった。今思えば、すぐにセルでエンジンスタートすればよかったのだが、咄嗟に退避しようとギアがローに入ったまま押そうとしてしまった。すぐにギアをニュートラルに入れ直して交差点から退避し、後続に大きな迷惑をかけることなく済んだものの、突然の出来事に狼狽えてしまった。

いまだにエンストの原因ははっきりしないが、購入から1年8ヵ月が経ち、走行距離は7,000kmを超えたところで、プラグを交換することにしてみた。まさか7,000kmやそこらで純正のプラグがダメになるなんて考えにくいが、デンソーやNGKのホームページによれば、二輪車の標準プラグは3,000〜5,000kmごとの交換がお勧めされているし、それほど高いものでもないからそろそろ交換しても良い頃だろう。

もともと速くない(遅い)CT125・ハンターカブは、プラグ交換くらいで劇的に変化することはないはずだから標準プラグでも良かったのだが、Youtubeやブログ界隈で評判なことや標準プラグよりも長寿命(8,000〜10,000kmで交換推奨)という点に魅力を感じて、NGKのMotoDXプラグを選択してみた。

熱価は6〜7を選ぶと良いらしく、長距離主体の場合や高回転を多用するような場合に「7」を選ぶようで、通勤主体の私はノーマルと同じ「6」を選んだ。

交換作業

交換作業は改めて書くまでもないが、プラグコードを引き抜き、新旧のプラグを16mmのレンチで交換し、再びプラグコードを装着するだけなのでとても簡単。ブログでは、古いプラグを取り外す前にエンジン内部に異物が混入しないようエアブローをする人やネジ山にグリスを塗布する人、プラグコードに接点復活剤を吹き付ける人など、さまざまなポイントがあるようだ。

私は、上記の対策を一切講じることなく、5分で交換を終えた。

ハンターカブの場合、ディープソケットがなくても作業はできるが、適正な作業のためにはディープソケットはあった方が良い。私は、KTCの工具が好みで少しずつ揃えているところ。今回、こちらをゲットした。

スパークプラグの新旧比較。古いほうも汚れてはいるものの目に見えて劣化(消耗)している様子もない。以前、PCX125では走行距離が20,000kmを超えてからスパークプラグを交換したが、その時と見た目の様子は大きく変わらない。

交換後の印象。

交換後、印象的だったのはエンジン始動がスムーズになった点。キュルンと一発で始動するようになった。ここ最近、朝一番の始動はキュルキュルンという感じだったので、グリップヒーターも使うしバッテリーを酷使しているのかな?と思っていたが、スパークプラグも始動性悪化の一因だったのかもしれない。

交換から数日、通勤で走っているが、正直なところ走った感じは「加速が良くなった」とか「トルク感が増した」といったプラシーボ的な効果も含めて、何も感じない(笑)。ただ、スパークプラグ交換後は冒頭で触れた「突然のエンスト」が一切生じていないので、効果があったのかもしれない。

今回、私はMoto DXを選んでみたが、標準プラグの2倍以上の価格に対して寿命が2倍以上になるものでもなく、走行性能が体感的に変化する訳でもないので、正直なところ標準プラグを選んでも全く問題ないと思う。一方で、CT125・ハンターカブ界隈では評判のプラグだし、価格が2倍以上と言っても安いものだから、試してみても後悔はないでしょう。

 

 

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