2022年6月29日水曜日

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ガチホを貫く理由は、ブル相場を逃さずに済むから。

株式投資で儲けるには、
「安く買って高く売れば」
済むだけの話で、
聞く分には簡単そうに聞こえる。
でも、いざやってみると、
全然簡単じゃない。
そんで、藁にもすがもうとして、
投資情報商材の餌食となる。

まずはガチホの欠点。
損切りしないので、しょうもない銘柄を
永遠と保有する羽目になる。

10年以上保有した挙句、
自己破産で上場廃止になるか、
二束三文で買い叩かれて買収
されて終わり。
はい、経験で語っています。

特に、米国企業の場合、
CEOの才能が業績に表れやすいので、
CEO交代による業績のブレは結構大きい。
良い面でもあり、悪い面でもある。

具体例で言えば、ノベル。
NetWareのソフトで有名だったソフト会社。
業績低迷で雇われたエリック・シュミット氏が
ノベルのCEOをしていたときは、
ノベルの業績回復が鮮明だったんだけど、
某氏がグーグルCEOに移籍した途端、
ノベルの業績はガタ落ち。
しまいには、買収されて終わり。
アドビ、イントゥイットのように
ドットコム・バブルを生き残れなかったソフト会社。

ガチホが有効なのは、
長期では右肩上がりの銘柄に対して。
そんな銘柄あるんかい?と怒られそうだけど、
米国株指数ETFは、今のところ、
それに該当する。今のところだけど、くどいが。

ガチホは、投資タイミングを推し量る必要がないこと。
いずれ、長期では上昇するんでしょ。
って思っている人の投資のやりかた。

いつも、市場の動向を気にして、
買いだの、売りだの、を判断しない。
逆に言えば、ブルだろうがベアだろうが、
保有するし、買い増しする。
あとは、時々やって来るブル相場に乗っかれば、
過去投資分の含み益が持たされる。

欲をかいて、ブル相場だけ
乗っかかろうと思うから、痛い勉強代を払わされる。
ベア相場の落ち込み位、長期ではいずれ、
消されるだろう、と思うぐらいじゃないと。

これが簡単なようで、一番ムズイ。
ガチホしていると、投資している気になれない。
世間の株式投資とはイメージが全く異なる。
それに気づけるか、気づけないか、
の差は結構大きい、と俺は思っている。

リーマン以降の10年以上の米国株上昇は凄かったんだがね。
これに乗り遅れずに済んだ俺はラッキーだと思っている。
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