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男の子3人の母

子育て・学校サポーター

 

マザーズコーチ認定マスター講座講師

モンテッソーリ教師

Mama Café認定ファシリテーター兼育成講師

大本一枝です。

 

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以前、ブログでもご紹介した、選択理論心理学を使ったDV加害者厚生プログラム。

このプログラムを行っていらっしゃる、ＮＰＯ法人 女性 ・ 人権支援センター​ ステップ理事長の栗原加代美さんの書籍が先日発売になり、読みました！

 

 

 

 

女性・人権センターステップは元々はDVを受けて逃げてきた女性のためのシェルターや電話相談を中心にされていたそうです。

相談を受けても「逃げてください」としか言えないこと、逃げても、離婚しても、居どころを探し出して殺されてしまった事件があるなど、逃げても平穏な日々が送れない現状がある中で、なんとか他に方法はないかと考えられ、加害者の更生プログラムを始められたそうです。

 

DV加害者の多くは、自分がDVを行っているという自覚がなく、

「DVをやっている人は変わらない」

と一般的に言われるのは、本人が気づいてないから、そしてやめ方がわからないからだとおっしゃいます。

 

本人が自覚し、変わりたいと思えば、変わることはできると断言されています。

実際にこの10年、ステップのプログラムを受講された方の8割がDVをやめることができているそうです。

実際にやめられた方の記事を以前、ブログで紹介しました。

 

 

 

この本では、

DVとはどういうものか？

更生プログラムではどのようなことをするのか？

良い夫婦関係を築く方法

などを具体例を交えて、わかりやすく書いてくださっています。

 

 

内容で印象に残ったものの一つが、

 

加害者がDV行為をやめるには

「自分の欲求は自分で満たすこと、つまり、自立をすること」

これがDV解決の絶対条件です。

 

というくだりです。

 

「自立できていない人が結婚すると、自分の基本的欲求を相手に満たしてもらおうと相手に依存するものの、それが叶わないことで、怒りが生じ、DVが起こる」

 

と書いてあります。

 

 

選択理論心理学では、

自分の行動は全て自分の選択であり、

自分の生き方を自分で選択できる、

幸せを選び取ることができる存在と考えます。

そして、

「他人の欲求充足の邪魔をしないで、自分の欲求充足をすること」＝幸せは、自分の責任

であると考えます。

 

 

「自立」とはどういうことか。

 

 

さまざまな考え方があると思いますが、

 

自分の欲求を自分で満たすこと

自分の手で自分を幸せにできること

 

というのはとても腑に落ちました。

 

みなさんにとって「自立」はどういうことですか？

 

 

 

DVについて詳しく学べるとともに、

選択理論心理学についてもわかりやすく学べる

内容になっていますので、よかったら読んでみてくださいね。

 

 

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